どうも、武信です。(No612)
2017年の記事です。
「朝令暮改ということわざを聞いたことがある!」という人もいるかもしれません。
「朝出した命令が夕方には改められるという意味で、命令や法律・方針が一貫せず、頻繁に変更されること。」とあります。
このことわざをもっと深い視点から、眺めてみたいと思います。
興味がある人は、続きをお読みください。
1 記事の紹介&動画の要約。
まず、以下の記事をお読みください。
「松本人志の変化にファンは困惑?著書「遺書」の宣言から一転」というタイトルです。
http://news.livedoor.com/article/detail/13419036/
次の動画も見てもらえれば。(消されたようです)
簡単に要約します。
松本人志氏の「遺書」という本に書いていたこと、「結婚することで何か得することあるの?」や「自分と同じような子どもがうろうろするのは耐えられない」というようなことを言っていました。
30歳ぐらいのときの発言だそうです。
他にも、「映画は撮らない」と言っていましたが、映画を撮っています。
さらに、「タバコを吸えないのは百害あって一利なし」と言っていましたが、今は、禁煙家です。
2004年に出した「好きか、嫌いか」の本で、「芸人としては見るからに弱そうな方がいいのかもしれません」と書いていたのに、今は身体を鍛えています。
松本人志氏いわく、「人間は成長していくもので、いい方向に変わるのであれば、どんどん変わっていっていい」と言っています。
タレント本を出したときの主張はあくまで当時の考えであったというものです。以上、ここまで。
2 藤沢数希氏のツイート(途中、みかんせいじんさんのツイートも)
そして、藤沢数希氏がツイートをしたのですが、僕の主張を少し書いてから、その後に載せますね。
仮想通貨について藤沢氏は主張を変えたようです。
僕は予測力というのは「主張を変えるのはあり」だとおもっており、「朝令暮改だとしてもあり」だと思っています。
藤沢氏が自分の以前の主張にこだわらず、意見を変えたというのは誠実な態度だと思います。
意見を変えないで、ミスリードし続ける方がよほど罪だからです。
ツイートは以下です。
「まあ、そうやって考えると、暗号通貨の生殺与奪権を握っているのは、昔からある大手金融機関であって、大手金融機関が、ビットコインを、ちゃんとJust Another通貨ペアとして扱うかどうかにかかってるんだよね。ちょっと切ないな。」
「僕は前者になるリスクを承知で、後者にベットにしてるんだな、いまのところ」
「アナーキズム大好きな人や暗号資産の技術的な側面に惚れ込んでいる人たちの周りを回ってるだけなら、せいぜい1ビットコイン=500円が適正。国家の規制と上手く折り合って、大手金融機関がまともに扱うアセットクラスになれば、1ビットコイン=150万円ぐらいはふつうに行く。」
「暗号資産って国家に依存しないだとか、金融業界の既得権益に打破するとか、界隈の人々は威勢のいいこと言ってるが、僕から見ると、国家の規制に守られ、金融業界にまともに扱ってもらえなかったら、もうそれで終了に思える。」
「なんか、自分でツイート書いてたら、どんどん悲観的になってきて、手が滑って、どんどんショートしてたら、儲かってる(笑)。ショートしながら熟慮するか、ノーポジで熟慮するか。ビットコインの流動性って素晴らしいね。」
「ビットコインは流動性がめちゃくちゃあって、一瞬でショートできるから、とりあえず、ノーポジにして、もう一度、ビットコインの将来性について考えてみます。続きはメルマガで(笑)。」
「そういう「格」のアセットクラスにまで、金融業界に「認め」られれば、ビットコインは150万円ぐらいは軽く行くし、認められなければ、500円なんよ。やっぱり、切ないな。」
みかんせいじん。「暗号資産はビットコインでも2兆円程度でゴールドマン・サックスのような大手が入ってないから平和なだけだよ。大手が入っていたら一瞬で一般投資家は狩られる」。
藤沢数希氏のツイートに戻ります。
「アナーキズムの極北だった暗号通貨の生殺与奪権は、国家と金融機関が握っているなんて、なんという皮肉…。」
「ひとつ言えることは、あと1、2年で、金融機関が窓口になって、ふつうの人がアクセスできる、新興国通貨ぐらいな感じにならないと、ふつうに終了してるだろうな、ということやな。やっぱり、どう考えても、エスタブリッシュメントの金融業界が生殺与奪権を握っている…。」以上、ここまで。
3 最後に。
以下の記事で、中国が仮想通貨を認めないという内容が出ました。
「中国、暗号通貨の資金調達「ICO」を禁止」というタイトルです。
https://jp.wsj.com/articles/SB12810352159357984435504583373070685555466
以上、朝令暮改というのはトレードなどの世界では新情報が追加されたら、変えないと損をしてしまうので、やる必要があります。
藤沢数希氏の例です。
また、人生の生き方も「人間はどんどん変わっていく」ので、朝令暮改も仕方ないのかなと思います。
松本人志氏の事例ですね。
ビジネスの世界も情勢が変われば、方針を変えないといけません。
自説に拘っていたら、負けます。
一貫性が大事とよく言われますが、ビジネスやトレードの世界では、最終的に勝つためには朝令暮改も仕方ないと思います。
新情報により、情勢が変わるからです。
しかし、あまりにも朝令暮改が多すぎると、予測力が低いと見られるので注意が必要です。
ブレまくりますので、部下も上司などの発言に「信用を置けない」でしょうしね。
ではこの辺で。(2607文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。