初心者のための経営学の教科書「俯瞰経営学4」PART1

どうも、「ホントのメディア」~自由人のための起業・フリーランス・副業塾~運営者の武信です。(No343)

「フィクサーによる日本教育改革本」も教育の全体図・俯瞰図でしたが、経営学でも俯瞰図を作ろうという野心で作ったのが本書です。

「フィクサーによる日本の教育改革本」も教育業界に影響を与えていると思われますが、この俯瞰経営学も多少は影響を与えているかもしれません。

作り始めたのは3年くらい前ですし、まだ未完成ですが、出版社らにパクられまくり、新規性がなくなったので、無料で公開します。

「俯瞰経営学4」のPART1です。本編はここからです。

4番目はオペレーションです。

未完成。省略します

日々の実務業務の遂行部分です。

民間・公務員・フリーランスなど、さらには、業界、会社によって、それぞれ違うでしょう。

仕事の成果を決める重要な実行部分ですが、範囲が広すぎます。

共通する仕事部分もあるでしょうが、僕の本では扱いません。

読者の方が、それぞれ、本を探すか、現場で学んでください。

5番目は「会計・ファイナンス」です。

会計・ファイナンスも、幅広く、深い分野なので、どこまで学ぶかは人によります。

この部分は、特に、お勧め本を紹介することを中心にしておきます。

本の方が、学びやすいからです。(量も多いので、僕のブログだけではカバーできません)

1 「シリコンバレー発アルゴリズム革命の衝撃」という本から引用・まとめ

5番目の会計・ファイナンスになります。

会計・ファイナンスは、フィンテック(様々な要因で、既存の金融機関が提供できなかったサービスを、ITを駆使して実現する一連のイノベーションのこと)と、相性がいいでしょう

ここからは、「シリコンバレー発アルゴリズム革命の衝撃」という本から、引用・まとめをします。(2016年9月20日の本であり、大変、古いので要注意です。「俯瞰経営学」を少なくとも3年前から執筆していたのは確実であり、4年前から執筆していた可能性までありますね)

フィンテックには、ユーザー(企業や個人)側から見ると、

1 資金調達 

2 決済と送金

3 信用確保

4 資産管理 

の4つのサービスに大きく分けることができます。

1 資金調達では、簡易ローンPeer to peer lendingCrowd funding保険などがあります。

例 オンデック(OnDeck) 24時間アクセス可能なウェブサイトでローン申請を受け付け、現在のパフォーマンスをもとに、迅速にローン判定を行うことで、中小企業の急な資金需要にも対応しています。

他の例では、分散型ネットワークのP2P(Peer to Peer to peer)方式で、中小企業や個人向けローンを仲介する「レンディング・クラブ(Lending Club)」は、ローンの借り手と資金の出し手を結ぶマッチングサービスです。

クラウド・ファインディングでは、キックスターター(Kickstarter)が有名です。

他には、エンジェルリスト(AngelList)は、今では投資家からの資金調達の仲介も行っています。

保険の分野では、自動車の場合、センサーを搭載して、運転状況の細かいデータを把握できれば、荒っぽい運転車には保険料を高くするなど、料金を変えられます。

バイオテクノロジーが進化して、血圧や脈拍数以外の生体情報を、リアルタイムで取得できれば、生命保険の概念も変わる可能性があります。

健康状態の将来予測ができるようになれば、保険料金の設定も変わるでしょう。

ただし、バイオテクノロジー分野は、スケール拡大が難しいかもしれません。

個々にカスタマイズした臓器などを、提供、移植しないといけない場合、汎用型の量産パーツが使えないので、ビジネスとして利益が得られるレベルの規模に達するか?が、課題でしょう。

2 決済と送金では、クレジットカードを使用した決済、新しい決済システム(モバイルなど)、デヴェロッパー用の決済API、海外送金などがあります。

スクエア(Square)は、「スクエア・リーダー」というカード読み取り機を、iPadやiPhoneの音声ジャックに差し込むだけで、直接クレジットカード決済ができます。

ペイパルは、あらかじめ、クレジットカードか銀行口座を登録しておくと、IDとパスワードだけで、決済できる決済代行サービスです。

世界中で、1億5000万人以上が利用する巨大サービスですね。

日本では、JR東日本の交通系電子マネー「スイカ(Suica)」(ソニーが開発した非接触型ICカード技術「フェリカ(FeliCa)」を採用)と、セブン&アイの「ナナコ(nanaco)」、イオンの「ワオン(WAON)」といった、小売系電子マネーが、コンビニやレストランチェーンの少額決済を中心に、都市部などで普及してきています。

ここに、アップルが「アップルペイ(Apple Pay)」という非接触型ICチップを搭載した、「おサイフケータイ」のiPhone版を投入しようとしています。

オンライン決済サービスの「ストライプ(Stripe)」は、簡単なコードを組み込むだけで、自社のウェブサイトやモバイルアプリに、クレジットカード決済機能を持たせることができます。

ペイパルと似ていますが、ペイパルがいったん別のサイトに飛んで、本人確認するのに対して、サイトやアプリ内で決済が完了するところが違います。

米国では、すでに安い手数料を売り物にした、クロスボーダー送金のフィンテックスタートアップ「トランスファーワイズ(Transferwise)」などがあります。

日本では、銀行の海外送金の時間的コストと労力がかかりすぎるので、このようなニーズは大きいでしょう。

3 信用確保では、通貨(ビットコイン)、ブロックチェーンがあります。

ビットコインは、最も出回っている仮想通貨であり、それをつくり上げるコンセプトがブロックチェーンです。

ブロックチェーンは簡単に言うと、「分散された取引きの履歴」です。

誰がいつ、なんの取引きをしたのかという、記録を複数の場所で書き込み、照らし合わせることで、その取引が正当なものかどうかを立証します。

詳しくは、本のP175~179ぐらいまでを読んでください。

4 資産管理では、アルゴリズムベースのアセットマネジメント個人フィナンシャルマネジメントクレジットトレイディングフィナンシャルプランニングカードなどとリンクしたマーケティングなどがあります。

「ミント(mint)」は、個人向けのフィナンシャル・マネジメント(資産管理)サービスを無料で提供し、フィナンシャル・プランニング(資金計画)を有料で提供するビジネスモデルで経営しています。

銀行預金、クレジットカード、投資、ローン残高などを、一つのユーザーインターフェイスにまとめ、情報は金融機関から直接取得し、リアルタイムで更新される仕組みです。

クラウドベースの会計ソフト業界も、伸びています。

「フレッシュブックス(FreshBooks)」は、中小企業のオーナーが効率よく時間や経費を管理できるように、請求書を送り、オンラインでクレジットカードやペイパル、電子小切手の支払いを受け取れるサービスを提供しています。

中小企業の会計まわりを手がける日本のスタートアップ「freee(フリー)」も、クレジットカードの利用実績や銀行預金口座のデータとリンクして、日々の経理業務をサポートするだけでなく、決算書の作成や確定申告書の作成まで対応しています。

オンライン投資サービスの「ストックスポット(Stockspot)」は、投資顧問とファンドマネジャーを兼ねた「ロボアドバイザー」(アルゴリズムに基づいて、アドバイスをするロボット)が、顧客ごとに最適なポートフォリオ(投資先の組み合わせ)を提案し、アセットマネジメント(資産管理)を代行します。

また、自動投資マネジメントサービスの「シグフィグ(SigFig)」は、顧客の口座情報などをもとに、目的に沿った形で最も税負担の低いポートフォリオを自動で組むサービスを展開し、既存の資産運用アドバイザー業務に価格破壊を引き起こしています。

このように、働く人の時間の節約を考え、労働生産性を上げることを真剣に考えるのがフィンテックの領域です。

労働生産性を下げる事務手続きを、自動化しようとしています。

フィンテックとは、「会計・ファイナンス」のような補足分野を強化し、企業に貢献するのです。

余談ですが、クラウド・コンピューティングによって上限がなくなったITリソースを「ものづくり」の分野に向けるとIoTになり、「情報収集」や「情報分析」に向けるとビッグデーターとなり、「ファイナンス」に向けるとフィンテックとなります。

さらに、「創薬」や「医療」に向けるとバイオテックになりますし、「(機械)学習」に向けると人工知能になります。

これがアルゴリズム革命の本質なのですが、元はITリソースを使い放題にできた環境が発生源なのです。

IoTの場合はあらゆるものに安価なセンサーを埋め込み、データを取得できるようになったことが背景にありますしね。

ではこの辺で。(4008文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

参考・引用文献。

「シリコンバレー発アルゴリズム革命の衝撃」

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