学歴厨「学歴とはそもそも何を意味しているのか?2」

どうも、武信です。(No581)

 

2017年の記事です。

 

前回の記事は以下です。

 

「学歴とはそもそも何を意味しているのか?」

学歴厨「学歴とはそもそも何を意味しているのか?」

 

ひろゆき氏が提唱する「Fランでも大学には行っておけ論」について紹介した後、「学歴とはそもそも何であるか」をおさらいし、大学受験を考察し、Fランについての僕の意見を書きました。

 

興味がある人は、続きをお読みください。

 

PART2です。

 

 

1 動画の要約。

 

まず、以下の動画を見てください。(消されたようです)

 

簡単に要約します。

 

「大学は行く意味あるの?」という問いに、ひろゆき氏は「大学に行く意味がない」という人はだいたい嘘つきだと言っています。

 

大学に行かなくても仕事はできるし、お金は稼げる人はいますので、大学は必須というわけではないです。

 

ただし、日本の会社はずっと安泰なわけではなく、外資に就職するとなったら、大学卒業のパスを持っていることは重要だといいます。

 

外資や海外の人は「大卒か、高卒か」で、ばっさり知的労働をできるかどうかを判断します。

 

他の国で働く際は、「大学の学位は超重要だ」とひろゆき氏は言います。

 

日本の1億の中だけで、就職が厳しいと言っているだけで、残りの49億とは相性がいい場合があり、世界が広がるといいます。

 

英語ができるだけで、世界が広がります。

つまり、いざというときの選択肢があることが重要なのです。

 

日本語は世界三大難しい言語(日本語、ロシア、スワヒリという説と、アラビア、スワヒリ、日本語という説)なのに、日本で働いている東南アジアの人は日本語を話せているので、言語習得は意外と楽なのでは?とひろゆき氏は仮説を立てているようです。以上、ここまで。 

 

2 学歴とは?のおさらい。

 

まず、高学歴はこれまでに身につけたスキルの証明(特に、知的産業で働く基礎学力があることの証明)と仕事で活躍できそうなポテンシャルという意味合いがあります。

 

いわゆる即戦力になる系と、ポテンシャルとしての証明です。

 

外国では即戦力になる系として、採用したがるのです。中途採用も多いです。

 

対して、日本の新卒一括採用は、ポテンシャルとしての採用です。

 

仕事ができるかは正直、入社してからじゃないとはっきりとはわかりませんが、日本の新卒一括採用を採用している大企業は育てるつもりなので、新卒一括採用を採用しているのです。

 

3 日本の大学受験について。

 

僕が散々、「フィクサーによる日本の教育改革本」で指摘していることですが、日本のペーパー試験を通った高学歴はノウハウ学力はあるのですが、コンテンツの無意味性が高いと散々、言っているのです。

 

コンテンツが問題であり、ノウハウ学力は高いので、OS力が高いわけであり、そのおかげで新しいビジネスの知識などを吸収する能力が高い人も一定数いるわけです。(ちなみに文系の話です)

 

このノウハウ学力やOS力を見込んで、新卒一括採用でポテンシャル採用をするのが日本の大企業なのです。

 

しかし、コンテンツに関しては無意味性が高いので、実用度が低く、無駄が大きくなります。

 

正直、僕もそうですが、大学入試で偏差値が高い人は努力するという素質がある人なのです。(僕は世界史だけは偏差値66〜68はありました。ちなみに猛烈に努力したわけではなく、中途半端だったと思います。理由はいろいろ諸事情あるのですが、伏せます)

 

努力する素質がある人は高学歴を獲得しやすい、つまり、どんなルール下でも猛烈に努力するから、高学歴になりやすいのです。(しかし、数学や物理学や現代文などは才能がかなり関係していそうです)

 

僕の主張は一つ。

 

この猛烈に努力する方向性を、もっと効果的な方向に使おうよという提案なのです。

 

せっかくの高学歴になるだけの努力家なのに、大学入試のコンテンツが最悪なせいで(文系)、ほとんどが無駄になるなら、人生の時間がもったいないじゃないか?ということです。

 

センター試験の国語(評論文はまだマシですが、小説、古文、漢文の無意味さ)は実用性低いし、英語だったら民間試験の方が実用度が高いし、歴史(世界史、日本史)はあんなに細かい知識を覚える必要性あるのか?と思います。

 

世界史は僕は膨大に覚えましたが、今ではほとんどが忘却の彼方です。(政治経済という科目だけは有用かもしれません)

 

こんな入試を通るよりも英語は民間試験を勉強し、国語は小論文や大量に読書をし、社会は日本史、世界史、地理、政治経済など幅広く浅く覚え(本を数冊読む)、あとは理系を真剣に学べばいいと思うのです。

 

4 共通ファクターは○○。

 

日本の大学生は大学入学後怠けがちですが、大学の学問こそ、きちんと学ばないといけません

 

それこそ、政治学、経済学、経営学、心理学、哲学、社会学、法律など文系全般を浅く学び、理系もなるべく学ぶということが大事です。

 

これらの膨大なコンテンツを学ぶ必要性を考えると、無駄なコンテンツの大学入試なんかに時間を使うのがもったいないと思います

 

大学入試で無駄に消耗し、燃え尽きてしまってはダメなのです

 

基本的には、頑張る力が強いからこそ、高学歴になれたわけであり、 ということは起業などや社長の割合に高学歴が多いのも頷けるわけです。

 

共通ファクター(要因)は頑張る力だったのです。

 

これがあるから、高学歴になりやすく、社長などにもなりやすいのです

 

ただし、あのペーパー試験の学力とイノベーション的発想などの創造力とは別の力です

 

ペーパー試験では創造力までは測られていません。

 

なので、いくら頑張る力が強いからといっても、つまらない勉強を地道に頑張る力が強い(忍耐力があるなど)だけであり、イノベーション的発想力とはまた別の問題です。

 

創造力と学歴は関係ないかもしれません。

 

そういう意味で、創造力(企画職)などを見る場合、学歴よりビジネスコンテストやその他の審査などで、企画物を見て判断しないといけません。

 

5 Fランと東大卒について。

 

さて、ひろゆき氏の動画の話に移りますが、海外に就職するつもりなら、Fランでも大卒の資格を取ったほうがいいということのようです。

これについては特に否定はしません。

 

ただ、日本社会で生きていくつもりならばFランは無駄です。

高卒とほとんど変わらないと思います。

 

このように高学歴はどのような能力に秀でている人材なのか?よく見ないといけません。

 

茂木健一郎氏は盛んに「東大に天才はいない」や「東大は終わっている」と主張していますが、イノベーション的発想力と高学歴は確かにそこまで関係ないかもしれません。

 

以下の動画でも、「東大生はイノベーションを起こしにくい」と言っています。

 

ただし、理系は優秀なエンジニアなどを輩出しやすいのが高学歴です。

 

また、努力する素質があるのが東大生だということは把握していた方がいいと思います。

 

茂木健一郎氏だって東大卒なのですから、努力する素質があったわけです。

 

まぁ、確かにペーパー試験のコンテンツは無駄が多いので、無駄な努力をさせられたといえます。

 

その努力できる素質や投入量をもっと別の方向に向けさせてくれる入試なら、東大生は報われるわけです。

 

以上、入試や高学歴や学歴などの問題点などを突き止めました。

 

最後に、DaiGoが学歴について、科学的根拠を元に語っているので、興味がある人は見てみてください。

 

ではこの辺で。(3276文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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