プレゼンの意味「プレゼンテーション力とはいったい何なのか?」

どうも、武信です。(No638)

 

2017年の記事です。

 

「プレゼン力の存在意義」とか考えたことある人はいるでしょうか?

 

単に、プレゼン力や説明力を上げればOKと思い、「いったい何のためにプレゼン力が存在すべきなのか?」考えたことがある人はいますか?

 

そういう方向けに僕なりの仮説ですが、回答を示したのが今回の記事です。

 

興味がある人は、続きをお読みください。

 

 

1 プレゼンの存在の意味とは?

 

仕事をする上で、不可欠とプレゼンテーション力は思われているのでしょうか?

 

結論から言うと、僕は一部の人間にとっては超重要な能力だと思っています。

 

社長や幹部職や管理職やコンサルタントやTVに出る芸能人や教師などです。

 

プレゼンというと、たくさんの聴衆(数十人レベルから数百人レベルまで多様)の前で話すというイメージがあります。

 

しかし、僕は逆にプレゼンを受けたくないんですよね。

 

「なぜか?」というと、プレゼンで話される内容は本や資料を読めば、ほぼ理解できてしまうからです。

 

わざわざ、プレゼンに参加して、聞く必要性を感じないのです。

 

では、なぜ、プレゼンが存在するのでしょうか?

 

それは、一度に大量の人に、文章じゃなく話すことで、聴覚派の人に届けられるツールがプレゼンだからです

 

TVでは数人(司会や脇役含む)対全国の視聴者です。

 

そこではプレゼン力はかなり重要になります。

 

または、会社でも部下の数十人の前で話す場合、1人対数十人という、一度に伝えるためにプレゼンをします。(本当は各自で資料や文章を読めば、理解が速いと思うのですが、文章読解が苦手な聴覚派の人がいるので、その人たちのためにやるのだと思います)

 

つまり、プレゼンは聴覚派の人(基本はそう)に、一度に大量の人に情報を効率よく伝えられるからこそ、存在しているのです

 

Twitterや本などの文字情報でも、一度に大量の読者に伝えられますが、それは視覚派にはわかりやすいのですが、聴覚派は文章、活字を読むのが面倒くさいのです。

 

だからこそ、TV局の影響力は高いのです。

 

最近はテロップもあり、より視覚派にもわかりやすくなっています。

 

活字だけで理解できる人は、文章をきちんと読んで訓練した人だけです。

 

大半の庶民はそうではないので、TVで聴覚中心に楽に理解しようとするのです。

 

プレゼンがなくならない理由がこれです。 

 

2 プレゼン力を逆手に取ると?

 

僕はプレゼンなんていちいち参加したくないです。

 

本や資料を渡してもらえれば(詳細に書いてもらえれば)、理解できます。

 

もちろん、簡単な内容であれば、口頭の説明でも良いですが。

 

しかし、逆に考えると、本の情報をきちんと理解し、それを話すプレゼン力があれば商売になるわけです。

 

TV講演などの仕事が舞い込みます。

 

また、教師や政治家や社長などは、授業や演説や投資家向けの説明などがありますから、プレゼン力は必須です。

 

子どもや学生相手と、大人相手という違いがありますけどね。

 

以下の本にプレゼン力を上げる秘訣が書かれています。

 

著者は「経営戦略全史」などで有名な三谷氏です。

「ゼロからのプレゼンテーション」

 

自分のプレゼンの様子を動画に撮ってまず、分析するというのには共感します

 

ですが、本当に自分の映像を見るのは嫌な作業ですよね。

 

ちなみに、プレゼンって向く人と向かない人がいるのは明白です。

 

例えば、外見・見栄えが良い人の方がTV向きです。

 

政治家や社長や教師や企業の管理職などは別に、そこまで外見が重視されないかもしれません。

 

政治家でいえば、石破さんなども出演しているぐらいですし。(見栄えという意味ではすごい良いわけではないでしょう)

 

また、教師は見栄えが良くない人も、たくさん従事しています。

 

映像メディアに向いている人と向いていない人がいるということです。

 

または、ラジオなどの声だけのメディアに向いている人もいます。

 

声優も、声を商売道具にしています。 

 

3 僕の事例。

 

僕は映像メディアは苦手です。

なぜなら、対面だと、話だけに集中できなくなるからです。

 

そういう魔法みたいなものにかかってしまった過去があります。

 

これのせいで、電車に乗るのも苦痛です。

 

仕事するなら、在宅しかないと僕が思い込み、ライターやプログラミングなどに選択肢を絞っているのもそのためです。

 

ちなみに、対面だと話に集中できなくなり、印象が少し悪くなりますが、SKYPEなどの電話だと話だけに集中でき、ある程度、リラックスして話せ、力を発揮できます。

 

僕はラジオ向きの人間ということです。

TV向けではありません。

 

さて、この三谷氏の本では、声質も大事だと述べています。

 

しかし、三谷氏はプレゼンテーションを相当こなしてきた人なのですね。

 

コンサルタントとはそういう仕事なのでしょう。

 

人前に立つ仕事は向き不向きがあります。

僕は病気?(魔法にかけられたような感じ)のせいで、対面が弱いです。

 

目をつぶって話すなら、電話と同じレベルで話せます。

美容院でも僕は目をつぶっています。

 

そういう病気?にかかると、電車での通勤は文字通り地獄ですし、自動車の運転も危険でできないと思います。

 

自転車は運転できますが、毎回、かなり集中力を使い尽くして疲れます。

 

そもそも、電車に乗って遠出するだけでかなり疲れるのです。

普通の健常者なら、心理的にそこまで疲れないでしょう。

 

僕はそのようなハンデを背負っており、だからこそ、在宅しかないと覚悟を決め、ライターやプログラミングなどに選択肢を絞り、悪戦苦闘しているのです。

 

普通に電車に長時間乗れたり、対面で疲れなければ、外に出て働くんじゃないでしょうか? 

 

そこまでの外出が苦痛だから、家で仕事をする道を選ぼうとしているわけで。普通だったら、外で働く方が楽だと思います。 

 

4 結論。

 

僕の事例はともかく、「プレゼンっていったい何なのでしょう?」ということへの回答は、一部の人に特に必要な能力であり、多くの人に一度に大量に効率的に物事を伝えるためのツールというものになります。

 

それは聴覚派がこの世の大半を占めるからこそ、プレゼンが求められるとも言えます。

 

文章だけでは、世の中を動かせないのです

 

世の中で出世を目指す人は、対面で大勢に向けて話すプレゼン力を身につけなくてはいけないということです。

 

苦手な人は苦手な分野でしょうね。

健闘を祈ります。

 

ではこの辺で。(2872文字) 

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

「ゼロからのプレゼンテーション」

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