どうも、武信です。(No384)
2017年の記事です。
企業や就職エージェントの言っていることと、企業内部の実情は、別な場合が多いようです。
僕の事例から、紐解いてみましょう。
そして、この教訓を基に、あなたは転職の際は注意した方がいいことが、理解できます。
詳しく知りたい方は、続きをお読みください。
1 僕の知り合い(建築系)
まずは、僕の知り合いの元教師の事例から。
元教師ということですから、今は建築系の仕事をしています。
その人は、建築士2級と宅建の資格を持っており、それを武器に転職したのです。
で、中小企業に転職したのですが、面接で「入ってからいろいろと教えてあげるよ」とか、「施工の仕事じゃなく、設計のほうに重点を置く」とか言われたみたいです。
ですが、入社してみたらほとんど教えてもらえず、施工の方にも回されたということです。
そうなのです。中小企業は大企業と違い、人材不足なので何でもやらされるのです。
しかも、給料は安い上に、労働時間も長いブラック企業です。
2 僕の知り合い(外資系)
次に、僕が指導している20代社会人女性の事例を書きましょう。
彼女は外資系で、今は派遣として働いています。TOEICは865だったそうです。
大学は偏差値58ぐらいですかね。(正確に聞いたら、こう答えられました)
そして、今、彼女は週に5回勤務で、残業も、2時間しているそうです。
また、彼女の上司はかなりのやり手であり、普通の5倍以上の仕事量を1日でこなすそうです。
さらに、彼女にその上司は仕事を手伝ってもらうため、自分の業務を教えているそうです。
その会社が彼女を雇った理由は、上司の仕事量の負担を楽にするためでしょう。
しかし、派遣にそこまで求めるのが酷だと思いました。
なぜなら、その上司は自分が5年かけて習得した業務内容を、1ヶ月とかで、彼女に教えようとしていたからです。
彼女は言われているそうです。
「無茶なことをやっているのは承知だ」と。
それで、彼女は最近、僕に相談してきました。
仕事は順調だったのですが最近、プレッシャーが強く、仕事量が膨大でパンクしそうだと。
僕は上司の無茶ぶりに、正直に言ったほうがいいと言いました。
「このままではパンクしてしまう」と。
3 中小企業、ベンチャー、外資の起業文化。
その企業の文化は、ブラックなのだと思います。
中小企業、ベンチャー、外資は、基本的にブラックでしょう。
人手不足であり、大手に勝つには、少ない人材で大量の仕事をこなさないと勝てないからです。
そのため、低賃金、労働時間が長い、となります。
また、彼女は前職はベンチャーだったのですが、そこでも、前持って言われたことと、入社してから、やされていることが違っていたと言います。
これらの事例は3件(建築系と外資とベンチャー)だけですが、普遍性があるように感じます。
つまり、企業が言っていることと、実際に入社してからの現実は違うということです。
こういうことを認識した上で、企業の就職活動をすべきでしょう。
以上、豆知識でした。
ではこの辺で。(1502文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。