自分の話ばかりする人たち「文章を最後まで読まないor話を最後まで聞かない人」 PART2

どうも、武信です。(No712)

 

前回の記事が以下です。

自分の話ばかりする人たち「文章を最後まで読まないor話を最後まで聞かない人」PART1

 

 

以下の記事に書いたように、「話が長い人、説明がくどい人」も多くの皆さんが困るタイプの人たちだと思います

「話が長い人、説明がくどい人の心理」

 

 

次に、困るタイプの人たち「自分の話ばかりする人たち」ではないでしょうか?

 

自慢話ばかり、自分の説明話ばかりして、相手の話はあまり聞かないタイプの人たちとも言えるでしょう。

 

相手の話は「途中でさえぎるか、最後まで聞かない人」もいます。(文章でいえば、最後まで読まずにツッコミや意見を入れてきます)

 

そして「相手の話を最後まで聞かないか途中でさえぎり、自分の話ばかり、自分の話がかなり多くなる」のです。

 

こういう人たちの特徴や心理を分析してみました。

 

興味がある人は、続きをお読みください。

約7000文字の長文記事ですが重要内容かと。

 

 

4 会話の具体例2。

 

僕は以下の本を読み、その内容を活かせるのでは?と身内の人に話を持っていきました。

 

「「非認知能力」の育て方」

 

僕は以下の部分を読んで聞かせようとしましたが、何度も「そんなことは分かっている」と停止させられました。以下、引用します。

 

2 自己肯定感を高める対話の仕方


否定的な親の言葉かけは子どもの能力を抑える


親のかける言葉の内容も大事です。 前辺したハートとリズリーの研究では、親が子どもに話しかける言葉が多いほど子どものIQテストの点数も高くなることがわかりました。

 

ですが、それには例外もありました。


それは、親による命令禁止の言葉です。

 

「ダメ!」、「やめなさい!」などの否定的な言葉が、子どもの言葉を習得する能力を低く抑えていることがわかったのです。

 

否定の言葉に効果がないという事実は、実際に子どもと接していて実感することです。

 

たとえば「部屋を片付けなければテレビを観てはいけない」とか「寝る前にトイレに行 かないとダメ」など、意識せずに口に出すような言葉にも否定的な言葉が入っています。

 


しかし、こうした言葉かけでは子どもはあまり言うことを聞かないどころか、子どもの 自己肯定感を下げ、自発的にやろうとする気持ちをなくしてしまうのです。

 


こうしたときは、否定の言葉ではなく、肯定的な言葉をかける方が効果的です。

 

「オモチャを片付けたらテレビを観よう」とか「トイレに行ってから寝ようね」というように。

 


それでも、子どもがなかなかやろうとしない場合は、親が一緒にやろうと声をかけても いいのです。

 

子どもは自然と親の真似をしようとしますから、親が穏やかに、辛抱強く言い続けるうち、自発的にやるようになってきます。

 


有名なイソップ童話「北風と太陽」から、親が学ぶべきことはたくさんあります。

 

ビュー ビュー風を吹きかけてコートを飛ばそうとすれば、人はますますコートにしがみつき、暖かい太陽がさんさんと照らせば自然とコートを脱ぐ。

 

子育てにも同じことがいえます。

 

子どもが言うことを聞かなければ、親はつい怒鳴ったり、脅したりしてしまいますが、それでは子どもの反抗心を煽るだけで、まったく効果はありません。

 

それどころか、まったく聞く耳持たずの子どもになるかもしれないのです。

 


親に怒鳴られて育った子どもは、ティーンエイジャーになる頃には、さらに親の言うこ とを聞かなくなるという調査結果もあります。

 

それは、子どもが親の怒鳴り声を「嫌なこと」と認識して、心に入り込ませない方法を学ぶからだそうです。

 

「右耳から入ったこと を左耳から聞き流す」という、心を守るテクニックを身につけるのです。

 


ですから、親はどんなにイライラしても、怒鳴ったり、感情のおもむくままに叱ったり するのは逆効果です。

 

これでは北風と一緒です。

 


むしろ親は、「どんなにイライラしても怒鳴らないという手本」を見せる必要がありま す。

 

子どもは親を見て育ちますから、親が徹底すれば子どもも同じようになるのです。

 

さらに、子どもに怒鳴り散らすことや、罵る、侮蔑するなどの「言葉による暴力」を行 うと、子どもは言うことを聞かなくなるばかりか、問題行動に走ったり、うつ傾向になったりすることがあるという研究結果もあります。

 


米・ピッツバーグ大学とミシガン大学の研究チームは、ティーンエイジャーの子を持つ 976世帯の家庭を2年間聞き取り調査し、子どもを怒鳴りつける行為と子どもの問題行 動との相関関係を調べ、ジャーナル誌『Child Development』に発表しました。

 

その結果わかったのは、子どもが親から怒鳴りつけるしつけを継続的に受けた場合、う つ病の症状を示す確率が増加したということでした。

 

さらに、怒り攻撃性が強くなり、 破壊行為違法行為などに及ぶ問題行動も多く見られたのです。

 


研究を行ったピッツバーグ大の教育心理学部のワン・ミンテ准教授は「厳しい言葉で子 どもに規律を守らせるのは、あらゆる状況において有害であるようだ」と語っています。P88~91。以上、ここまで。

 

で、結局、身内の人の言い分はこうでした。

 

身内の人 「緊急事態(姪っ子が勉強に対して反抗的態度を取る時など)には、親はカッとなって冷静に判断できず、つい怒鳴りつけ、叱ってしまう。そんなことは親もよくわかっていると。じゃ、どんな解決策があるの?」と。

 

僕 「まず命の母のような薬の服用も衝動を抑える解決策の一つ。次に、認知療法。親にこの本を読んでもらい、認知を少し変えてもらいたいのです」

 

身内の人。「だから、緊急事態には認知なんて変える余裕ないの!怒鳴りつけたり、叱ったらダメだってことくらい痛いほどわかってるの!でもそれができないからどうしようもない。

 

で、解決策として原因を取り除くことがある。姪っ子の勉強への反抗的態度をなくすには親がそもそも、英語のくもんの勉強を強制的にやらせないといけないという意識を捨てればいい。それについて指摘するつもりだ」

 

僕 「本を読めば、認知や認識が多少変わり、視野も広がるのでいいと思うんですけどねー(ここでまた怒鳴られる。認知療法なんて意味ないと!)  じゃ、くもんの英語の勉強量を調節すればいいに同意します」

 

ここでおしまい。

 

次に、以下のことを話したかったのですが言えなかったことを書いておきます。(話を身内の人が聞く姿勢がないので)

 

「あと、僕が言いたいのはそもそも子供の幸せとは何か?ってことです。子供の個性をありのままに受け入れ、勉強ができないから認めないというふうにすべきじゃないです。

 

個性を活かし、何か職業に結びつく道に進めればいいのです。勉強がどうしても嫌いなら無理に進ませても仕方ありません。つまり、中学受験すらもうやめてもいいのでは?という提案です。

 

今の親が姪っ子を怒鳴り、叱りつけるのは勉強をしないからですが、普通の子ならそこまで叱られるのなら、我慢して勉強するのにしません。ということは現時点でかなりの勉強嫌いになっている可能性が高いです。

 

これも幼稚園の頃から勉強を強いてきたせいだと僕は思います。こんな早くから勉強させなくてもいいのに!と僕はさんざん親にも身内の人にも言ってきたが、身内の人はともかく親は受け入れようとせず、無理やり勉強させ続け、今もやろうとしています。

 

これで中学生、高校生になって自発的に勉強をやるようになるとはとても思えません。

 

研究成果のようにさらに親の言うことを聞かなくなり、問題行動やうつ状態になる可能性もあります。(現に親は前より、姪っ子の記憶力が悪くなった、ボーとしていると言い始めました)

 

そこまでして無理やり勉強させて叱りつけることで逆効果になってさえいるのに、わかっていて叱りつけているとしたら、僕は親の心が理解不能です。

 

身内の人は「衝動で抑えられない」と言っていて、叱りつけることの逆効果の事例(問題行動やうつ状態など)まで知っているというのですが。。。

 

僕の予測ですが、逆効果の事例まで知らないと思います。それならば中学受験をやめたほうが合理的な選択肢だと思うからです。子供が破壊されてしまいます。

 

しかし、身内の人は「叱りつけることのマイナス面は親はよく理解している」と言います。僕と意見がまったく噛み合いません。

 

身内の人が「叱りつけることのマイナス面が分かりつつも、放置したら姪っ子はまったく勉強しなくなるから、やらせたほうがいい」と言っており、この発言は逆効果の事例をほぼ理解していない、考慮してない証拠なのではないか?と。

 

子供を破壊するぐらいなら、中学受験や勉強そのものを叱りつけてでもやらせようとは思わないからです

 

つまり、叱りつけてまでやらせることのマイナス面を理解していると散々大声で身内の人は怒鳴るけど、理解してないのでは?と。

 

僕の意見をほぼ最初から受け入れる気がない、聞く姿勢がないのです

 

それで僕はもう議論をやめました。まぁ、代替案でなんとかなるかもしれないと思ったからですが。(くもんの英語の勉強量の調整)

 

しかし、なぜ親に本を読ませることさえ全否定し、認知療法も全否定し、「「非認知能力の育て方」の本も「そんな本、読む意味がない」と読む前から全否定し、性格も変わるわけがないと全否定するのでしょうか。。。

 

せめて本は読んでから否定してくれればいいと思うし(でも、身内の人はどんな権威にも難癖つけるタイプなのでたぶん無理かな)、あらゆることもまず試してみるぐらいいいのでは?と思うのですが、もう最初からやる意味がないと決めつけています。

 

まぁ全否定するタイプの人(かなり頑固)は、文章を最後まで読まない(そもそもそういう本を手にとりませんが)or話を最後まで聞かない人です。

 

PART2に続きます。

PART2まで必ずお読みください。

 

 

じゃないと身内の人への誤解だけで終わってしまうので。

 

身内の人には身内の人なりの論理があったのです。

 

さらに、姪っ子の行動の原因が判明したかもしれない点もPART2では触れています。

 

約7000文字以上になったので、2へ続けます。

自分の話ばかりする人たち「文章を最後まで読まないor話を最後まで聞かない人2」

 

ではこの辺で。(4543文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

「「非認知能力」の育て方」

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