(2013年度当時の)Amazon飛躍案 PART1

どうも、武信です。(No727)

 

2013年当時に書いた僕の記事を、ほぼ原文のまま、載せます。

 

もう7年も前ですから、当然、未熟ですが、「成長途中の人はこんな文章を書いていたよ」という意味で載せます。

 

さらに、2013年当時の僕のアイデアが「2019年現在、どうなっているか?」についても検証しようと思います。

 

約7500文字以上の長文になったので、興味がある人は続きをお読みください。

 

1 出版業界に変革迫るAmazon一人勝ち戦略。2013年10月11日。

 

当時、ライブドアブログをやっており、そのときに書いたブログをそのまま載せます。2013年だから、7年も前であり、未熟だったときのアイデアでしたが、アイデア自体はセンスがあったはずです。

 

出版業界には激震が走り、Amazonが一人勝ちする戦略を書いてみようと思う。

 

このアイデアは、メールマガジンのビジネスブックマラソンの「グーグル、アップルに負けない著作権法」のある一文を読んで、発想が閃いた。

 

その一文とは、以下の通り。

 

フリーがもたらすという「チープ革命」はまやかしだと僕は思う。

 

IT業界のビジネスモデルは有料課金か、広告による無料サービスの二つしかない。

 

戦略として、いずれを選択するかだけである。

 

この一文から、発想したアイデアを書く。

 

そのアイデアとは、YouTube方式である。

つまり、広告課金であるが、「電子書籍の無料本に広告枠を設ける」ものだ。

 

具体的には、ダウンロードする際、企業のCMを見終えてないと、ダウンロードできない仕組みにする。

無料本の著者は、ダウンロード数に応じて、金が入る。

 

Amazonにとってのメリットは、無料本の著者が増えて、コンテンツの質と量の拡大につながる点だ。

 

Kindle端末を買う誘因になるし、KindleStoreへの訪問を増やすことになる。

 

「無料本の著者と広告主との仲介業」をするのだ。

 

広告主は無料本の好きな著者のスポンサーになる。

 

有料本はスポンサーに逆らいたかったり、気にいられない本を書く人が出す。

 

もしくは、出版社系の本が有料だろう。無料本で食える人が増えていくかもしれない。

 

有料本でも、企業のCMを見たら、値引きすればいい。

 

ブログで、アフィリエイトしたり、NAVERまとめを作成するより、Kindleで無料本で広告が、時代の流れになるかもしれない。

 

無料本で、広告主の商品を宣伝することだってできる。

 

本だから、説得力をつける上手い説明も可能なはずだ。広告主にもおいしい。

 

広告による無料本サービスは世の中を変える。

 

今まで金がなかった人が、教育を受けることが可能になる。

 

本を読めば、勉強になるわけで。参考書の無料本も既に出ている。

 

そして、無料本の著者にも金が入ればメリットだ。企業も学びたい者を無料本で援助することで世の中に貢献できる。

 

だが、一つだけ問題点がある。無料本でとにかく稼ぎたい著者が質の低い本を濫造することだ。

 

これは、レビュー機能で星が低いのを連発されたら、Amazonがペナルティを設ければ解決するはず。

 

いくら無料本でも、そこそこの質の高さは維持しないといけない。

 

広告主にチェックさせるのもあり。もっといい提案がある。

 

次の3つの本の分野に分けるのだ。

1 広告主にチェックされている無料本。

2 広告主にチェックされていない無料本(つまり、従来の本であり、広告課金はない)。

3 有料本。

 

これなら、レビュー機能もAmazonの審査も必要ない。

 

広告主がイメージ悪化を防ぐには広告主にはCMをほぼ見てもらえ、広告主のイメージアップにつながる本の内容の可能性もあり、格安で勉強したい人を応援できる社会的意義がある。

 

無料本の著者には賃金がもらえ、格安で勉強したい者を応援できるメリットがある。

 

有料本に移行したとしても、CMを見てもらったら、割引する選択肢もある。

 

Amazonは電子書籍の利用者を拡大できる可能性が高まる。

 

無料本の質と量の拡大、コンテンツの広まりで、利用者が増えると思われる。

Kindle端末が売れるかもしれない。

 

3方良しのアイデアだが落とし穴はないのだろうか?

 

実はある。

出版業界がまたもや、危機に陥りそうなのだ。

 

出版業界の課金型(本代)のビジネスが危ういのだ。

 

製紙、印刷、流通、宣伝と、何かと費用がかかるのが従来の出版業界。

 

それらの費用を全て削減できるのが、電子書籍だったわけだ。

 

だが、ビジネス書の場合は紙の本の方が優位性が高い(僕の実感)のと、本を読む層が国民の半分であり、その層でも電子書籍端末を買っても割に合うほどの本を読まない点がネックになり、普及しなかった。

 

しかし、質の高い無料本が増えだしたら、どうなるか?

 

広告を見る手間はかかるが格安なのだ。電子書籍に殺到しそうな予感を感じさせる。

 

何しろ、本屋の利点は立ち読みだったのだが、無料になれば立ち読みと同じ効果。

 

本屋に行く必要さえなくなる。本の質に満足しなくても、無料なのだから、損失がほぼない。

 

これは出版業界の課金型システムをぶち壊す可能性の高い、破壊型ビジネスアイデアだと僕は思っている。

 

出版業界がどう方向転換するか?

 

出版業界それぞれがサイトを立ち上げ、同じモデルを作るしか手が残されていないとも思う。

 

本屋はかなりの危機になるだろう。考察はとりあえず、ここまでで。以上。 

 

2 Amazon1人勝ち戦略とは?2013年10月13日。

 

前回の記事を言い方を変えて、まとめた記事が以下。

 

YouTube方式の採用、つまり、電子書籍の無料本に広告枠を設ける無料本の著者と広告主との仲介業がAmazonの仕事だ。

 

広告主が集まるかどうか?が問題点。

 

電子書籍のマーケットをもう少し拡大する必要はある

 

Kindleのレンタルは一つの方策だ。

 

無料本の著者は新たな稼ぎのネタになる。

 

Amazonにとっては電子書籍の利用者拡大につながり、Kindle端末が売れる可能性が高まる。

 

ユーザーは広告を見る手間がかかるが、金のない人にとっては朗報だ。

 

問題点として、無料本の著者が稼ごうとして質の低い本を濫造する恐れがある。

 

その解決策は広告主のチェックなどが挙げられる。

 

有料本に広告を載せて、割引きする手もある。

 

広告によって、ユーザーの金銭的負担を下げれば、利用者の利便性につながる。

 

それはAmazonの人気を高める。Amazon1人勝ちの裏で、出版業界が危機に陥る可能性がある。

 

電子書籍の無料本が氾濫し始め、利用者が拡大すれば出版業界の課金型システムが脅かされる恐れがある。無料の誘惑は強い。

 

本屋の強みである立ち読みでさえ、無料本によって取って代わられるかもしれない。

 

出版業界の対策として各社が、同様の戦略でサイトを立ち上げる案もある。

 

広告による無料本サービスは、既存の出版業界を脅かす破壊型ビジネスモデルだ。以上、ここまで。

 

3 Kindle端末(Paperwhite)の僕の評価・レビュー 2013年10月24日。

 

Kindle端末(Paperwhite)を購入してから、5か月以上経った。

 

現在、無料の電子書籍を中心にダウンロードしている。

 

有料で買った本も数冊ほど(ほとんど100円~300円以内)。

 

そして、ここ数日、頻繁に使うようになって気づいたことを書く。

 

まず、Kindleには画面に制限があり、全ての本を載せることができない。

 

というわけでパソコンでいうフォルダみたいなものを作り、整理する。

 

このとき、フォルダに本を入れるのだが、この作業がとてつもなく面倒くさいのだ。

 

フォルダに入れるときに本を探すのだが、いちいちページ数を入力したりして、一苦労なのである。

 

この点だけが今のところ、不満だ。

 

現在、Kindleは2台目である。

1台目は、壊れて交換してもらった。

 

指でタッチしても、画面の切り替えなどの反応が鈍くなったのだ。

 

交換後は、スムーズだ。

さらに、新作のKindleは画面切り替えがさらに速くなったという話も聴く。朗報だろう。

 

Kindleの使い方で、分かりやすい本が以下。

 

僕は、これを見ながら、使い方を学んだ。

新作のKindleに対応しているか?は不明。

 

「できるポケット Amazon Kindle クリエイティブ読書術」 倉園佳三,できるシリーズ編集部 インプレスジャパン 2013-03-01 (古い本なので、リンクは貼らないでおく)

 

2013年7月3日の朝日新聞の記事に「電子書籍端末出荷伸び悩む」という記事があった。

 

2012年度の出荷台数は1位が18万台(Kindleファイアを除く)、2位が15.5万台(楽天)、3位が12万台のリーダー(ソニー)となっている。

 

2013年度の出荷も、12年度比10.6%増の52万台にとどまると予想されているようだ。

 

電子書籍端末の思わぬ苦戦に皆、本を読まないのだなぁとため息だ。

 

ただし、タブレットやスマホの利用者には普及している可能性がある。

 

電子書籍端末を飛躍的に普及させるとしたら、電子図書館の擁立だろう。

 

無料で紙の本を読めるなら、電子書籍端末を買いたいという人は確実に増える。

 

電子書籍のマーケットも拡大するだろう。

 

僕が前に提案した広告型への道も開けるかもしれない。

 

紙の本のライトユーザーはムック形式などの健康本やダイエット本、料理本、参考書、写真集などをよく買う。

 

これらは電子書籍専用端末では読みにくい。

 

なので、ライトユーザーは電子書籍専用端末に手を出さないのかもしれない。以上、ここまで。

 

PART2に続きます。

(2013年度当時の)Amazon飛躍案 PART2

 

ではこの辺で。(4228文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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