書評・レビュー「理系脳で考える」

どうも、「ホントのメディア」~自由人のための起業・フリーランス・副業塾~運営者の武信です。(No703)

書評・レビュー「理系脳で考える」というタイトルで話していきますね。

2017年の記事です。

「理系脳で考える」

「理系脳で考える」の著者は成毛眞氏です。

成毛氏といえば、本をたくさん出している有名作家です。

僕も成毛氏の本をだいたい17冊ぐらい読んでいると思います。(最近は追いかけていません)

その中から「理系脳で考える」という本をレビューしようと思います。

興味がある人は、続きをお読みください。

1 短文書評。

短文書評は以下です。

「理系脳で考える」

「評価不能。成毛氏の新書。理系脳、文系脳の定義や解釈については正直、斎藤孝氏の「「文系力」こそ武器である」の分析の方が良かった。その他については所々、参考になる箇所があったと思う。新書なので安い。778円。」以上、ここまで。

 「「文系力」こそ武器である」はこちらから。

「「文系力」こそ武器である」

2 本からの抜粋。

以下、付箋を張った箇所を抜粋します。

エジソンはフィラメントに竹を使うことで、実用に耐える電球の発明に成功した。

しかし、その当時、竹が本当にベストであったかどうかはわからない。

エジソンが試したフィラメントの中ではベストだったが、世に存在するあらゆる素材の中でベストであるかどうかは、別の話だ。

では、どうしたら短期間のうちに世の中のベストを探し出せるか。

それはズバリ、他人と競うことだ。裏を返せば、短期間のうちに最高の成果を得たければ、コンペを行うに限る。

これは有名な話なので知っている人も多いと思うが、かつてある鉱山を持つ企業が、鉱山のどこかで優先的に採掘をすべきか、コンペをしたことがある。

それまで、鉱山のどこに坑道があるか、そこでどれだけの量が採掘されたかは重要な企業秘密だったのだがそれをオープンにした上で、腕に覚え有る人たちの知恵を借りた。

すると結果として、採掘の効率も生産量も上がったのだ。

このことは専門的なことは専門家の力を借りるに限るということに加え、競争があるといい成果が得られるということを示している。

自動車業界の発展には、F1のような自動車レースの存在が寄与していることは間違いない。

もっと拡大解釈をすれば、競争という国家の威信を賭けたバトルがあるから、あらゆる科学技術は発展してきたのだ。

戦いがなければ、そのスピードが緩くなることは容易に想像がつくだろう。

だから肝心の仮説と検証を行うときには同じような試みをしている人がいないかをネットでもいいので探し、意識するとよい。

自然と負けたくないという思いが湧き上がってくるだろう。そうしたら、そのライバルをと仮想的なコンペをすればいい。P93、94。

さてクロームにはユーザーが自由に追加できるプラグインが豊富に用意されているが、そのうちの一つにAmazonPriceTrackerがある。Keepaという企業が提供しているものだ。P100。

スコットランドの羊というジョークがある。

天文学者と物理学者と数学者がスコットランドへ旅行に行った。電車の車窓から1匹の黒い羊が見える。

天文学者が「スコットランドの羊は黒いのか」と驚くと、物理学者が「スコットランドには黒い羊が少なくとも1匹いるということだ」と訂正した。

それを聞いていた数学者がさらに訂正する。「スコットランドには少なくとも1匹、少なくとも体の片側が黒い羊がいるということだ」と。

天文学者は目に見えたことを口にしている。

しかし、見えていない部分のことを考慮していない。物理学者はこちらから見て黒い羊は向こうから見ても黒いと決めつけている。

どちらも自分の常識の範囲で結論づけてしまっているのだ。

三田を三田物産の一族と思い込むのと同じ思考回路だ。

正確さを徹底する数学者は一見厳密すぎるように映るかもしれない。しかし、そこに誤謬が入り込む余地は一切ないのだ。P118、119。

人の話が頭に入ってきにくい人はアウトプットを前提にして話を聞くようにするといい。

すると、聞き逃すまいと思うだろうし、言葉が足りなかったところ、曖昧なところについては質問したくなるだろう。

ここでいうアウトプットとは所感をしたためた感想文のことではない。

その日、どんな話があったかをまとめたレポート、事実の要約である。これはやってみると案外と難しい。書こうとすると、インプット時の情報不足に気付くのだ。

私はあちこちで書評を書いているが、書評を書くようになってから本の読み方が変わった。

明らかにアウトプットを意識して読むようになった。どの部分を引用するかを探しながら読んでいるようなきらいさえある。

しかし、それが習慣になったことで、以前よりも理解度が上がったのだ。

「つまりこれはどういうことなのか」と考えることが増え、読み流すことが激減したからだ。アウトプットを意識することは、間違いなく理解を深める。P120、121。

 「理系脳で考える」

ではこの辺で。(2245文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

参考・引用文献。

「理系脳で考える」

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