どうも、武信です。(No689)
2017年の記事です。
性善説と性悪説の一般的な定義を書いた後に、僕の思う性善説と性悪説についての考えを述べて、その後にスカイプちゃんねるで話した人の主張を書きます。
そして話を展開していきます。
最後はゲーム理論まで飛びます。
興味がある人は、続きをお読みください。
短く、サクッと読める内容です。
1 僕の考え。
性善説とは、「人間の本性は基本的に善である」という考え方のことであり、性悪説とは、「人間の本性は基本的に悪である」という考え方のことです。
僕の考えを述べます。
人間は多面性や二面性を持っており、「環境やコンテクスト(文脈)次第では善にも悪にもなる」という考えです。
人間はどちらの要素(善も悪も)も持っており、それらは環境やコンテクストによって、発揮されるかどうか決まったり、変わるのです。
それが僕の考えです。
2 スカイプちゃんねるの人の意見。
対して、SKYPEで話した人の主張を書きます。(26歳大学院生の男で理系だっけな)
その人の主張は、人間は基本的に性善説で考えるのがいいのですが、判断基準は主観的要素と客観的要素にわけられるといいます。
人間は犯罪や悪行を行った時でも、自覚がないといいます。
よほどのサイコパスなら、犯罪だとわかっていて行う確信犯ですが、大半の人の悪行は「これをやっても許されるだろう」とか「仕方なくやったのだ」など、自身の行為を正当化しており、主観的に見たら善だというのです。
しかし、客観的に見たら悪行は悪行であり、そうなると性悪説に見えます。
人間は基本的には善なのですが、理由付けで正当化して仕方なく行っており、そういう意味では客観的な悪行(性悪説)も善なのだといいます。
この思考、発想は僕にはありませんでした。
人間って善なる生き物なのでしょうか。
環境がよほど劣悪だったり、何かしらの理由により、仕方なく悪行に走るのでしょうか。
もちろん、一部の猟奇殺人のようにサイコパスもおり、そういう例は性悪説になるのでしょうが、ほとんどの人は性善説で見ていいと言います。以上、ここまで。
3 僕の意見。
ですが、僕はどんな理由にせよ、犯罪や悪行を行われた側からしたら、悪は悪であり、個人の主観(善)は関係ないと感じます。
そういう意味では、性悪説で疑う姿勢も大事だと思うのです。
相手にどんな理由があるにせよ、悪行が行われる可能性があるとしたら、性善説を信じて、善であるとみなしたら、騙され、損害を被る可能性がありますから。
ここでゲーム理論のしっぺ返し戦略が有効になります。
相手が裏切ったら、裏切り返し、協調したら協調し返すというふうに「鏡のように接する」という戦略です。
トランプ大統領は、最近、協調路線に移ったようです。
以下の記事にかかれています。
「トランプ大統領 金正恩氏に「今後は身長が低く太っていると言わない」というタイトルです。
http://news.livedoor.com/article/detail/13879901/
金正恩氏が、この協調路線を裏切ったら、当然、トランプ大統領は裏切り返すことになるでしょう。
金正恩氏が協調路線を取り続けるなら、トランプ大統領もおそらく、協調路線を取り続けるでしょう。
そういう動きの端緒(たんしょ)と見ることができます。さて、どうなるやら。
僕も過去に、このゲーム理論を多用していました。
「裏切られたり、やられたら裏切り返し、やり返す」のです。
5000円程度の損害でも、やり返したことがあります。
傍から見たら、「そんな小さな金額で?」と驚かれる人もいるでしょうが、僕の怒りが収まらなかったわけです
とんずらこいて、逃げ出して(ブロックもした)、僕が指摘したら逆ギレ?みたいにされたことから、怒りがさらに増長し、1ヶ月位戦ったと思います。
指摘されたときに謝られたり、非を認めていれば、僕もそこまで戦わなかったかもしれませんが、あの対応で僕の闘志に火がついたわけです。
「やられたらやり返す」ゲーム理論の通りに行動したのです。
基本的に僕は自分から戦を仕掛けることはあまりありません。
「やられたからやり返す」のです。
また、損害額にもよるでしょう。
1500円ぐらいの損害を被ったときがありましたが、そのときは泣き寝入りしました。
戦うには損失額が小さかったので、割に合わなかったからです。
膨大な時間も取られますしね。
大して、その人と接していなかったのもあります。
このように理性的な人なら、ゲーム理論を駆使した行動を取るのではないでしょうか?
ちなみに、今のゲーム理論は単純なしっぺ返し戦略より、もっと練られたものもあるようです。
ではこの辺で。(2143文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。