どうも、「ホントのメディア」~自由人のための起業・フリーランス・副業塾~運営者の武信です。(No772)
話が通じない、ある人に何を言っても理解してもらえないことってありませんか?
この話が通じない人たちの分析と、対処法を今回の記事では書いていきたいと思います。
話が通じなくて困った経験がある人は、参考にしてみてください。
興味がある人は続きをどうぞ。
1 西内啓さんのツイート。
まず、西内啓さんのツイートを貼ります。
「先進国において人間何言っても自由だと思うんですけど、少なくとも人から喜怒哀楽何かしらの感情的な反応もらうための言動に対して意図せざる反応が返ってきた時、自分を立場やロジックで正当化するんじゃなくて、受け手の理解が足りなかったか自分の表現が下手くそだったかって点を反省した方がいい。」 以上、ここまで。
つまり、話が通じなかったときは、僕たちが話し下手だったか、または相手の理解力不足か、どちらかが原因ということですね。
さて、話が通じなかったときって、だいたい2パターンありますね。
1 自分の話し方が下手で、説明不足などで相手が理解できなかった時。
2 相手が理解力不足、背景知識不足などで理解できなかった時。
どちらのパターンで、相手に話が通じなかったか、確かめる必要がありそうです。
僕の場合、話し方はだいたい上手いと思うので、相手に話が通じない場合はたいてい、相手が理解力不足のときですね。
僕が分かりやすく話をしたのに、相手は理解できないといい、ダメな奴?みたいな烙印を押してきたことがありますが、「それ、あなたの理解力不足だよ」と思いました。
そして、その人は話し方も下手なのに、僕が理解できなかったときも、ダメな奴?みたいな烙印を押してきました。
僕は理解力はかなり高い方なので、僕が理解できなかった、通じてなかったとしたら、その人の話し方はかなり下手だったんでしょうね。
実際、他の人も理解できてなかったようなので、僕の理解力不足だけが原因ではないです。
まず、相手に話が通じなかった場合、「自分が悪いのか、相手が悪いのか」は確認しておきましょう。
2 具体的な話が通じなかった事例。
「経験してからモノを言え」という人がいます。
経験してない人の言うことは説得力がないんだそうです。
ですが、それならばノンフィクションライターは絶滅します。
取材で調べて書くだけですからね。
「経験してからモノを言え」論者は時々言います。
「上司は社員のことが何も分かってない」「政治家や経営者は何も分かってない」と。
しかし、それならば上司や政治家や経営者側からも反論が来ます。
「上司や政治家や経営者になって、経験してからモノを言え」と。
結局、「経験してからモノを言え」論者は、自分の都合の良いように説得していいたいだけなのです。
自分が経験したことを全てだと思い、絶対視します。
経験してない人のことは軽視します。
しかし、世の中の全てを経験できる人なんてこの世にはいませんから、ブーメランのように論理的には返ってきます。
調べたり、伝聞だったり、勉強したことは語っちゃいけないらしいです。
FXは僕はいろいろ見聞きしています。
manabuさんは今、悪戦苦闘中です。
FXはハイリスク、ハイリターンの世界なのです。
でも、FXについて僕は語っちゃいけないようです。(ネットの世界の人に言われました)
なぜなら、僕はFXに手を出してないからです。
しかし、経験したことだけが全てなら世の中、経験できることは限られていますから、その人が語れることは「その分野だけ」になります。
しかし、イノベーションは異分野の融合によってよく生まれます。
経験者や専門家のみの狭い世界より、他分野との接触から新しいモノが生まれます。
だから「経験者以外、語るな」論の人は新しい発想が生まれるチャンスを逃しています。ちっぽけなプライドとともに。
だいたい、できる人ほど人の話を一応、かなり聞きます。何かのアイデア発想のネタになるかもしれないからです。
専門外の人の意見だろうが、何かの足しになるかもしれません。
僕たちは、意思決定やプロダクトの際は自分の判断で取捨選択しますが、「語らせるぐらいなら別によくね?」と思います。
もちろん、明らかに素人でちんぷんかんぷんなことや的外れのことを連発する人は時間を壮大に奪うので、相手にはしたくありません。
ある程度、的を射た指摘ならありがたいです。
まぁ実力のない人の意見の精度は低いから、9割は的外れだけども、1割の意見を参考にするということになります。
あと、僕の場合、営業にせよ、FXにせよ、恋愛にせよ、一応、専門家や一流の人の本などを参考にしていて伝聞で話します。(FXは現在、挑戦中のmanabuさんの伝聞ですが)
これはそこらへんの少し経験した人よりは実は伝聞だけど、貴重な意見だったりするわけです。
なぜなら、伝聞の基は壮大な経験者や専門家だからです。
さらに、政治家だって経営者だって、全ての職業や世の中のことを経験できません。
「経験してからモノを言え」が成り立つのだとしたら、そもそも政治家や経営者の職業が成り立ちません。医者も成り立ちません。
全ての病気を医者が経験できるわけがないのです。
「経験してからモノを言え」「経験してない人の言うことは説得力がない」は論理がほぼ破綻しているのです。
そして、そういう自己矛盾に気づいてないのに、上司や経営者政治家に文句をいいます。(これ、その人、経験してませんよね)
高齢者にも文句を言います。(これも、その人、経験してません)
そして、経験って直接の体験だけじゃなく、疑似体験もあります。
本や小説も映画も疑似体験の一種です。疑似体験でもある程度、参考にはなります。
まぁ、こういう難しい話をしても「経験してからモノを言え」論者は、「結果がすべて」論者と同じで理解できないと予測します。
哲学系がかなり弱いから、理解できないのです。
僕はブログで「結果がすべて論者」に散々、反論をブログで書いても一向に理解されませんでした。
おそらく、哲学的思考がないので、理解できないのです。理解力の限界です。
それと同じで「経験してからモノを言え」論者も、理解できないと感じます。バカの壁ですね。
さて、DaiGoは恋愛を一応、経験しているとはいえ、全てのパターンを経験したわけじゃないでしょう。
だから科学を参考にし、たくさんの人に当てはめて使えるよう、一般化して売り出しました。
「経験してからモノを言え」論者はDaiGoが圧倒的な恋愛をしてないと説得力がないとでも言うのでしょうか?
でも、圧倒的経験をしたのは、ごく一部の恋愛プレーヤーだけです。
あと、その人の経験則が自分たちの特殊性、個別性に適応できるか?も疑問です。
いくら経験者といえども、特殊なサンプル1の経験談を「すごい!自分にも使える」となりますかね?
ネットの人曰く「経験者だから、説得力がある」んだそうです。
サンプル1でも経験してれば、OKだそうです。
さらに、その人は統計学を理解していなく、サンプル数を理解していなく、少ないサンプルでも一般化しても問題ないと考えています。
「経験者は説得力がある、経験してれば正義」なら、高齢者こそ最強です。
生きている年月が違うからです。
だけど、ネットの人は「高齢者は早く死んでくれ」と言います。
自分らの払う税が多すぎるからですね。
また、経営者や政治家のほうが素人よりよほど経験しているんじゃないでしょうか?
別のベクトルや分野という意味の経験ですが。
まぁ、こういう正論をちゃんと説明してもそういう人たちは理解しません。
そもそも理解してれば言わないわけです。
つまり、自分ファースト、ポジショントークであり、自分だけ良ければいいから、「自分が経験していることは絶対で、他者は口を挟むな」ってことなのです。
あと、経験してから分かるというのも遅すぎる場合があります。
死とか病気です。膨大な借金もそうです。
「経験しなければわからない、経験してからモノを言え」論者は、病気や膨大な借金も経験してからじゃないと、苦しさが理解できないんでしょうかね。
普通なら、観察するだけである程度、想像できそうですが。
FXも、僕はあまり手を出したくありません。
確かに経験しないとわからない部分はありますが、たぶん稼げるようになるまでかなりの修行と元手が必要です。
で、manabuさんを観察して、FXってどういうもんなんかな?と分析だけはします。
または、経験者の発言を垂れ流すぐらいにしておきます。
以上、正論や論理的な話をしてきました。
この論理や正論を理解できた人は、話が通じる人です。
理解できないか、しようともしない人はおそらく話が通じない人です。
知能が低い人は難しい話は避けます。
頭に負荷がかかりすぎるので、面倒だからです。
この情報を頭に入れた上で、続きをお読みください。
と書いていたら、以下のツイートにけんすうさんが反応していました。
大野紘也さん。
「経営者をやったことがない人が経営のアドバイスをするよって言うのはなぜ。彼氏彼女がいたことないのに恋愛語るレベルで恥ずかしいと思うんだけど。。。」
けんすうさん。
「大事なのは、どういう人がアドバイスをくれたか、よりも、「その中身の情報を使ったら、経営がうまくいくかどうか」だと思うので、どうでもいい派です。」以上、ここまで。
これほど、僕の言いたいことを的確に分かりやすく表現した例は珍しいでしょう。
要は、経営の経験ない人がかなり調べているマニアックな人だと仮にして、「経営のアドバイスを的確にしていてその話を聞くか?」と、「経営の経験はそれなりに積んでいるけどその会社に当てはまる的確なアドバイスじゃない話を聞くか?」、どちらを選ぶか?ということです。
普通は、頭がいい人なら、前者を選びます。
なぜなら、後者の意見を聞いたら、会社が傾くからです。
もちろん、経験もあり、的確なアドバイスも同時に揃っているなら言うことはありません。
こういう哲学系の話を理解できない人は、けっこういると僕は踏んでいます。
3 世の中、バカが勝つ。
結局「世の中、バカが勝つ」ってこと多いのです。
知識量が多く、正論が言える人より、知識量が少なく、矛盾した論を言う人が勝ちます。
なぜか?皆さんは分かりますか?
バカを相手にしても無駄だと思い、正論側が口を閉ざすからです。
そして、バカは勝った気になります。
で、バカはずっとその態度で生きてきて、周りの人は意見をしなくなり、反論もせず(言っても無駄だと分かるため)、バカは自分はすごいんだと思い込み、傍若無人の無敵の人となります。
韓国の上層部もある意味、バカな側です。正論が通じません。
で、結局は最終的にはバカには正論や論理が通じない、話しても通じないのですから、武力や力でねじ伏せるしかなくなります。
韓国に対しても、もはや話し合いなんて通じない相手です。
バカ相手には最後にはそういう態度になっていくしかないのです。
バカって得だけど、実は周りからは軽蔑されていることが多く、本人だけが幸せな状態です。
バカとの一騎打ちは正論側が負けます(話が通じないため)。
だけど、周りを巻き込めばバカには勝てます。(周りはバカの矛盾に気づくため)
バカを相手にするなら一騎打ちや1対1の説得は避けたほうがよく、周りを上手に巻き込んだほうがいいのです。
正論は通じず、数の力か武力系で押し通すことになります。
理屈、論理はほぼ通じない相手がバカです。
そもそもロジカルシンキングとか論理が通用するのって、頭がいい世界だけです。
頭がいい相手には話が通じるけど、頭が悪い相手(バカ)には論理は通じません。
よって、武力や数の力(周り)で制圧することになります。
バカには強い態度(言葉や論理より)の方が重要なのです。
僕の定義ではバカは「話が通じない人」(特に、論理や正論)です。
4 DaiGoの本からの引用・まとめ。
最後に、DaiGoの本「コミュ障でも5分で増やせる超人脈術」からの引用・まとめをします。
DaiGoが言うには、付き合ってはいけないのは、次のようなタイプだといいます。(面倒くさい人を遠ざけるテクニックは第5章で詳しく書かれています)
1 聞き心地のいい、甘いことばかりを言ってくる人。
2 他人に厳しく、自分に甘い人。
3 論理的な根拠もなく、感情をぶつけるように話す人。
4 頭ごなしに決めつけて、物事を判断する人。
こうした傾向のある人はセルフコントロール能力が低く、同じ時間を過ごすことで、あなたにもマイナスの影響が波及するそうです。以上、ここまで。
今回の僕の記事で触れた「話が通じない人たち」は2と3と4のタイプですね。(1はあまり当てはまってないです)
特に、「論理的な根拠もなく、感情をぶつけるように話す人」は、まさに論理が通じず、正論も通じない人たちです。
さらに「頭ごなしに決めつけて、物事を判断する人」も、論理が通じず、正論が通じない人たちです。
「他人に厳しく、自分に甘い人」も僕の事例で書いた人に当てはまります。
だからこそ、現実・現状を認めず(自分に甘い)、楽観的希望観測を語り、しかも他人を攻撃します(他人に厳しい)。
しかし、「聞き心地のいい、甘いことばかりを言ってくる人」はどういう人なのでしょうかね。
これは他人に厳しいとは矛盾するタイプのような気がしますが。まぁ、詳しくは本で。
さらに引用・まとめをします。
関係を断ち切る基準となる、あなたをディスる人の共通点は、次のとおりです。
1 他人をダシにして笑いを取ろうとする人。
2 がんばっている人のことを冷ややかな目で見る人。
3 ターゲットに定めた人の一挙一動をあげつらい、ネタにする人。
4 うわべでは「がんばれ」と言いつつ、裏では「失敗しそう」などと言う人。
5 「これだから低学歴は…」と他者をレッテル貼りでひとくくりにする人。以上、ここまで。
1は今回の事例の人に完全に当てはまります。2は微妙なところです。
3も当てはまるかな。4は不明です。5も不明です。
「他人をダシにして笑いを取ろうとする人」と「ターゲットに定めた人の一挙一動をあげつら、ネタにする人」が主に該当しそうですね。
基本的にはあまり関わらない方がいい人種と言えそうです。
ではこの辺で。(6174文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。