愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ「人間は過ちを何度も繰り返す。だから他人の失敗集である歴史から学ぶ価値がある。」

どうも、の武信です。(No399) 

 

人は過ちを何度も繰り返すので、他人の失敗の集まりである、「歴史(先人の智慧)から学べ」という記事です。

 

このテーマで書いていきますが、僕の過去の体験談とも絡めて、書いていきます。

より現実的に、リアルな話で理解してもらえるかなと。

 

興味がある方は続きをお読みください。

 

 

1 歴史と他人から学ぶことの重要性。

 

人間って、過ちを何度も繰り返します。

 

そして、その過ちの大半は、過去にだいたい他人が似たようなことで、既に失敗しているんですよね。

 

だから、過ちを繰り返さないためにも、他人の過去の失敗集である歴史から学ぶことは、大いに意味があります。

 

過去の他人だけでなく、現在の他人の失敗を反面教師とするだけでも、大いに意味があります。「人の振り見て我が振り直せ」です。

 

過去の失敗をきちんと学んでおけば、教訓となり、失敗を未然に防ぐことができます。

 

2 先人や年配者は大量に失敗してきており、若者にアドバイスすべきだが不確実な世界では通用しないことも多い。

 

そして、「先人や年配者の役割は、大量の失敗してきた過ちを知っていること」にあるわけです。

 

それらの経験から、まだ経験していない若者にアドバイスすれば、失敗を未然に防げます。

 

もちろん、起業などの不確実な世界では、あまりにも不確実で先が見えないので、先輩や年長者たちの経験があまり役立ちません。

 

よって、常に、仮説を立てて、改善を繰り返すことになりがちです。 

 

3 若者が年配者に聞くとしたら?

 

若者が年配者に意見を聴くとしたら、「どうしたら上手くいくか?」より「どんなことで失敗してきたのですか?」は、良い聴き方だと思います。

 

上手くいくやり方は人それぞれ、時代によっても変わりますが、「失敗は普遍性が高いことが多い」と思われるからです。

 

まさに、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」です。 

 

4 僕の失敗体験談。

 

 ここで、僕の失敗の体験談を書きます。

 

僕が学んだことは、「人はそう簡単に変わらない」です。

 

これ、重要です。何回でも繰り返します。

「人はそう簡単には変わらない」。これを復唱しておくと良いと思います。

 

思想、思考の癖、口調、価値観など、人は様々な要素を持っていますが、それらはそう簡単には変わりません。

本当に変わりません。

 

変わるとしたら、本人が自覚して、死ぬ気で改善したときのみです。(この事例を1つだけ知っています。本人もかなり直そうとしていました。だから、性格かなり悪い嫌われれ者から、別人のように普通レベルになりました。と思いました、この1つの事例すら、結局、ダメでした)

 

しかし、大半の人は自覚もしておらず(自覚している時点でもう変わる気配がある人)、さらに死ぬ気で改善となると、もう無理ゲーでしょう。

 

「人はそう簡単に変わらない」のだから、その変わらない人達と上手く付き合っていくのなら、仕事場なら表面上だけの付き合いにし、身内にまで深く入り込んだのなら、「変えようとせず、諦めも重要」ということです。

 

一回でも、致命的な点で仲違いした場合、もう修復、復縁はしない方がいいです。

 

その致命的な点で嫌いになり、喧嘩別れしたのですが、人間という生き物は忘れやすいもので、またヨリを戻そうとしてしまいがちです。

 

ですが「人間はそう簡単に変わらない」のです。

 

また、その人の致命的な欠点が次も、ほぼ必ず表れます

だから、修復、復縁などしない方がいいです。

 

そもそも相性が良い相手とは、そう簡単に仲違いしません。

なので、相性が良い人同士で付き合えばいいのです。

 

そして、相性が悪い相手とは、身内のような深い関係はもちろんせず、表面上の付き合いで済ませばいいのです。

 

くれぐれも「他人に変わって欲しい」なんて思わないことです。

 

他人に変わってもらうくらいなら、別の自分に合う人を探した方が早道だし、楽です

 

ちなみに、特に変わりにくいのが、自閉症の人のようです。

 

以下の記事から、推測できそうです。(消されたようです)

 

自閉症の人はこだわりが強いですから、普通の人もそう簡単に変わらないのですが、その上をいくぐらい、変わらないと言えそうですね。 

 

5 僕の教訓。

 

もうひとつ、重要な僕の教訓を述べます。

 

世の中、「学力や勉強だけが出来れば、有利に生きられるわけではない」、という事実です。

 

知性や学力やIQが高いと、勉強がいわゆるできるのですが、それだけでは世の中で、出世や上手く渡り合うことはできません。

 

ノーベル賞級の知性があれば、それだけで食べていけるかもしれませんが、東大を出たぐらいの勉強だけができるアスペルガ−障害の人などは、対人関係で、まず、つまずくと思われます。

 

対人関係は、EQやコミュ力と呼ばれるものが秀でていると有利なのですが、アスペルガー障害の人はそれらがないです。

 

病気だから仕方ないのですが、人事や採用などで、人を見る目もありませんし、対人コミュニケーションでいちいちつまずくので、出世はもちろんありません

 

出世するということは、多くの人を動かす立場になりますから、人の気持ちを読めない人を、出世させられないからです。(アスペルガーの人は病気だから、仕方がない面があります)

 

勉強はもちろん大事ですが、それだけにならないよう、充分に注意する必要があります。

くれぐれも、「学力バカ」にはならないようにしないと、出世はないです。

 

最後に、以下の記事を貼っておきます。

 

分からない人には何を言っても何度説明しても、分かってもらえないという話です。

 

そういう人とは、関わらないことが最善の手段です。

 

「見えている人には見えている世界がある」

理解力とは?シリーズ「理解力こそが人生を左右するスキルである」PART1

 

この記事も貼っておきます。

 

なぜ、何を言っても、何度説明しても分かってもらえないのか?の理由が書かれています。

 

情報量や体験量や、理解力の差という説明です。情報処理能力とは何も関係ありません。

 

「理解力こそが人生を左右するスキルである」PART2というタイトルです。

理解力とは?シリーズ「理解力こそが人生を左右するスキルである」PART2

 

6 気質と性格の話。

 

以下の記事を貼ります。

 

「クロニンジャー博士の「パーソナリティ理論」とは?気質、性格でマネジメントを考える(ビジネス+IT)」というタイトルです。(消されたようです)

 

簡単に引用、要約します。

 

 「TCI理論」を紹介します。

 

この理論では、人のパーソナリティは「気質」=「Temperament」と「性格」=「Character」によって構成されており、合計7次元の人格モデルで分析ができる。といいます。

 

TCI理論では、人の行動は「気質」と「性格」によって、引き起こされています。

 

「気質」とは遺伝的に決まっていて、「性格」は人が成長するなかで、形成されます。

 

よく、「遺伝か環境か」なんて話がありますが、この理論では、その両方が人格形成に影響しています。

 

「気質」は脳内伝達物質に紐づけて、解き明かすことができます。

 

人の脳においては、ドーパミンやアドレナリン、ノルアドレナリンといった化学物質が、分泌されることで興奮したり、鎮静したり、という反応が起きています。

 

これらの物質の受容体というものが脳の中にはあるのですが、TCI理論によれば、それぞれの物質に対する受容体の数が遺伝的に決まっています。

 

つまり、アドレナリンの影響を受けて、アクセルがかかりやすい人もいれば、ノルアドレナリンの影響を受けて、ブレーキがかかりやすい人もいます。

 

何かしらの物事が発生したときに、まず情動が発生します。

 

そこで興奮したりしなかったり、というのは、人の理性でコントロールできるものではないのです。

 

ですが、この「気質」が、そのままむき出しで、発動してばかりでは、社会生活を送るのが難しくなります。

 

これをカバーするのが「性格」、すなわち、大脳新皮質の働きによるコントロールです。

 

まず、情動が起きて、次に、大脳新皮質が行動を制御します。

 

この「性格」は、思春期以降、さまざまな成功体験、失敗体験、葛藤を経ることで、強化されていきます。

 

ここで分かるように、「気質」は極めて、物理的な話に還元されますが、「性格」は血流や血圧などの影響も受ける、ゆらぎのあるものです。

 

ストレスが高いときや飲酒中は、この「性格」の働きが弱まり、むき出しの「気質」が前面に出てしまいます。

 

実際に、経時的に、この「気質」と「性格」を測定して比較したら、前者については一貫性が高いですが、後者はその時の状況や調子によって、変動するといいます。

 

●遺伝的に決まる「気質」と、それを調整する後天的な「性格」


「気質」には3つの軸があります。


1  アクセルがかかりやすいか、かかりにくいか
2  ブレーキがかかりやすいか、かかりにくいか
3  他者からの評価が大事か、自分の興味がある物事を追求することが報酬になるか



それぞれの軸のどちらが出るかで、気質が決定されるので、気質は2x2x2=8通りあります。



たとえば、アクセルがかかりやすく、ブレーキがかかりにくく、かつ他者からの評価を大事にする人は、「情熱家」と名付けられ、起業に向いているとされます。



ちなみに、米国ではこの「情熱家」と診断された人の割合が高かったのですが、日本では数%しかいなかったそうです。

 

●マネージャーに必要なのは、何より「想像力」

 

では、このTCI理論をいかにマネジメントに活かすのか。 

 

重要なのは、

・物事が起きたときに、人の脳のなかでは、自動的に発生する情動というものがある

・情動の傾向は、遺伝的な素質の影響を受けている

という2点です。

 

つまり、2人の人が同じものを見たとき、1人にとっては、それがチャンスに見え、行動を駆り立てるものだったとしても、もう1人にとって、それは危険のサインであり、逃げるべきだと受け取られるものであるかもしれないということです。以上、ここまで。

 

ここから先は記事に飛んでください。(消されたようです)

 

他人はそう簡単に変わらないという話は、気質を主に指すのでしょう。

性格はなんとか改善可能かもしれません。

 

この教訓は本当に役立つテーマだと思うので、シェアしますね。

 

ではこの辺で。(4617文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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