努力すれば成功へ近づく論「頑張っている人間が世の中、有利に渡り歩けるという真実」

どうも、武信です。(No464) 

 

2017年の記事です。

 

頑張っている人というのを、基本的に人間は好みます。

 

スポーツでも必死に頑張っている日本人選手の姿は、同じ日本人としたら、応援したくなるのではないでしょうか?

 

もちろん、ライバルや敵対関係の相手が頑張っている場合、潰したくなったり、脅威に感じるかもしれませんが。

 

それでも、猛烈に頑張っている人はどこかには採用され、引く手あまたなので、有利に生きていけるというのが僕の仮説です。

 

もっと詳しく知りたい方は続きをお読みください。

 

 

1 幸福について。

 

世の中、幸福はすぐに手に入ります。

 

幸福とは主観的なものですから、今あるものに満足するか、無理しなければ、一時的には幸福感に浸れます。

 

以下の記事で書きましたが、世の中は、自己評価と他者評価があり、それぞれ別物です。

 

「自己評価と他者評価の話」というタイトルです。

「自己評価と他者評価の話」フィクサーによる日本の教育改革本から

 

幸福とは自己評価に大きく依存するので、自分が幸せだと思っていれば、誰が何と言おうと幸せなのです

 

逆に、物質的豊かさや権力などを得るには、他者評価が必須です。

 

物質的豊かさを得るには、金を稼ぐことがまず第一であり、そのためにはスキルを磨かないといけませんし、仕事で評価されないといけません。

 

仕事で評価されるということは、他者から評価されるわけです。

 

「モノや良いサービスを得られる」←「金を得る」←「仕事で成果を挙げる(大企業など)」←「高学歴を得る」←「勉強を小さい頃からやる」が日本のレールに沿った王道です。(右側からスタートです)

 

銘柄大学に入るには、試験という評価を通らなければなりませんし、仕事でも上司や顧客から評価を得なければなりません。

 

そうやって、ようやく金に結びつきます。

金を得れば、良いモノや良いサービスを得られます。

 

これで、物質的な豊かさがようやく得られます。

 

もちろん、大富豪の家に運良く生まれ、相続で莫大な金を得たり、宝くじなどに当たったり、玉の輿に乗ったりという、運で金が得られるケースもありますが、非常に稀です。(例外であり、外れ値です) 

 

2 金はそこまで必要ない世の中において金を求める理由。

 

以下の記事でも書きましたが、金の本質は1「自分ができないこと、やりたくないこと、時間・余裕がないことを他人にやらせることができる権利」(以下、「自分ができないことを他人にやらせることができる権利」と簡略化します)であり、2「贅沢なことやモノを体験、所有できる権利」です。

 

「お金とはいったい何なのか?お金の本質や価値」というタイトルです。

「お金とはいったい何なのか?お金の本質や価値」

 

であれば、良いモノや良いサービスをそこまで得たいという願望がなければ、別に金なんてそこまで必要じゃありません。

 

今の日本では、そこそこの品質のモノやサービスが揃っていますから、わざわざ大金を稼ぐ必要性は、実はそこまで高くないのです。

 

では、なぜ、大金を稼ぎたいという人がいるかといえば、権力になるでしょう。

または性欲でしょう。または、大金による余力や安心感を得たいのかもしれません。

 

大金があると権力が出てきます。

スポンサーになることで、TV局すら、ある程度、都合よく操れるかもしれません。

 

または、愛人を囲うことも可能でしょう。

 

大金があると、自分の人生の老後の心配や労働から解放され、いつでも引退できるという安心感は出るでしょう。

 

権力や性欲や安心感じゃない欲求で、大金を稼ぎたいというのはあまり思い浮かびません。

 

自己実現欲求や名誉などは、金とはあまり関係ないでしょう。

 

3 かなり高い目標の人の欲求。

 

ビジネスで世界一を目指すや、オリンピックで金メダルや、大リーガーなどは自己実現欲求や名誉になります。

金もある程度は絡みますが、金のためだけにやる人は少ないでしょう。

 

以下に、起業家,comさんのツイートを貼ります。

 

起業家は金の動機で動かない、という事例です。

 

「成功するかなんて知るか!俺は自分の信じたものを作る!」で1万社に1つFacebookが出てくれば、それでチャラだからいいや、がスタートアップなのであって、元々が特殊な価値観の人たちの集まりなわけで、新卒で生涯賃金比較しながら、選んだエリートさんたちは成功したあと入ればいいのでは。」

 

「GoogleとかFacebookとか今までの成功例を見ても、お金や待遇を理由にして起業した例というのはまあほとんどなくて、サービスに対する好奇心とか執念が引き金になっているケースが、ほとんどだと思うんだよね。そういう天才を追って優秀な人材が増えていくというのがほとんど」

 

 「スタートアップの業界の底上げを考えるなら、「金儲けなんてどうでもいいんだ!俺が創りたいものをやらせろ!」っていう人間、が伸び伸びとできる環境を作るかじゃないかな。そういう理想のようなものが尊重されないと難しいと思う。」

 

「普通に考えれば、数億円も稼いだら、あとは楽しく暮らそうというのが一般的な感覚で、それでもハードワークする経営者たちって執念としか思えないわけですよ。そういう頭おかしいやつが、死ぬほど稼ぐから失敗したスタートアップがたくさんいても救われるような構造。」以上、ここまで。 

 

4 名誉や猛烈に頑張っている人は人生を生きる上で有利。

 

しかし、名誉というのは人生を生きる上で有利に渡り歩けます

 

つまり頑張った人や、現在進行形で頑張っている人は、他人から賞賛を浴びやすく、叩かれる度合いも減り、味方につく人も多く、有利に生きられます。

 

例えば、錦織選手は日本のテニス界のスターですが、突然、「もうテニスやめた」となって引退したら、今までのような特権的な扱いはされなくなるでしょう

 

不祥事を起こしても、今までならある程度、カバーされたかもしれませんが、引退したら、不祥事をかばってくれなくなるかもしれません。

 

このように、世の中は頑張っている人には温かいのです。

もちろん、猛烈に頑張っている人です。

 

そして、これは世の中にとって良い方向性です。

なぜなら、強力な頑張る動機付けとなるからです。 

 

5 頑張らない人には世の中は冷たい&金などがなくて果たして幸福なのか?

 

特権的な扱いを受けられるのだとしたら、強烈に頑張り続けたいという人もいるでしょう。

有利に生きられますからね。

 

しかし、頑張らない人には日本は冷たいです。

そして、これももちろんいい方向性です。

 

頑張らない人は自業自得扱いされ、不祥事もかばってもらえず、叩かれやすく、不利な生き方になります。

 

幸福は自己評価なのですが、貧乏で異性にもモテず、粗末な扱いを周りから受けても、主観的に自分は幸福だと思えるでしょうか? 

 

もちろん、そう思えればそれは幸せなのですが、なかなか思いづらくないですか? 

 

よく「頑張らなくていいよ」とか「幸福は金じゃない」とか哲学的なことを言う人がいますが、現実世界でそのアドバイスが役立つのでしょうか?

 

年収850万ぐらいまでは、幸福と相関が強いと言われているそうです。

 

年収850万を超える辺りから、幸福との相関関係が弱くなるそうです。

 

つまり、年収850万ぐらいまでは頑張って目指した方が、幸福度という意味ではいくら主観的意味合いが強くても、幸福感を感じやすいのです。

 

上を見れば、切りがなく、金のゲームでは世界一位の大富豪にならない限り、No,1という優越感は味わえません。

 

金のゲームでNo.1を目指すのは、そもそも無理ゲーです。

上を見たら、切りがないです。

 

ですから、そこそこの収入で満足するのが、幸福への道でしょう。

特権的な扱いを受けたいなら、猛烈に努力し続けないといけません。 

 

6 RadioFishの歌詞。

 

RadioFishの「Ultra Tiger」という曲の歌詞にも、次のような一節があります。

 

「権力にBITE 過去にGOODBYE  是正しなけりゃこの先はヤバイ SURVIVEするため己磨く 美学なんかじゃないと今自覚」とあります。

 

これの歌詞の意味は、権力に立ち向かう、歯向かい、権力を維持するには、自分自身を常に猛烈に頑張り続けさせ、実力、影響力を保持し続けないとダメだという意味でしょう。

 

つまり、実力、影響力がなくなったら無用になって、捨てられるということです。

 

だから、生き残るために実力を磨き続け、これは美学というキレイ事じゃないというわけです。

 

特権を得続けるのは楽じゃないのです。

 

ではこの辺で。(3905文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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