どうも、武信です。(No522)
2017年の記事です。
僕がサンプル数2ぐらいで、考えた理想の子育て論ですが、普遍性がある内容だと思います。
「サンプル数2なのに、どうして普遍的だと言えるのか?」は読んでもらえたらと思います。
興味がある方は、続きをお読みください。
1 前置き。
僕は、子育てをしたことがありませんが、姪っ子や、知り合いの子どもなどを見てきて、感じたことを書きます。
人間は「いつ、学業や夢などに向かって目覚めるか?」によって、天才、秀才、凡人など到達できる地点が変わってきます。
10代か、それ以前で目覚めれば「天才か秀才に近い地点」にたどり着ける可能性が高まります。
20代以降で目覚めたら、凡人になる可能性が高まります。
僕はそう考えています。
「何かに本気になって取り組む、取り組み続ける」というのが目覚めた証拠とします
2 中学受験の例。
で、ですよ。
学業に限って言うと、中学受験をする層は、小学生くらいで目覚めるわけですが、小学生くらいで目覚めるのって、かなり少数派だと思うのです。
そして、小学校くらいの時点で目覚める層は2種類あり、
1つは自然発生的に自身で目覚める層、
2つ目は親の介入(親の直接的な介入、間接的な介入にせよ)
で目覚める層があると思います。
親が高学歴だと、親の姿を見て、目覚めるかもしれません。
親が勉強したり、読書したりしていると、子どもも真似て勉強したり、読書したりするかもしれません。
逆に、親が高学歴じゃない場合、親は勉強もしないし、読書もせず、TVを見ていたりするわけですから、そんな姿を見ていて、子どもがやる気を出すのは難しいかもしれません。
ともかく、小学校の時点で目覚める層は、親の影響が大きいと言いたいのです。
かなり恵まれた層なのです。
3 目覚める層とは?
このように、10代の子どもの教育は、
1 子どもが自発的にやる層(かなりの稀なケース)
2 親の介入のケース
3 放任主義(学校などに任せる)
の3種類があり、一番多いのが放任主義でしょう。
で、10代、高校生ぐらいで目覚める層もいます。
それは、「親を反面教師にして、成り上がってやるという層」や、
「ともかくヤバいと危機感を抱く層」や、
「メディアの影響」(昔、流行ったドラゴン桜など)や、
「高校生ぐらいで教師の教え方により、勉学に目覚めた層」
など、様々な理由で、10代で目覚めることができれば、まだ間に合います。
しかし、20代になってから目覚めるとなると、少し、遅すぎます。
10代で目覚めた層とも戦わないといけないわけであり、学力という面では、かなり差がついています。
もちろん、大学受験勉強期が人生で一番勉強したという秀才も多いですから、20代からでも死ぬ気で(大半の秀才の受験勉強絶頂期並みを、ずっと続ける)やれば、間に合う可能性はあります。
4 結論。
このように子育ては、「いつ本人が目覚めるか?」が大事です。
そして、強制的に目覚めさせるのはかなり難しいことです。
親が高学歴じゃない場合、「子どもに勉強しろ」といっても、まず聞きません。
中学受験のドラマ「下克上受験」がありましたが、あのドラマのように親が死ぬ気で子どもに訴えかけ、さらに「親も死ぬ気で一緒に勉強するぐらいじゃないと、親が高学歴じゃない家庭で、中学受験は厳しいのでは?」と思います。
遺伝で知能は決まるという説もあり、親が放任主義でも、勝手に遺伝的に優れた人は猛勉強し、のし上がっていきますが、かなり稀なケースです。
以下の記事にも書かれています。
「「遺伝子」は出身大学と「生涯年収」にどう関係するか」というタイトルです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20181030-00102424/
簡単に引用します。
小中学校までの学業成績の違いでは、その40~60%は遺伝的要因によるものといわれているが(※5)、英国のキングス・カレッジ・ロンドンなどの研究グループが遺伝子が同じ一卵性双生児と通常の姉妹兄弟と同じ程度の遺伝子である二卵性双生児で比較した研究(※6)では、難易度による大学入試の程度の57%が、志望大学の選択の51%が、また入学した大学のレベルの57%が、遺伝的な要因によるものであることが示唆されたという。以上、ここまで。
海外の事例のようですが、遺伝の割合は半分くらいはあるようですね。
ともかく、姪っ子や知り合いの子どもなどを見てきて、感じたことを書きました。
どちらも親が高学歴じゃない事例です。
それなりに実体験を伴っています。(サンプルは少ないですけどね)
ではこの辺で。(2123文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。