統計のバイアス「調査対象によってバイアスがかかるという話」

どうも、武信です。(No451) 

 

今回は、「調査対象によって、バイアス(偏見)が入る」という話です。

 

調査対象である標本は、ランダムであり、特定の思想の持ち主などに偏らないように、配慮されるのが、普通です。

 

例えば、自民党支持者が多い層がたくさんいる集団で、アンケート調査をとったら、当然、自民党に良い意見ばかり集まることになり、全体を表していないことになります。

 

今回はネットでの調査を、主に語っています。

 

また、「人が陰口を言うのはなぜなのか?」という背景にまで、突っ込んだ心理学系記事でもあります。

 

興味がある人は続きをお読みください。

 

 

1 ひろゆきの動画の要約。

 

まず以下の動画を見て下さい。(消されたようです)

 

簡単に要約します。

 

ネット上に見られる文章などは、バイアスがかかっています。

 

幸せな人は、ネット上にいちいち、幸せ話を書きません。(ソシャゲーで儲けて幸せな人は、キャバクラに行ったり、リアルな彼女を作ったりなどしていて、忙しいのです)

 

「ネット上に文章を書く人は、何らかの負を持っている」といいます。

「幸せじゃなく、不幸な人が、ネット上に悪口を書く」といいます。

 

「女性のプログラマーは、重宝されて得だ」といいます。

 

優秀じゃなくても首になりません。

数が少ないからです。

そして、数が少ないから、異常にモテます。

 

さらに、結婚相手は、優秀なプログラマーを選べます。

結婚相手が優秀なプログラマーだと、働かなくても生きていけます。

 

つまり、オタサーの姫状態です。

オタサーの姫は、超幸せだといいます。

 

オタサーの姫に困らされた人が、ネット上でわざわざ書くので、オタサーの姫が偏見の目で見られるといいます。

 

女の多い職場は地獄だと言う人がいますが、地獄を経験した人だけがそう言います。

上手くモテた人は、そう言いません。

 

陰口というのは、基本的に自分より上の人に言うといいます。

陰口を言われる人は、幸せな人だから言われるのです。

 

陰口を言う側と言われる側、どっちがいいかというと、言われる側だといいます。

 

ホリエモンは陰口を言われますが、幸せだから言われており、ホリエモンが陰口を言わないのは、自分が幸せだからです。

 

自分より下の人には、陰口すら言わないのです

 

そうはなりたくないですから、「大変だね」「可哀想だね」と言われているのがマシな状態なのです。

 

どんないい人でも、成功して幸せになれば、陰口を必ず言われるといいます。

 

「陰口を言われるぐらいの人の方が、幸せである」といいます。以上、ここまで。

 

2 僕の反論や主張1 (ネット上に見られる文章にはバイアスがかかる)

 

まず、ネット上に見られる文章にはバイアスがかかるという、ひろゆきの意見があります。

 

特に、幸せな人はネット上には、幸せ話をしなくて、不幸な人が特に悪口や良くない噂を書くので、余計に目立つということでしょうか。

 

しかし、Facebookでは皆、競って、リア充ぶりをアピールしています。

 

また、成功者でも、「これだけ儲けました!」と書く人や、自称一流大学卒者が溢れています。

 

僕はアンチの過激な煽りは一部であり、これは特に目立つと思いますが、不幸な人が特段、目立つ書き込みをしているとはあまり思いません。

 

アンチや不幸な人の世の中に対する恨み話や批判話は、かなり一部が燃えあげて、それに同調する、また一部によって、炎上すると思います。(しかも毎回、ほぼ同じメンバーが炎上させるのです)

 

3 2対6対2の法則。

 

僕はこういう話は、2対6対2の法則をよく使っています。

ファンが2割、傍観者や中立者が6割、アンチが2割、という基本法則です。

 

これは人によって、割合が異なります。

 

人気者ほどファンの割合が多く、アンチが少くなりますし、嫌われ者ほどファンの割合が少くなり、アンチが多くなります。

 

しかし、基本法則はだいたいこれくらいの割合、という意味です。

 

ネット上の不幸話を書き込む層は2割くらいの一部であり、それが目立つだけであり、6割のほとんどは傍観者(つまりROM専。見るだけの人)であり、2割の幸せな人?が成功話やリア充アピールをするのではないか?と仮説を立てています。

 

まぁ、僕がTwitterでは、不幸話ばかりする人を意図的に外していますし、成功話をする人をフォローしているので、それだけでバイアスがかかっているとは言えます。

 

ブログを読む際も、役立つ記事以外は読みません。

 

そうなると、ネット上での客観的な幸せ話と不幸話の割合の算出はなかなか難しいのではないか?と思います。(Twitter社とかデータ分析して欲しいです)

 

ネットでは、見たい情報だけを見ることができます。

 

大学受験や新聞や本のように、苦手だったり見たくない情報までも、網羅されて、載せられているのとはネットの世界は違います。

 

ひろゆき氏は、そんなに不幸話ばかり見かけるのですかね?

僕はあまり見かけないのですが。。。

 

4 僕の反論や主張2 (自分より下の人には陰口すら言わないという話)

 

「自分より下の人には陰口すら言わないといいますが、僕はこれは間違いだ」と思っています。

 

正確には「幸せで満たされている人なら、自分より下の階級の人達の陰口を言う割合が下がる」、とは言えそうです。

 

ですが「今、自分が挑戦中だったり、そこまで満たされていない状態の人(日本人の大半でしょう)は、自分より下の人の陰口は言う」と思います。

 

正確には、自分に害を与えてきた自分より下の人です。

 

自分より下の人でも、害を与えてこなければ、陰口は言いません。

 

害を与えられれば、人は気分が悪くなりますから、自分より下の人のことを「可哀想な人だ」と思えるときもありますが、「こいつ、ふざけるな!」と思うときもやはりあるのです。

 

特に、一時的な害であれば許容できますが、長期的に害を与えてくるのであれば、陰口、悪口を言いまくるのはかなりありえます。(職場でしょう)

 

「自分より上の人の陰口を言うほうが当然だ」、とひろゆき氏は思っているようです。

 

よく、週刊誌で芸能人のスキャンダルが叩かれている話を見れば、そう思いたくなります。

いわゆる嫉妬です。

 

しかし、自分より上の人でもかなりの成功者になると、人は陰口を言わなくなります。

 

例えば、野球の大谷選手は素晴らしい活躍をしていて、それ相応の努力をしていると思えるから、嫉妬さえしなくなるのです。

 

逆に、嫉妬する対象は自分に近い存在です。

 

自分もその人になれそうだったけど、何かの理由でなれないという近い存在に嫉妬し、陰口を言うのです。

 

遠い実力者や成功者には、自分とは別格の人間だから、嫉妬の対象にならず、陰口を言う気すらなくなるのです。

 

そう考えると、自分より上の人に陰口を言うのが人の特徴であり、陰口を言われる人は幸せというひろゆき氏の主張は、「他の大多数の人に真似される対象だと思われており、別格の存在ではなく、どちらかといえばズルい対象」と思われているということになります。

 

つまり、舐められているのです。

 

または、知的レベルがある程度対等じゃないと、喧嘩もディベートもできません

 

さらに、自分には同じくらいの実力や努力量や魅力がある(とその本人は思い込んでいる)のになぜ、対象者があんなに恵まれているのか?ということから、嫉妬や陰口は生まれます

 

次に、自分より下の対象には陰口を言わないという意見も間違いで、害を与える人には自分より下にせよ上にせよ、何らかの反応(陰口含む)をするのです

 

ひろゆき氏の主張があまりに単純すぎる分析であり、疑問をもったので書きました。

 

以下の記事も参考になるでしょう。

 

「芸能人で叩かれる人には理由があった!?」

芸能人バッシングについて。「芸能人で叩かれる人には理由があった!?」「副題 どうして同じ芸能人でも叩かれる人とそこまで叩かれない人がいるのでしょうか?皆さん、分かりますか?」

 

5 調査対象によってバイアスがかかるという話。

 

タイトルですが、この主張には同意です。

 

ただし、ひろゆき氏の、「ネット上には不幸話をして幸せな人や、成功話は少ないというバイアスがかかる」、という意見には疑問符です。

 

僕のバイアスがかかっていると思う出会いの場所は、スカイプちゃんねるなのですが、「メンヘラ率が高く、変な人が多い」という印象です。

 

理由は、おそらくリアルで相手にされないから、ネット上に来ているわけであり(バイアス)、昼間にいるネット上の人は、自営業か特殊な職業(休みが平日の人など)か、無職で暇な人か、病気の人の可能性が高いから、昼間にネットにいるのです。

 

ですが、たまにいる良い人は、以下の可能性があります。

 

1 高校生、大学生(休みが社会人と比べたら多いので、いる可能性がある)

2 地方の人(リアルで決して相手にされないわけではなく、地方だと人材不足であり、ネット上の方が優秀層がいる可能性があるので(全国区だから)、敢えてネット上にいる)

3 自営業(裕福な自営業は暇つぶしのために、スカイプちゃんねるの場所を暇つぶしで使う可能性があります。藤沢数希氏もいたそうです)

4 特殊な職業の人(休みがズレているだけであり、きちんと働いており、リアルの狭い出会いより、ネットにも拡大しようとしている)

5 海外の人(語学練習をしたくている。語学の相手としては良い相手かも)

 

これくらいでしょうか。

 

逆に、ヤバイ人達は、以下です。

 

1 メンヘラな人達(病気なので口が回っていない。自殺をさかんにほのめかす。まとわりつかれ、最悪ストーカー化される)

2 無職で暇な人達(勉強中の人や何らかの事情があるなら別ですが、何もしていないゲームばかりの無職の人達は、話題もないし、絡むだけ、時間の無駄だと感じます。生活保護者や、引きこもりの可能性も大です)

3 リアルで相手にされないから、ネット上にいる人達(こういう人は地雷です。特に、首都圏で大学にいるのに、ネット上にばかりいる人は地雷率高いです。リアルで相手にされないから、スカイプちゃんねるの場所にいる可能性が極めて高いからです)

 

スカイプちゃんねるには、こういう人達の種類がいると推察できます。

 

ぜひ参考にして、良い人を見極めましょう。

 

ではこの辺で。(4504文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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