どうも、武信です。(No718)
2018年の記事です。
前回の記事の続きです。
ロシアW杯の結果「2018年ロシアW杯の予想」
2018年ロシアW杯の当時のリアルタイムの分析記事の続きです。
結果がすでに分かっているのであまり面白さはないですし、サッカーに興味がない方はそもそも楽しめないでしょう。
僕の分析思考に興味がある人だけ続きをお読みください。
1 4チームの実力の順位。
前回の記事が以下です。
ロシアW杯の結果「2018年ロシアW杯の予想」
今回もロジカル(論理的)だけで考えていきます。
コロンビア(世界ランク16位)がポーランド(世界ランク8位)に3対0で勝ちました。
日本(世界ランク61位)がコロンビアと戦った際は2対1で勝てましたが、主に数的有利(10人だった)とハメス・ロドリゲスの不調という運によるものが大きいと述べました。
では、コロンビアと仮に11人でハンデなしに戦ったら結果はどうなっていたのでしょうか?
僕の予想では、1対2か1対3か2対3くらいで逆に、コロンビアに負けていたと思っています。
というのも、コロンビアがポーランドに3対0で勝っていたことから導き出した推論です。
そして、コロンビアがセネガル(世界ランク27位)と戦い、どういう結果が出るかで4チームの中の順位がある程度決定すると思います。
僕は前の記事で、以下のように書きました。
今のところ、セネガルが一番強いと言えるからです。
セネガル>ポーランド>日本>コロンビアの順ですね。(ですが、3カ国が2勝1敗で並ぶ接戦の予想もできます)
この予測は間違いだったようです。
パターン1。(セネガルがコロンビアに勝つケース&日本がポーランドに勝つケース)
セネガルが仮にコロンビアに勝ったとすると、セネガルは2勝1分けであり、コロンビアは1勝2敗になります。(ですが、コロンビアが万全だったと仮にしたら日本に勝っており2勝1敗だった可能性があります)
そして、日本がポーランドと戦い、どういう結果になるか?で決まります。
仮に2対1で勝ったとすると、日本は2勝1分けになります。(ポーランドは0勝3敗になります)
そうなると以下の順になるでしょう。
セネガルと日本>コロンビア>ポーランド。
他にも、セネガルがコロンビアに勝つケース&日本がポーランドに引き分けか負けるケースもありますが、省略します。
パターン2。(セネガルがコロンビアに引き分けるケース&日本がポーランドに勝つケース)
セネガルが仮にコロンビアと引き分けたとすると、セネガルは1勝2分けであり、コロンビアは1勝1敗1分けになります。(ですが、コロンビアが万全だったと仮にしたら日本に勝っており2勝1分けだった可能性があります)
そして、日本がポーランドと戦い、どういう結果になるか?で決まります。
仮に2対1で勝ったとすると、日本は2勝1分けになります。(ポーランドは0勝3敗になります)
そうなると以下の順になるでしょう。
コロンビア>セネガル>日本>ポーランド。(ここはコロンビアは日本に勝って2勝1分けにしていると仮定したものです。日本は1勝1敗1分けと仮定しています。セネガルは1勝2分けです)
他にも、セネガルがコロンビアに引き分けるケース&日本がポーランドに引き分けるか負けるケースもありますが、省略します。
パターン3。(セネガルがコロンビアに負けるケース&日本がポーランドに勝つケース)
では、セネガルがコロンビアに負けたとすると、セネガルは1勝1敗1分けであり、コロンビアは2勝1敗になります。(コロンビアが万全だったと仮にしたら日本に勝っており3勝になります)
そして、日本がポーランドに仮に2対1で勝った場合、日本は2勝1分けになります。(ポーランドは0勝3敗になります)
そうなると以下の順になるでしょう。
コロンビア>日本>セネガル>ポーランド。(ここはコロンビアは3勝していると仮定したものです。運の要素も入れたら、日本は1位です)
パターン4。 (セネガルがコロンビアに負けるケース&日本がポーランドに引き分けるケース)
引き続き、セネガルがコロンビアに負けたとすると、セネガルは1勝1敗1分けであり、コロンビアは2勝1敗になります。(コロンビアが万全だったと仮にしたら日本に勝っており3勝になります)
そして、日本がポーランドに仮に1対1や2対2で引き分けたとすると、日本は1勝2分けとなります。(ポーランドは0勝2敗1分けとなります)
そうなると以下の順になるでしょう。
コロンビア>日本>セネガル>ポーランド。
パターン5。 (セネガルがコロンビアに負けるケース&日本がポーランドに負けるケース)
引き続き、セネガルがコロンビアに負けたとすると、セネガルは1勝1敗1分けであり、コロンビアは2勝1敗になります。(コロンビアが万全だったと仮にしたら日本に勝っており3勝になります)
そして、日本がポーランドに仮に1対2などで負けたとすると、日本は1勝1敗1分けとなります。(ポーランドは1勝2敗になります)
そうなると以下の順になるでしょう。
コロンビア>セネガルか日本>ポーランド。
2 パターン分析の結論。
この試合結果がまさに実力であり、それがそのまま決勝Tに行けるかどうかまで、およそ表します。
上位2チームが決勝Tに行きます。
パターン1を除いて、コロンビアは上位にいます。
つまり、コロンビアは決勝Tに行く可能性は高いと思われます。(実際の勝数はコロンビアはこの分析どおりではありません。単に仮定の実力という順位です)
僕の予想では、コロンビアはセネガルに勝つか最低でも引き分けだと考えています。(運が絡まない限り)
パターン3、4、5の可能性と睨んでいるのです。
なので、日本はパターン5にならないようにしたいところです。
セネガルと日本で微妙な争いになるからです。(得失点差やイエローカードの数など)
日本はポーランドと最低でも引き分けにしないといけません。(勝てればベストです)
セネガルがコロンビアに勝つ可能性もありますが、あまり期待しない方がいいのではないでしょうか。(セネガルはポーランドに2対1で勝っていますが、コロンビアはポーランドに3対0で勝っています。この数字だけで見るとコロンビアの地力のほうが上です。しかも、決勝Tを賭けた本気の争いでのコロンビアとポーランドの3対0という結果です)
そして、日本はコロンビアが万全だった場合、1対2か1対3か2対3くらいで負けていたことを考える上に、ポーランドはコロンビアに0対3ですから、日本の方が上だと予測されます。
さらに、ポーランドに1対2で勝ったセネガルと引き分けたことからも、セネガルと同等の実力があるとすれば、ポーランドより上ということになります。(思考実験に過ぎません)
この分析はあくまで、ロジカルだけで構成したものです。
当然、ロジカルを超えることも起こりえます。(セネガルがコロンビアに勝つことや、理論上は日本のほうが実力が上なのに、ポーランドに負けることなどです)
僕の予測としては、日本はポーランドに引き分けには持ち込めるような気がします。
ポーランド(世界ランク8位)の数字は今回に限っては当てにならないのでしょう。
後は予選敗退が決まったポーランドのモチベーション次第です。
おそらくポーランドはプレッシャーも緊張もなく、自然体で勝ちにくると思います。(1勝ぐらいはあげたい。そこには引き分け狙いなどもないでしょう)
そういう何の緊張もなく、自然体で攻めてくる相手は逆に怖いかもしれません。(思い切ったプレーもしてくるでしょう。安全策を採る理由がないからです)
日本の方が今回の大会ではポーランドより理論的には上のようですが、そういうポーランドの自然体の姿での勝負では結果が読めません。
理論上は勝てるか引き分けに持っていけるのですが、ロジカルを超えることは起こりえます。
以下の記事もあります。
「第3戦で日本と対戦するポーランド 過去の大会で「不気味」な記録」とあります。
http://news.livedoor.com/article/detail/14916127/
記事によると、ポーランドは2敗したあとに1勝するケースが多いようなのです。
つまり、ポーランドは過去のデータからも一矢を報いに来ると予想されます。
でも、日本がセネガル戦で見せたぐらいのパフォーマンスを見せれば、最低でも引き分けには持っていけるのではないかと。
僕のあくまで予測ですが、ポーランド戦は引き分けになりそうな予感がします。(そう簡単な相手じゃないということです。過去のデータでポーランドが一矢を報いる傾向があることを加味した予測です。日本は今は力があるので負けにならず、引き分けに持ち込めるかなと。でも正直、負けることも十分ありえると思っています)
僕は日本とコロンビアが決勝Tに行くと予想しています。(あくまでロジカルだけで考えた予測です)
でも、セネガルが粘りに粘ってコロンビアと引き分けになり、日本もポーランドと引き分けるケースも想定されそうです。
そうなると決勝Tには日本とセネガルかな?(日本1勝2分け、セネガル1勝2分け、コロンビア1勝1敗1分けですからね)
さらに最悪のケース、セネガルがコロンビアと引き分けになり、日本は負ける可能性もあると思っています。
そうなると日本は1勝1敗1分け、セネガル1勝2分け、コロンビア1勝1敗1分けとなり、セネガル決勝T進出が確定し、日本とコロンビアで争うこととなります。(この最悪のケースもありえます。このケースはコロンビアが進出かな?)
セネガルがコロンビアに勝つ可能性は正直、低いと思っています。(セネガルがコロンビアに勝てば日本は決勝T進出です)
日本が決勝Tに進出するための条件は以下の記事に詳しいです。
http://news.livedoor.com/article/detail/14918150/ (消されたようです)
3 セネガル戦を振り返る。
最後にセネガル戦を振り返っておきましょう。
セネガル戦は正直、前半はセネガルペースでした。
セネガルの方が地力は上だと思いました。(シュート数が違います)
日本は前半はシュート数は2本か3本でしたが、その数少ないチャンスをモノにしています。(これは決定力の高さなのですが、ちょっと運も入っています)
後半はセネガルを上回ったと思います。(セネガルはバテたのでしょう)
日本とセネガルは本当に同等の実力に近いと思われます。(世界ランク61位の日本が世界ランク27位のセネガルと同等の実力を発揮したのです)
しかし、懸念点があります。
キーパーの川島選手はコロンビア戦、セネガル戦と2試合続けてミスをしました。
このミスがうっかりであれば、修正すれば済むことですが、僕の予想ではどうやら年齢的、身体的パフォーマンス(条件反射など)の衰えから来ているように思えるのです。
そうなると修正はできず、3試合目(ポーランド戦)でもまたミスを起こす可能性が高くなります。
かといって、試合慣れというのも大事であり、川島選手は試合慣れはしています。
大事な3試合目で試合慣れ(実践慣れ)していない新たなキーパーに変えるのもなかなか難しい判断です。(とはいえ、決勝T進出した後も見据えるのであれば、3試合目で変えておいた方がいいかもしれません)
年齢的、身体的パフォーマンスによるミスなのか、または今大会のボールの性質によるものなのか?などきちんと把握して、対策を打っておくべきでしょう。
3試合目、4試合目(決勝T進出後)以降にも重要となる話です。
あとは、本田選手は運動量が少ないと思うので、後半に起用やジョーカー的存在に使うのが良いでしょうね。
フルに前半、後半使って走り回れる体力がもはやないかもしれません。(あと、本田選手の持ち味はセットプレーです。FKが得意ですね)
実はもう一つ気づいた点があります。
それは日本は1試合目、2試合目ともスタメン(先発選手)が同じだったということであり、3試合目もそうなる可能性が高いとなれば、ポーランドに当然、研究されつくされるということです。
セネガルとの前半の苦戦は、研究された点もあるのではないでしょうか?
スタメンメンバーが毎回、同じということはそれにかなり対応したメンバーを相手は選んできます。
コロンビア対ポーランド戦はスタメンメンバーはかなり入れ替えて臨んだようです。
この点も研究されつくされるという面で懸念材料に入るのかなと。
僕が気づいた点はこれくらいです。
セネガルもコロンビアもポーランドも、ほとんど似たような実力のチームでしょう。
日本は気を引き締めて接戦になると予測して、戦うべきだと思います。
最後にこの記事はサッカー初心者がロジカルだけで考えたものです。
ロジカルを超えることは当然起こりえるものですが、ロジカルに考えることで少しでも予測の精度を上げるか、予測の目安としたいと考え、僕が書き上げたものだということは理解してください。
PART3に続きます。
ロシアW杯の結果「2018年ロシアW杯の予想PART3」
ではこの辺で。(5710文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。