IT企業のビジネスモデル「メルカリの成長戦略」

どうも、「ホントのメディア」~自由人のための起業・フリーランス・副業塾~運営者の武信です。(No441) 

 「勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全」という本を参考にしてまとめます。

「勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全」

1 メルカリの背景。

メルカリは、国内最大のフリーマーケット(フリマ)アプリを提供しています。

ユニコーン企業(評価額が、10億ドル以上の未上場企業)はLINEDMM.comがありましたが、メルカリも仲間入りしました。

しかし、LINEは2016年7月15日に上場し、メルカリも上場しています。

メルカリのアプリは、国内で4000万ダウンロード、米国でも2000万ダウンロードです。

EC市場はBtoB(企業間)、BtoC(企業と個人)、CtoC(個人間)があるのですが、メルカリはCtoCのネット上の自由参加市場、マーケットプレイスを展開しています。

これはさらに、オークション形式フリーマーケット形式の2つに分かれますが、前者はヤフオクやモバオクなどであり、後者の代表がメルカリです。

2 メルカリの仕組み。

メルカリの仕組みは、以下です。

スマートフォンを利用して、全ての手続きが基本的に完結します。

自分の持っているモノを売る出品側は、商品を撮影して、必要な情報を入力し、自ら価格を設定する、つまり、売り手が価格を決めます。(この売り手が価格を決めるのが、オークションとは異なります)

購入する側は、メルカリのスマホアプリ上で、欲しい商品を探し、提示された値段でOKなら支払いをして購入し、購入者が支払った代金は、いったんメルカリが預かります。

メルカリは第三者の仲介によって、取引の安全を担保しており、この仕組みを第三者預託(エスクロー)と言います。

出品者から購入者に、商品が届いて、「問題ないと納得した」ことをメルカリが確認した後に、代金から10%を差し引いた額が出品者へ支払われます。

メルカリとヤフオクの違いは、P186〜をお読みください。

ユーザー層は、メルカリは若い女性が中心であり、スマホ中心です。

ヤフオクは男女ともに幅広い年齢層であり、PC中心です。

3 メルカリが成功した理由。

2013年7月からサービスを開始し、2013年の12月時点では100万ダウンロードでしたが、それから丸3年で、国内4000万ダウンロードを達成し、日米合わせて6000万ダウンロードになりました。

minne(ミンネ)やFril(フリル)などの先行サービスは、1000万ダウンロードさえ、達しませんでした。

成功要因は、多数のテレビCM投下作戦です。

参入障壁が低く、差別化が難しいスマホアプリ市場では、その分野でいち早くユーザーを囲い込んで、固定化させたサービスが一人勝ちします。

そのために、全ての消費者をターゲットにして、TVにCMをガンガン流したのです。

LINEも、CM攻勢で認知度を高め、ポジションを獲得しました。

また、メルカリはサービス当初10%の成約手数料が無料だったのも、普及を加速させた要因でしょう。

アプリのユーザーインターフェースがシンプルで、使いやすかったのも大きいです。

これで、フリマアプリの利用率で79.6%と、ほぼ独占的な地位を獲得しました。

4 今後のフリマ市場。

メルカリの流通総額は、1200億円です。

対して、ヤフオクは8667億円と、メルカリの7倍以上の規模です。

ということは、フリマ市場はまだまだ成長市場と言えそうです。 (細かい違いもありますが。詳しくはP192)

5 大前さんの提案。

大前さんは、メルカリの次の戦略を、ネット大手に先んじて、自社サービスへの囲い込みを狙えと書いています。

詳しくは本を読んで欲しいのですが、一部を書くと、「今、押さえている中古品取引という二次流通から、新品購入の一次流通にうまくつなぎ込み、事業を広げる仕掛けが課題となる」そうです。P195。

また、「エスクローで預かった商品代金を、新たな購買へつなげよ」とも書いています。詳しくは本で。

シナジーを発揮できる最も良い提携相手は、ヨドバシカメラだそうです。P196〜。詳しくは本で。

僕はメルカリについて詳しくなく、利用したこともないので、提案ができません。

本の受け売りですし、本の紹介、宣伝で終わってしまいますが、ご容赦ください。

ではこの辺で。(2037文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

参考・引用文献。

「勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全」

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