コロナ大したことない論者の言い分3「週刊現代や永江一石氏を参考にしすぎて反省しているが、まだ若干、一理ある点もあると思う次第である」

どうも、「ホントのメディア」~自由人のための起業・フリーランス・副業塾~運営者の武信です。(No841)

コロナの問題について、僕はたくさんの記事を書いてきました。

で、「コロナ大したことない論者」として、筆頭格の永江一石氏、ホリエモン、N国党の立花さん、小林よしのり氏、週刊現代などが該当すると言いました。

また、「コロナ大したことない論者」の行きつく先は「集団免役・自粛解禁・経済優先」だとも述べました。

僕は、「コロナ大したことない論者」の言い分にも若干、一理あると途中から思い始め(つまり、「日本や東アジア限定で大したことない説」「日本人が新型コロナの免役を既に持っている説」)、週刊現代などの文章を参考にして、まとめてきました。

ですが、どうやら週刊現代については3週分くらいの記事で、誤りがあり、永江一石氏も自分の自説を途中から微妙に変えているようなのです。

今回はそのことについて、集中的にまとめましたので、興味がある人は続きをお読みください。

1 抗体検査の結果が出た。

以下の記事を貼ります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b08af15b85b075bca6e62fb73d2f3a95be7ef9ec

新型コロナ抗体保有率、東京0・10%、大阪0・17% 厚労省調査 というタイトルです。

一部、引用します。

厚生労働省は16日、東京都約2千人の抗体保有率を調査した結果、0・10%に陽性反応が確認されたと発表した。

約3千人を調査した大阪府では0・17%、宮城県では0・03%で陽性反応があった。以上、ここまで。

この調査の結果として、以下のツイートが続々とつぶやかれ、僕はリツイートしました。

Filet o fishさん。

「厚生労働省は16日、 東京都の約2千人の抗体保有率を調査した結果、 0.1%に陽性反応があったと発表した。

>> 出た! 0.1%!

東京都の人口が約1395万人だから推定感染者数は約14千人

厚労省発表(14日)の東京都の累計感染者数は5,544人だから約2.5倍程度

意外に少なかったな。 ほっ。」以上、ここまで。

ひろゆき。

「新型コロナウイルスの抗体検査で、ドイツやアメリカの大規模調査では、抗体保有率が14%とか高く出ていたので、死者もそれなりの数になっているのですが、東京が0.1%だとすると、日本は第一波すら来ていないのかも。 第一波が来ないうちに来年のワクチン普及まで逃げ切れれば御の字。」以上、ここまで。

この抗体検査の現実・データを突きつけられると、僕がこれまで、いかに週刊現代の主張にそれなりに惑わされていたのか?を実感します。

僕が週刊現代や永江一石氏らの主張にそれなりに右往左往させられた点を詳しく書きましたので、続きをお読みください。

2 週刊現代の主張のどこが誤っていたか?

週刊現代の主張として以下があります。

コロナ大したことない論者の言い分2「緊急事態宣言全面解除時点でのコロナ予測」から、引用します。

週刊現代(2020年5月16日号)

上昌広氏の主張。

1 公式発表の約1万5000人超の感染者の500倍以上にあたる、760万人超が既に感染済み。

根拠1

4月21日の慶應大学病院の調査発表。

持病の治療などで来院した患者67人に、PCR検査を行ったら、このうち4人(約6%)が陽性でした。

問題点。サンプル数が少なすぎます。

根拠2

4月30日のナビタスクリニックでの調査発表。

20〜80代の男女202人に、抗体検査を行い、5.9%が抗体を持っていました。

日本全体では、約6%が感染しているとしたら、約760万人が感染しているということになります。

この760万人超の感染者の大半(8割)は、重症化もせず、自分では感染したことすら気づかなかったということです。

日本より人口の少ないイタリアやイギリスでは、2万8000人以上死亡。

日本の死者数は566人(5月6日時点)、韓国は254人、発生源の中国は4637人

東アジアでの死亡者が少ない理由として、「新型コロナの免役を持っている人が多いから」という説があります。

日本の死者566人で、発表されている感染者数から致死率は約3.7%になりますが、本当の感染者が760万人いたとすると、日本での致死率は0.007%になります。

02年から流行したSARSの致死率は約10%、毎年流行するインフルエンザの致死率は0.1%なので、新型コロナに過剰に怯える必要がなくなります。

減らすべきは死者数であり、そのための手段として、「緊急事態宣言」「外出自粛」「営業自粛」なのです。

本当の目的と、そもそもの前提が違えば、取るべき手段は変わります。詳しくは雑誌で。以上、ここまで。

週刊現代は、第二波が仮に来た際、集団免役作戦を取っておかないと、悲惨なことになると訴えています。

なぜなら、1918年のスペイン風邪のときは、第一波が大きければ、第二波の被害が小さくなったと報告されており、第一波が今回の自粛のせいで小さくなったとしたら、第二波の被害は大きくなるからです。

だからこそ、集団免役作戦を取り、多くを感染させ、第二波の被害を小さくすべきだと説いたのです。

さらに週刊現代はコロナの致死率は仮に760万人超が感染済みなら0.007%であり、深刻なダメージはないと考えているようです。

また、僕の記事中に、獲得免役自然免役の話をしており、抗体ができる獲得免役だけに目を向けていては真実が分からず、自然免疫という、「そもそもコロナに罹りにくいという説」も考える必要があるかもしれないと述べました。

最初は永江一石氏は、抗体を持っている説を唱えていたような気がしますが、途中から自然免疫説、つまり「コロナに罹りにくい」に変わったのですかねー。

永江氏のツイート(2020年5月23日)は以下。

「専門家じゃないから軽く言えるけど、おさらいしておきます。

永江理論は

○日本人の大半は欧米よりずっと自然免疫がある

○自然免疫があっても高い濃度のウィルスを浴びると感染する

○すでにかかるべき人は感染して抗体持ち

○後に残ったわずかな人と院内感染のみ

だからこれほど急激に終息した」 以上、ここまで。

永江氏はすでにかかるべき人は感染して抗体持ちだと言っていますが、東京で0.10%という数字を見て、本当にそう言えるのでしょうかね。

永江理論をもっと具体化すると、99%以上の人には自然免疫があり、すでにかかるべき人は感染して抗体持ちだがそれは、0.1%ぐらいの人であるとなりますが、これ正しいのですかねー。

この理論にならないと、終息なんてしませんよ。

都内だけで、約1万4000人の感染者がいたという、ざっくりした計算になりますが、この人達だけが本来罹るべき人達だったのでしょうか?

僕の考えは、実はちょっと違っていて、後で述べることにします。

ですが、永江理論の可能性もゼロではないと言っておきます。

また、週刊現代の主張に戻ります。

週刊現代では、弱毒性のS型(初期で、弱い)と、K型(S型の次に流行ったやつで、日本で流行したと推測される)、G型(欧米で流行っている重いやつ)の3種類があるといい、K型の免役を持っていると、G型にはかかりづらくなるそうです。(S型だと、逆に、G型にかかりやすくなります)

欧米はS型は流行しましたが、K型は流入を阻止したため入らず、逆に、G型を漫延させてしまったようです。

日本ではそもそもS型にせよ、K型にせよ、ほとんど罹っていなかったわけですから、この説も間違いであると言えます。

さらに、2020年6月13・20日号の週刊現代では、以下のような主張をしていました。

以下の僕の記事から、引用・まとめをします。

究極の2択とは?「コロナ問題において、日本政府が下した決断とは?」というタイトルです。

コロナ撲滅はかなり難易度の高い行いの根拠として、「完璧な殺菌・消毒が難しい説」です。

具体的な感染源は、トイレ(トイレットペーパー、便器の蓋、電気のスイッチ含む)、ペットの体内ダンボールなどの紙類の上(宅配便の荷物の表面)、ドアノブプラスチックマスクの使い回しも危険(マスクの外側)、家の中(枕、電話機、机、リモコンなど)、オフィス内(机や電話、パソコンのキーボード、筆記用具、名刺など)、街中(エスカレーターの手すり、エレベーターのボタン、ドアノブ、料理店のメニューや醤油、ソースの容器、電車やバスの吊り革)、衣料品店コンビニ紙幣や硬貨銭湯や温泉やジム(ロッカーや入り口の取っ手)、病院夜の街などが該当します。

さらに、記事では衝撃的にも、他のあらゆるモノまでが感染源になると書かれており、これら全てで対策を徹底的にするのはもはや無理だと思われます。以上、ここまで。

実は、この説も以下の記事で間違いだと判明したようなのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d736e7a16fbdcb633722ef20a1868296a6e0f24

日本人は知らない…中国の「990万人コロナ検査」で見えたヤバい事実 というタイトルです。

以下、引用・まとめをします。

中国の武漢で20日間で、PCR検査を990万人に行いました。

分かったことは以下です。

990万人のなかで無症状感染者は300人でした。

この300人と濃厚接触があったと考えられる人々を追跡していて、その数は1174人でした。

そして、無症状感染者の生活に入り込み、ウイルスがどのように周りに広がっているのか、徹底して調べました。

サンプルの対象はマスク、コップ、歯ブラシ、スマートフォン、床、家具、ドアノブ、トイレ、排水溝といった身の回りの品から、感染者が利用するエレベーターのボタン、共有スペースに置かれた物や通路からも採られました。

検査されたサンプルは3343にも及びましが、驚いたことにそのすべてが「陰性」と判断されました。

また、これとは別に武漢市疾病コントロールセンター(CDC)は都市を対象とした調査も実行。

水道水、生活汚水、タクシー、路線バス、地下鉄の駅や車輛、ショッピングモール、レストラン、公園などを無作為に選びサンプルを収集し検査しました。

一部ペットも検査対象となりサンプル数は2314にも及びました。

ですが、これも同じようにすべてが「陰性」と判明しました。以上、ここまで。

週刊現代の主張とは真逆の結果です。

週刊現代は、「1 抗体の潜在患者を大きく間違えた」「2 S型、K型、G型説も間違えていた」「3 完全な殺菌・消毒困難説も間違えていた」、という3つの大きな間違いを犯していました。

ですが、僕はこの3つをある程度、参考にしてしまいました。

その理由を以下に詳しく書きます。

3 僕が週刊現代を参考にしてしまった理由。

僕が週刊現代を参考にして、皆さんに紹介してしまった理由は以下になります。

a 論理とデータがある程度、しっかりしており、文章の魅せ方が上手かった。

つまり、ここから言えることは「プレゼンや文章がいくら上手いからといって、コンテンツの内容まで正しいか?は別物だ」と言うことです。

また、以下のことも言えます。

b  「そもそも、前提が間違っていたら、その後の仮説の論理やデータ実証がいかに優れていても、確証バイアスにより、間違った主張が強化される」

つまり、今回のコロナ問題の大前提として、週刊現代も僕も嵌っていた罠があります。

それは「コロナはある程度の感染力がある」という説です。

ある程度の感染力があるなら、それなりに多くの人が罹っていないとおかしいという理屈が生まれます。

そこから抗体を既に持っている説が生まれますし、S型K型G型説も生まれます。

しかし、実はコロナはそこまで感染力がなく、特殊な状況下での感染力が強い(濃厚接触など)ということだったのでしょう。

ですが、ここでこの僕の仮説にも異論を唱えることができます。

自然免疫説です。

永江一石氏はこの主張が「最後の砦」となるでしょう。

99%以上の日本人に自然免疫が備わっているからこそ、感染拡大せず、終息したということです。

この「99%以上の日本人に自然免疫がある説」に僕は完全に反論はできませんが、もしこれが誤りであるなら、感染拡大させなかった要因として文化的理由(濃厚接触しない&マスク文化など)が考えられるでしょう。

そして、文化的理由がファクターXであるなら、このまま日本ではそこまで感染拡大せず、第二波も来ない可能性があるといえます。

なぜなら、今のままでも文化的理由により、感染拡大が抑えられており(抗体検査の結果)、このままある程度、継続していく見込みだと思われるからです。

もちろん、もっと自粛解禁をしたら、感染拡大する懸念は消せませんが。

自然免疫のせいなのか、文化的理由なのか不明ですが、第二波が結果的には来にくいのです。

ですが、この要因を取り違えるとマズイことになります。

自然免疫が本来ならそこまでないのに、マスクを軽視したり、規律が緩んだら、あっという間に感染拡大です。

それにしても、前提の相違により、自説の方向性がまったく変わってしまいます。

「地動説と天動説みたいなもの」です。

宇宙の中心は太陽であり、地球はほかの惑星とともに太陽の周りを自転しながら公転しているという学説である地動説と、宇宙の中心は地球であるとする天動説(地球中心説)では、前提が違いますし、それなりにもっともらしい学説が作れてしまうのです。

僕たちは、前提の違いにより、容易に主張の方向性が変わり、しかも1回決めた自説を補強する説ばかり集める確証バイアスにはまりやすいですし、前提だけが違うだけなので、「論理的にはもっともらしい説が出来上がる」という点に気をつけないといけないのです。

ではこの辺で。(6106文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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