若い起業家の発言「起業家.comさんの発言」

どうも、武信です。(No383) 

 

起業家.comさんという人がいて、僕は彼のツイートを頻繁に見ています。

 

役立つツイートをつぶやくことも多いですし、反論ポイントも見つかって、いろいろと示唆に富む意見が浮かんできます。

 

藤沢数希氏も、ツイートは示唆に富みますね。

 

起業家.comさんの過去のツイートを並べて、僕の解釈や意見を書きましたので、興味がある方は続きをお読みください。

 

 

1 起業家.comさんのツイート。

 

「起業家.comの代表」という人がいます。

 

僕は彼のTwitterをよく見ています。

彼は慶応生で、僕の推測ですが、21~22歳ぐらいじゃないでしょうか?

 

彼の発言に以下があるので、貼ります。

 

「技術の進歩に偉大な価値を感じる人は多いけど、技術が進化すればするほど、人間は怠慢になるものだから、あらゆるサービスはそれを前提に組み立てなければいけない。ユーザーはめんどうくさいことなんか絶対にしない、細かいことなんか絶対に理解できない。これが原則。」

 

「メルカリをバカにするIT業界人は多いけど、むしろバカな人の視点を持って開発ができるエンジニアってとんでもなく優秀なんだよね。論理的な自分の価値観、考え方を捨てて、「でも世の中にはこう考える人もいるよな」って想像を巡らせることができるというのはものすごい能力」

 

「多くのビジネスは顧客と接する機会が多いから「あ、自分のリテラシーを基準にしてはいけないんだな」と分かるけど、インターネットのサービスはそれに気づかないまま「なんで誰も使ってくれないんだ」となることは多い。頭いいお前らの基準でサービス作るなという話。」

 

「例えば弁護士はクライアントが自分と同じように法律を知っているとは思わない。むしろ何も知らない前提で話を進めていく。しかし、これがwebサービスになると、作り手は自分の価値観や自分のリテラシーを前提としてサービスが作られている場合は非常に多い。」

 

「政治家なんかを見ていると分かりやすくて、話をシンプルに焦点を絞って感情に訴えかけた人ほど当選するが、政策によって社会を改善しようとしたらそんな単純に結論は出るはずないという。現状に向き合って考え続ける政治家ほど選挙には弱い。」

 

「世の中では、物事を多角的に考えあらゆる可能性を考慮した上で発言をする人は「どっちつかず」と評価され、自分の主観に基づき決めつけを行う人ほど「決断力がある」とか「自信がある」と評価される傾向にある。結果として声のでかいバカが出世してしまうのが日本の組織である。」

 

「面接に強い学生っていて、何聞いても「はい!できます!」とかハキハキ前向きなこと言うんすよ。で、実際は何もできない。ちゃんと質問に対して向き合う学生ほど根拠なく断定はできないから「多分できます」とか後ろ向きで優柔不断に見えてしまい面接に弱い。」

 

「ダニングクルーガー効果と呼ばれる現象があり、できないがゆえに(できるということの定義や基準を理解していないからこそ)自信満々というパターンはありがちなので、自信がある人を信用するというのはだいたいの場合左側の外れを引くということが分かる。」以上、ここまで。

 

2 起業家.comさんの発言の要約。

 

話を簡単にまとめますと、ウェブサービスは自分の優秀な頭目線で作ってはいけないと起業家.comさんは主張しています。

 

現在、Googleを超えるRanQというサービスを開発中のようです。

 

ちなみに僕は「Googleを超えるサービス企画案」を既に考えており、noteに載せています。

https://note.mu/generalisttake/n/naeef14c39fd8

 

そして、政治家は頭の弱い層向けに合わせて、発信した方が選挙に強いと言っているように思います。

 

または、声がでかい自信家やアピール上手な学生ほど、実は大してできない人なのだと言っています。(そういう人ほど企業でも出世しますし、面接にも強いのです)

 

つまり、ウェブサービスの顧客は、頭が弱い人前提で、進めるのが当然と主張している一方で、選挙での国民や企業の面接官や評価者に対しては、「頭が弱いアピールに騙されるな」と暗に言っているように感じるのです。(単なる現状分析であり、僕の拡大解釈かもしれません)

 

3 僕の考察。

 

これらのことから、僕は次のような主張を考えました。

 

分野ごと(ウェブサービスや選挙や企業の評価者など)に、対応を変える必要があると。

 

つまり、顧客のレベルに合わせないといけないと。

 

ウェブサービスであれば、「頭の弱い、IT操作に疎い顧客」に合わせて、サービスを作る必要があります

 

また、選挙では政治家は、国民のレベルに合わせた主張をしないといけないかもしれません。(とはいえ、かつての民主党は、国民の知識レベルをバカにして、アメのマニフェストで釣り、見事、政権に就きましたが、ほころびが生まれ、崩壊しました。長い目で見れば、国民は騙されないということかもしれません。または、メディアの誘導次第ということでしょう) 

 

企業の評価者(面接官や上司など)は、学生などを採用する際、彼らのレベルをよく把握しないといけません

 

いかに、アピール上手なだけの人間を排除するか?でしょう。

 

この場合、顧客目線、顧客迎合(学生迎合)になったら、企業は崩壊します。

 

「世の中の人間のレベルを知るのは大事」という話でしょうね。

 

「誰を相手に商売、交渉、アピールしているのか?」です。

 

4 起業家.comさんのツイート2

 

また、起業家.comさんは、以下の名言のようなツイートも書いています。

 

「お金という存在は価値を数値化したものであり、そもそももともと重みのあるものであるから、誰かを黙らせるには金を稼ぐのが1番早いんだけど、逆に「いくら稼いでいる」で態度が変わる人は絶対に信用してはいけない。そいつは、人間の本質的な能力を見抜くことができず表面上で判断する人間だから。」

 

「余計なこという外野は金なりなんなりの結果で黙らせてやって、その結果が出る前から自分が何もできない時から能力や素質を信じてくれて評価してくれた人と付き合うのが1番いいよ。結果だけ見て判断する人間というのは、結局のところ見る目がないってことだから、付き合ってもメリットない。」

 

「世の中の95%は、誰かの能力とか本質的な価値とかに気付くことなんてできなくて、ただし結果を見れば優秀なんてものは誰にでも分かるのだから、外野に評価されることなんか目もくれずに、結果を出すために全力を尽くすのが1番いい。」

 

「受験生だと「お前が〜大なんて受かるわけないだろ」と言われたり、若いうちは特に「お前にできるわけない」と言われることも少なくないと思うけど、それに反論して自分は頑張っていることを立証しようとしても、どうせ相手はそれを見極める脳みそを持っていない。結果を残して見返す以外にない。」

 

「一般的にIQが20離れていると、会話すら成立しないとされているので、「こいつ頭いいけど話がわかりにくいな」と思ったときはてめえがIQが20以上劣っている可能性をまず疑った方がいい。」 以上、ここまで。

 

5 僕の考察2。

 

結果だけで判断する人は、かなり楽をしています。

結果で見れば、一流かどうかなんて、一目瞭然です。

 

結果が出てないうちから、「この人は芽が出るかどうか?」を考えて採用し、支持するからこそ、投資家目線であり、価値があるのです。

 

「結果からしか見ない人」って本当に愚かであり、本質も何も分かってないと思いますし、信用もしてはいけないと思います。

 

起業家.comさんは鋭い意見を言いますね。

 

一連のつぶやきが21~22歳?とはとても思えないです。

 

ではこの辺で。(3420文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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