頭がよい人とは?「頭がよくなる手段とは?PART2」

どうも、武信です。(No468) 

 

前回の記事が以下です。

「頭がよくなる手段とは?」というタイトルです。 

頭がよい人とは?「頭がよくなる手段とは?」

 

 

前回の記事で頭がよくなる手段や、頭がよい人の深い定義を書きました。

 

今回は、高学歴の特性や大学受験や、さらなる新しい「頭がよい人の定義」を付け加えました。

 

頭がよい人の定義って、いろいろ浮かぶもんですね。

皆さんにも、「頭がよい人とはどういう人なのか?」の参考にしてもらえたらなぁと思います。

興味がある方は続きをお読みください。

 

1 ひろゆき氏の動画の要約。

まず、以下の動画を貼ります。

https://www.youtube-nocookie.com/embed/fDd-292sUa4

 

一部、簡単に要約します。(僕の意見も多少、混ぜました)

 

サイコロは試験で持ち込み可ですが(禁止されていない)、スマホは持ち込む不可です。

なぜなら、「スマホは試験の点数を、上乗せする効果があるから」です。

 

スマホで、試験の英文を写真で撮って、翻訳することができます。

そうしたら、日本語になるので、簡単に解けるようになります。(英語の試験は英語で書かれているから、読解に時間がかかり、差がつくのですからね)

 

また、数学の試験も、「写真で撮って、計算などを解いてくれるソフト」がネット上にあるそうです。

 

つまり、スマホは試験で持ち込ませてはいけないのですが、以下のことも言えます。 

それは、「試験なんて所詮、スマホを使えば解けるくらいの問題でしかない」ということです。

 

古文にせよ、Googleで一文を検索すれば、すぐに逐語訳が出てきます。

もはや、古文の読み解き能力など、必要ないのです。

 

そういう無駄な暗記をして、それが通った証明が高学歴なのです

 

高学歴には頭がよい人ももちろんいますが、頭がわるい人も一定数入ってきます。

頭がよい人は学歴にかかわらず、結果を残すので、肩書をそこまで気にしませんが、頭がわるい人の場合、結果が出ないので、余計に「なんでこの高学歴の俺が」と肩書を気にします。

 

高学歴は、「スマホで肩代わりできる能力を身につけた証明」に過ぎず、本当の頭の良さ(スマホを使って問題解決するや、創造力など多数)とは別なのです。

 

高学歴の人であたまがわるい人は、暗記力が高いだけだったり、情報処理能力が高いだけだったり、限られた範囲内での問題を解ける力限定の能力だということを、気づいていないのです。

 

「答えがない問題をどう解くか」や、「限られた資源制約下で問題を解決する能力」や、「意思決定能力」「予測力」「創造力」「コミュ力」「文章力」などは、測定されていないのが高学歴なので、違う資質は別の手法で確かめないといけません。

 

企業の本質は学歴に関わらず、「仕事で成果を出せる頭がよい人」が欲しいわけであり、高学歴だろうと、中卒だろうと、「成果を出せる人なら、欲しいのが本音」です。

 

そして、高学歴には頭がよい人と頭がわるい人が混じっており、企業は頭がよい人(成果を出せる人)を求めており、「面接によって、高学歴の頭がわるい人」を落とすのです

 

ですから、「この高学歴の自分が」と言って成果を出せそうもない人は、実は「頭がわるい高学歴の人」なのです。

 

ところで、資格は「暗記をしないと、取れないものが多い」です。

高学歴は、「別に、暗記をしなくてもいい分野を暗記することが多く、無駄が多い」です。

 

暗記地獄に耐えるとしたら、資格系は意味があり、それで食えるのなら、その道に行けばいいという話です。以上、ここまで。

 

2 僕の意見。

前回の記事は以下。

 

頭がよい人とは?「頭がよくなる手段とは?」

頭がよい人とは?「頭がよくなる手段とは?」

 

以上の内容を踏まえて、僕の意見を書いていきたいと思います。

 

確かにひろゆき氏の言う通り、スマホで代替できる能力の証明が試験通過であり、高学歴なのかもしれません。

 

ちなみに、日本では大学卒業が高学歴の意味ではなく、難関大学に受かったこと(高校卒業時点くらい)が高学歴なのです

 

ホリエモンは東大卒ではなく、東大中退ですから、厳密には高学歴ではないはずですが、日本の世間では「東大すげー」と、高学歴と見なされていますね。

 

「スマホで代替可能な能力なら、そんなの要らなくね?」という意見も一理ありそうに思いますが、そうではありません。

 

数学の基本を学べば、その後の数学的理論の発明に結びつく、思考力が鍛えられます。

国語の現代文を読めば、小難しい文章の読解力がつくかもしれません。(僕は現代文否定派なので、実はこれには疑問符です)

小論文を書かせれば、文章力や論理的思考力や発想力がわかるかもしれません。(僕が受験勉強で、最も役立った科目は小論文です)

 

小論文の勉強をしてから、文章を書くようになり、その後ビジネス書の多読を経て、今に至ります

 

よって、以下のような日本論文プラットフォーム案を書いたのです。

 

「日本論文プラットフォーム。フィクサーによる日本の教育改革本から」というタイトルです。

2020年教育改革への僕の本「日本論文プラットフォーム」フィクサーによる日本の教育改革本から PART1

 

2020年教育改革への僕の本「日本論文プラットフォーム」フィクサーによる日本の教育改革本からPART2

 

英語が読めれば、ITの世界では有利です。

 

翻訳や通訳を使えばいいという意見ももちろんありますが、まだ完璧じゃないのです。(英語圏に住むのに、わざわざ毎回、通訳機などを使っていては、タイムロス(時間の損失)がすごいことになります)

 

英語をやる意味については、以下の記事が参考になるでしょう。

 

「通訳機や翻訳機は具体的にどういうものか」 

英語を翻訳する技術「通訳機や翻訳機は具体的にどういうものか」

 

以上の説明で、英語、数学、小論文の勉強の有用性は、理解できた人もいるかもしれません。

 

スマホで代替できますが、いちいち調べ尽くしていたら切りがないのです。

ある程度の知識があった上での、調べる力です

 

3 僕の意見2 

古文については、今の時代、新しい古文文章が生まれないわけですから、そんな過去の限られた文章の読み解き能力など、無駄だと思います。

 

これこそ調べればいいか、限られた人(文学部など)が、過去の古文文章を訳せばいいのです。

 

そして、世界史や日本史の膨大な暗記地獄試験も無駄ではあるのですが、実はこの暗記地獄試験では、記憶力が抜群に鍛えられるメリットがあります

 

僕は世界史が得意だったのですが(それでも偏差値68くらい)、この世界史という科目で、暗記訓練を膨大にしたことで、記憶力が研ぎ澄まされました。

カタカナや数字の記憶に困らなくなりました。

世界史で散々、無味乾燥なカタカナ用語や年号の暗記をしたからです。

 

こういう能力をOS能力と僕は呼びます。

WindowsのOSであり「情報処理能力、集中力、暗記力、体力など」を指します。

 

これらが優れていれば、その素質の上で様々なことを勉強する上で、有利になるか、効率が良くなり、時間が省けるのです。

高性能なOSの上で動くソフトは有能ですからね。

低性能なOSでは、低能なソフトしか動かせません。

 

暗記力が高ければ、復習に割く時間は削減でき、情報処理能力が高ければ、さばける情報量が多くなり、集中力が高ければ、吸収率やアウトプットが高くなり、体力があれば長時間勉強できます

 

4 頭がよい人とは言語化できる人?

さて、ある人のツイートを貼ります。

「賢さ」や「頭の良さ」とはなんなのか、長い間考えてるけど、数あるうちの1つの解としては 「言語化能力」に長けてる人、だと思う。

曖昧なこと、ぼんやりした気持ち、不特定多数の人に当てはまる事象に名前をつけて、その説明を分かりやすく言語化し、多くの人が理解しやすくできる人は賢いね。

とあります。

 

言語化能力が高いとは、アウトプット能力と深い関係があります。

アウトプットは表現力ですからね。

 

次に、以下のツイートを貼ります。

普通のビジネスパーソンは感覚ロジックビジュアルと変換して、アウトプットするのに、クリエイターやアート系の人は感覚ビジュアルで、いきなりアウトプットに辿りつくからマジでヤバイよね。しかも、それで良い感じになるから本当天才だと思う。 とアート系女子に力説すると喜んでもらえます。

とあります。

 

これは言語化を経ないで、アウトプットをしたという意味ですね。

クリエイター系や芸術家に多い、と言えそうです。 

つまり、言語化しないで、質の高い売れる成果物を作ったのです

 

ということは、言語化とはロジックとも言いかえられそうです。

ロジック(論理)や理論なしに、感覚から成果物(アウトプット)まで至る人もいるということです。

ということは、「言語化しない人でも、頭がよい人がいる」ということを意味しますね。

 

こういう人は再現性が説明できないので、天才と呼ばれるのだと僕は思います。

 

さらに、以下のツイートを貼ります。

「賢さとは、世の中を見る解像度の高さなんじゃないかと思う。

本を読んだ時に行間から情報を読み取ったり、映画を観る時に展開を想像できたり、人の言葉から本心を見抜いたり。そう考えると、賢さは無意識化で情報を収集しそれを正しく整理する力なのかなあとも思う。」以上、ここまで。

 

これは僕の以下の記事と似たようなことを言っています。

 

「頭がよい人とは現状把握力が高い人である」PART2」というタイトルです。

頭がよい人とは?「頭がよい人とは現状把握力が高い人である」PART2

 

自分や他人や世の中への、現状把握力が高い人のことですね。

 

解像度の高さ、という表現も面白いです。

細かく、正確に、他人や世の中を把握できるということでしょう。

 

自分まで把握するメタ認知は、この言葉には含まれてなさそうなのが残念です。

賢さや頭がよい人とは、いろいろな定義ができますね。

 

ではこの辺で。(4635文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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