2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本13 第17章 上」PART2

どうも、「ホントのメディア」~自由人のための起業・フリーランス・副業塾~運営者の武信です。(No264)

前回の記事が以下です。

https://hontonomedia.com/mybookoneducationreformin2020fixersjapaneseeducationreformbook13chapter17jyoupart1/

2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本13 第17章 上」PART2です。

構想約5年以上!総文字数約31万2000文字以上の執筆物です。

フィクサーだと僕が思う理由は、2014年頃(正確には2013年頃から着手)から、この本を書き始めており、それと連動して日本の教育改革も進んだことが、まず挙げられます。

また、それ以上の確固たる証拠もありますが、それは伏せることにします。(本が1冊書けるほどの情報量になります) 

第17章「僕の日本の教育の構想」

 

6 「超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条」」の要約(長め)

予測力について、「超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条」という本があり、予測についてのプロジェクトを行い、予測力という力を測定しています。 

予測力は創造力と同じく、人工知能では実現が難しい人間に残された、最後のフロンティアのようです。

例えば、「過去10年でお互いの職位を交換したロシアの指導者2人は誰か」という問いは、コンピュータは調べることができますが、「今後10年でロシアの指導者2人がお互いの職位を交換することはあるか」になると、とたんにコンピュータには予測できなくなくなります。

将来の予測が難しいのは、世の中は複雑系だからです。

バタフライ効果という言葉もあるように、少しのきっかけで未来がどんどん変わっていきます。

ちなみに意思決定において、「速い思考のシステム1」「遅い思考のシステム2」があります。 

人間は直観の速い思考で、大まかに判断しますが、遅い思考で検証しないと間違えることは多々あります。

予測の方法としては、例えば「レンゼッティ家庭がペットを飼っている可能性はどれくらいか?」という問いに対しては、普通はレンゼッティ家の個別の情報を想像して、推測を立てるのが普通なやり方でしょう。

ですが、超予測者は、最初に「アメリカの家庭の何%がペットを飼っているか?」に着目するのです。

つまり、「外側の視点」と言われるものです。

「内側の視点」、いわゆる、特定の事例の詳細な情報にはまず目を向けません。

アメリカの家庭の62%がペットを飼っているというデータがあるので、それを基準に予測を立てる、つまり「レンゼッティ家は62%の確率でペットを飼っている」という視点からスタートします。

それから、「内側の視点」に移り、62%から上下に予測を調整します。

内側の視点から始めることのリスクはアンカー効果により、意味のない数字にも影響されることを挙げられます。

外側の視点から始めれば、意味のないアンカーには引っ掛かりません。

外側の視点の形成にはフェルミ推定(詳しくは、P151~156)が有効です。

以下、本の引用です。

研究では被験者に、「最初の予測が誤っていたと思ってほしい、その理由を真剣に考えてほしい、それからもう一度予測を立ててほしい」と要求するだけで、一度めの予測を踏まえた二度めの予測は、他の人の意見を参考にしたときと同じくらい改善することがわかっている。

一度めの予測を立てたあと、数週間経ってから、もう一度予測を立ててもらうだけも同じ効果がある。

この方法は「群衆の英知」を参考にしていることから、「内なる英知」と呼ばれる。

大富豪の投資家ジョージ・ソロスはまさにその実例だ。

自分が成功した大きな理由は、自らの判断と距離を置いて再検討し、別の見方を考える習慣があるためだと語っている。以上、ここまで。P167、168。

このように、外側の視点、内側の視点、他の人の外側と内側の視点、自分自身のもう1つの視点と考慮すべき視点がたくさんあります。

これらをトンボの視点と呼びますが、トンボの視点を考え尽くすには、認知欲求が高くないといけません。

認知欲求とは困難な知的活動に取り組み、それを楽しむ傾向を指す心理学用語です。

認知欲求の高い人はクロスワードや数独パズル、または将棋や囲碁などを楽しむのでしょう。

超予測者は、認知欲求が高いのです。

性格面では、「新たな経験への柔軟性」を備えており、多様性も認め、知的好奇心が旺盛と言えます。

予測においては、知能(IQ)や資質より、どういう行動を取るかの方が大事だそうです。

知能や資質があっても、自己批判的思考が高い人には、予測で負けてしまいます。

また、超予測者は運命論者ではなく、確率論者です。

運命を信じるとは、例えば、物事は神の計画によって起きますや、あらゆることは理由があって起きますや、不慮の出来事や偶然といったものはありません、となります。

それに対して、確率論者は必然的なことは何もありません、第二次世界大戦のような出来事もまったく違った展開になっていた可能性があります、

われわれの人生に偶然はつきものです、という思考になります。

超予測者は調査によれば、運命論を否定する人達なのです。

さらに、運命論的思考をする人ほど、予測の正確性が低くなるという傾向が見られました。

逆に言えば、確率論的思考をする人ほど、予測の正確性が高いということです。

人生の出来事に意味を見出す、運命論者は幸福さとは、正の相関がありますが、予測能力とは負の相関があります。

ここでは幸不幸の是非は問わず、単に超予測者とは、確率論的思考をする人達だと書いておきます。

では、超予測者の予測の仕方とはどのようなものなのでしょうか?

ここで、また引用します。

まず、質問を分解する。

知りえる情報と知りえない情報を、できるだけ明確に選別し、すべての仮説を吟味する。

外側の視点に立ち、問題を固有のものではなく、一般的現象の一つの事例として相対的に見る。

それから、内側の視点に転じ、問題固有の情報に焦点を合わせる。

さらに、自分と他の人の見解を比較し、類似点と相違点を検討する。

とりわけ、予測市場など群衆の英知を引き出す仕組みには注意を払う。

こうして得られた多様な見解を、トンボの目のような鋭い単一の視点に統合する。

最後に、確率を1%単位で示すなど、予測はできるだけ精緻に表現する。以上、ここまで。P202。

ここまででも、かなりの労力がかかりますが、まだ始まりに過ぎないと本には書かれています。

情報の変化に応じて、予測を更新する作業があるのです。

超予測者は更新していない最初の予測でも、一般人と比べて50%以上正確さが高いのですが、最初の予測からも更新し続けた方が予測の精度はもっと高くなります。

また、最初の予測と更新の予測では、更新の方が手間がかかる場合もあり、更新の予測も意外と難しいのです。

更新の予測については、2つのリスクがあります。

1つ目は新しい情報に十分な重み付けをしないことであり、これを「過小反応」と呼び、2つ目は新たな情報を実際以上に重く見て、予測を極端に修正する「過剰反応」と呼ばれるものです。

過小反応にも過剰反応にも、極端に反応すると、予測の正確さを低下させます。

また、超予測者は予測について、思い入れが少ないので修正しやすいと言えます。

プロのCIA分析官や有名な評論家は予測を修正すると、社会的評価が下がりやすいのでなかなか修正が難しいのです。

また、予測に無関係な出来事、情報で予測を修正するなら、過剰反応です。

過小反応と過剰反応に気をつけないと、予測の更新の精度を下げてしまうのです。

さらに、超予測者は一般人以上に頻繁に予測を更新し、その刻みも小さいです。

ベイズ統計学を予測の更新には、使用しています。(詳しくは本で。P222~226)

トップクラスの予測者は、「事実が変われば私は意見を変える」と言ったそうですよ。

経済学者のケインズは、「一貫して一貫性に欠けていた」そうです。

つまり、挑戦し、失敗し、分析し、修正し、もう一度挑戦するというステップをずっと繰り返し、自分はもっと上手くやれるはずだという信念を失わなかったのです。

予測力も実際に取り組んでみなければ、いつまで経っても予測力は身につきません。

予測力を身につけるには、実践の中で、ひたすら試行錯誤するしかないのです。(当たり前なことですが)

試行錯誤するということは失敗も必ずあり、そこからフィードバックを得られるかが勝負なのが、普通の世界(ビジネスなど)の出来事ですが、予測の世界では質の高いフィードバックが返ってくることは少ないのです。

予測の言葉の定義が曖昧なことや、タイムラグなどが原因です。

タイムラグというのは数ヶ月後や数年後の予測の場合、最初の当時の予測状況を忘れてしまうか、後知恵バイアスのために後から考えれば分かっていたという思考に陥りがちということです。(詳しくは本のP236~241)

超予測者に必要な資質として、知的謙虚さは大事です。

現実は複雑であり、理解できたと思えたときでも、慢心しないで、人間の判断には誤りがつきものという、認識のことです。

また、予測という世界にはブラックスワンのような現象はほぼ見当たらない、と著者はいいます。

ブラックスワンとは、今までホワイトスワン(白鳥)しか見たことがなかったヨーロッパ人にブラックスワン(黒い白鳥)を見せて、ヨーロッパ中が大騒ぎした事件があり、このことから、「発生するまでは想像もできないこと」を指します。 

そういうブラックスワン的な事象は、ほとんど存在しないと著者は言います。

ブラックスワンをもう少し控えめにした定義が、「きわめて蓋然性の低い事象」となります。

「きわめて蓋然性の低い事象」とは、発生確率0.0001%~1%辺りの事象のことであり、予測するためにはデータを集めるだけでも、数十年~数百年はかかると考えられています。

「きわめて蓋然性の低い事象」の予測は、身長などの正規分布では捉えきれません。

対して、アメリカなどの所得は、ファットテール分布と呼ばれており、偏りが非常に激しい分布です。

そして、このファットテール分布こそが、世の中の現実を表しているのです。

また、ブラックスワンという現象をさらに定義づけるのは結果の重大性です。

加えて、著者はブラックスワン的事象は言われるほど、予測不可能ではないと言っています。詳しくは本で(P308~)

ちなみに、専門家の予測の正確さは、5年先を境に低下するそうです。

予測力については以上です。

この本は買い推奨のお勧め本です。翻訳本の質の高さを見せつけられました。

7 気づく力と鈍感力

気づく力とは、仕事や人間関係、果ては研究や企画などで、気づきを得る力が高い人のことです。

気づく力が高いと成長が早いです。飲み込みが早いからだと思われます。

「一を聞いて十を知る人材」のことですね。

創造力とも関係するでしょう。

ただし、気づくということは敏感になりやすく、ストレスに弱くなるかもしれないです。

そこで、鈍感力の出番です。このバランスは難しいと思われます。

ですが、ビジネスにせよ人間関係にせよ、ストレス社会の現代では鈍感力は必須です。

正直、気づく力が僕自身強いのですが、鈍感力が高まらないためストレスに脆いです。

どうしたら、両方の力が同時に成り立つか知りたいくらいです。

もしかしたら、両極端に振れるか、中間にしかならないのかもしれません。

気づく力が非常に強いと敏感であり、ストレスに弱くなるということです。

逆に、鈍感な人は、気づく力が弱くなるということかもしれません。

その中間型が社会人として、やっていけるという見方もできます。

HSP(Highly Sensitive Person) 、つまり、「過度に敏感すぎる人」という概念があります。

アメリカでも、5人に1人はいて、日本ではもっと多いと言われているそうです。

ところで、気づく力をどうしたら身につけることができるのでしょうか?

僕は、問題意識を持ち、普段から考え尽くすことだと考えています。

普通の人や問題意識がない人は、スルーする情報を問題意識がある人はキャッチし、有益な情報に変えます。

画期的なビジネス企画も、普通の人はスルーする情報を卓越した企画者は捉えて、アイデアに変えます。

ビジネス以外では、ニュートンの万有引力の法則の発見も同じ例でしょう。

「リンゴが木から落ちた」という普通の人は何とも思わない情報を、ニュートンは物理を普段から考えていたので、キャッチしたのです。

これをセレンディピティ(素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見したりすること)と呼びますが、問題意識があり、普段から考え尽くしている人、つまり、気づく力があれば起こる現象です。

ただし、問題意識があり、普段から考え尽くす上に、インプットを怠らないことです。

これらの努力をし続ければ、セレンディピティに遭遇しやすくなり、画期的なアイデアを思いつく可能性が高まると思われます。

ではこの辺で。(5877文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

僕の本は参考文献からかなりアイデアを借りました。考文献を掲載したり、引用元を示したりしたのは著者に敬意を示したためです。ちなみに引用は多少、内容ではなく文体や形式や長さを変えていることはご承知ください。

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 参考・引用文献。

「超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条」 

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