どうも、武信です。(No806)
過去記事です。
タレントは、芸能界では、芸能事務所が管理し、売り出しています。
しかし、この「芸能事務所のネット版がどうやら存在するらしい」という話を聞きつけたので、今回、仮説として紹介したいと思います。
具体例は、マナブさんというブロガー&YouTuberを取り上げますが、あくまで仮説という点から、読んでください。
ある人の指摘が間違っているか、またはマナブさんには該当しない可能性もある上で、お読みください。
1 作家の世界。
作家の世界は基本的に、以下のようになっていると思います。
例えば、東野圭吾でいえば、デビューしてから、編集者の力をある程度は借りてても、ブレイクするまでは、ほぼ自力で頑張ると思われます。
そして、ブレイクする芽が見え始めたら、ようやく出版社も本格的な投資を開始し、編集者も総出し、その後、ゴーストライターを使うこともできるのです。
また、小説の場合は売れたら、リターンが大きいことも、投資をする理由です。
これは、プロデュースや投資業なら、常識の知識です。
プロデュースの場合、ブレイクする兆しがでてきて始めて、会社も労力を注ぐのです。
それまでは、作家は自力で、ほぼ全部書いていると思われます。
2 マナブさんの場合。
マナブさんというタイのバンコク住みのブロガー&YouTuberがいます。
ブログやYouTubeや有料商材(プログラミング、ブログ教材など)などで稼いでいます。
以下の記事を貼ります。
https://www.tsuzukiblog.org/blog-affiliate-three-samples/
【事例つき】ブログアフィリエイトの見本サイト3選【稼げる分析方法】というタイトルです。
この記事によれば、マナブさんのブログの全記事数1176記事となっています。(2019年当時?)
月間収益は1370万5518円。
2013年からブログを運営しています。
以下の記事も貼ります。
「ブログで成果が出るまでの期間は「100記事」です【ざっくり5ヶ月】」というタイトルです。
2019年6月17日に、現在のマナブログは月間200万PVであり、3年前だと、月間25000PVだとツイートしています。
マナブさんがブレイクした時期はだいたい、2017年ごろでしょうか。
2013年から始めて、3年かけても大して伸びず、2017年からようやくブレイクしたとしたら、記事数は相当書いていることになります。
で、僕は、「マナブさんは自力でブログ記事を書いているはずだ!」と述べたら、以下のような意見をもらいました。
チームを組んだり、会社などでプロデュース業をやっており、最初3年間くらい契約して、「こういうタレントとして売り出しますよ!」と約束し、マナブさんを売り出します。
で、マナブさんはほぼ何もせず、キャラを立てることだけをし、「ブログ記事は他の誰かが書いた!」と言うのです。
2017年4月までの、マナブさんの特徴であるブログ毎日更新を開始していない月までのブログ記事数は、約246記事(少し数え間違えている可能性もあり)です。
その後、ほぼ毎日ブログ更新をし、1176記事まで上げています。
で、ある人の意見だと、プロデューサーか、裏で操る人がいて、マナブさんをプロデュースし、マナブさんのデビュー時から、例えば3年契約をし、記事をマナブさんじゃないプロに書かせ、報酬割合も契約しているといいます。
しかし、僕は疑問に思うのです。
マナブさんは、正直に言いますが、プロデューサー側からしたら、タレントみたいではなく、「どれだけ受けるか、人気になるか、未知数の人材」だと思います。
つまり、プロデューサー受けが悪いわけであり、それならば、プロデューサー側のタレントのポートフォリオとしても、最下位ぐらいの位置だと思われ、そうなると、投資期間や金額や労力がかなり少なくなると思われます。
それで、約246記事まで、「代わりに書いてあげる人がいるのか?」疑問なのです。
そして、その後の怒涛の毎日プログ記事更新(鬼作業)により、ようやく芽が出始めたのですが、それまでの約246記事(2013年の3月から、2017年の4月まで)を投資するかどうか?が疑問なのです。
ほとんどのブロガーって、基本的には「最初は自力でやる」と僕は思っています。
さらに、タレントのように、プロデューサーがいて、売り出すパターンは、ブログ界ではリターンの見込みが弱く、投資対象として割にあいません。
売れっ子ブロガーでも、月収100万いけばいいほうです。
マナブさんのような特殊な月収1000万ブロガーなんて、ほぼいません。
そういう月収100万のブロガーを生み出すための投資業・プロデューサー業なんてあるのか?疑問符なのです。
また、マナブさんは出版社と契約直前までいきましたが、結局、破棄になりました。(出版界ではよくあることだそうで、約束や持ちかけなど意味ないのです)
マナブさんは現在、これだけの実績を挙げていながら、本の出版まで至っていません。
プロデューサーが仮にいるなら、本の出版なんてたやすくないでしょうか?
と書いていたら、今は結局、マナブさんは本を出版しています。
加えて、マナブさんはYouTubeでも活躍しています。
マナブさんは初期の頃は、話す力が弱かったですが、今ではそこそこのレベルになっています。
マナブさんのYouTubeは自力でやっていますよね?(動画編集は別です)
YouTubeでの話術は自力でやっているのに、なぜ、ブログだけ、最初は自力じゃなく、他人のプロがやってくれるのでしょうか?
普通に考えたら、初期の頃はマナブさんは全部、自力でやっており、「ブレイクし始めた頃から、他人のプロが関わる」というのが王道だと思います。
作家の世界はそうなっています。
そして、作家の世界は売れたら、リターンがとてつもなく大きいからこそ、そこまで投資するのです。
しかし、ブロガーの世界は一般的に見て、リターンが月収100万程度であり、割に合いません。
だからこそ、「自力で頑張るのが基本の世界」だと僕は思っています。
ですが、ある人の主張によると、最初からインフルエンサーなどを作り上げる会社があるようなのです。
その会社はプロデュースして、素人などを計画的に作り上げます。
ですが、マナブさんの場合、最初の3年間は約246記事しか書いておらず、その3年の間、毎日の鬼更新ではなく、散発的な更新状態だったので、僕の予想では計画的に作り上げられたとはとても思えません。
しかし、2017年の途中から、毎日ブログの鬼更新を始めたというのもおかしな話で、しかも、僕はマナブさんのブログをその頃、注目し始めたこともあり、そのタイミングで、計画的に作り上げる会社が、「マナブさんに声をかけた」という可能性は少しはありえそうです。
急に、鬼更新というのも、なんか作為を感じますし。
考えられるのが、鬼更新の時期から、マナブさんと他の誰かのタッグで、ブログ記事を量産した説です。
急に、生産性が爆増したわけですから、他人も加わったという説も一理あります。
この、計画的にインフルエンサーを作り上げる話が事実であれば、素人の個人ブロガーはとてもじゃないですが、太刀打ちできないということになりそうです。
そして、計画的にインフルエンサーを作り上げる会社は大手ではなく、ベンチャーらしいので、「本の出版ができなかったのは力がなかった」と、ある人は言います。(何回も繰り返しますが、今は本を出版しています)
ちなみに、僕の話になりますが、今までの800記事以上のブログ更新は、全部、自分で書きました。
3 マナブさんの資産1億円について。
マナブさんは「1億円を投資する」と言っています。
さて、マナブさんのブログによると、以下の年収になります。
2016年は、年収150万くらい。
2017年は、年収1800万くらい。
2018年は、年収3300万くらい。
2019年は、年収9000万くらいかな、という感じです。以上、ここまで。
税金は、年収2000万以上だと、だいたい55%ぐらいひかれます。
しかし、収入は2017年から計算すると、1億4100万になりますが、だいたい経費で3分の1ぐらい引かれるとしたら、9400万ぐらいになり、そこに税率半分がかかるとすると、4700万になります。
「全額1億円を投資する」と言っていますが、4700万円ぐらいしかない気がするのですが。
あとは、生活費が毎月5万〜7万ぐらいかかるので、さらに資産額が減ります。
「まぁ、これはある人の主張であり、僕はどこまで本当なのか?」は判断がつきません。
「こういう仮説や推測もありえる」、という感覚ぐらいで読んでもらえたら、と思います。
大成功したブロガーが、仮に、計画的に作られているとしたなら、素人ブロガーが自力で稼ぐのはかなり大変な道だと言えそうです。
ではこの辺で。(3882文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。