英語を翻訳する技術「Googleのスマホアプリの自動翻訳・自動通訳機がすごい!」

どうも、武信です。(No240)

 

僕が以前、書いた記事のネタが完全に実用化されたようです。

 

以下の記事を貼ります。

https://www.asahi.com/articles/ASMDD6550MDDUHBI03V.html

「スマホで自動翻訳44言語 グーグルがアプリで無料提供」というタイトルです。

 

引用します。

 

米グーグルは12日、スマートフォンで会話をほかの言語に自動的に翻訳できる新機能を同日から世界で始めると明らかにした。

 

同社が強みを持つ人工知能(AI)技術を使って44の言語に対応し、無料で使える。

 

日本などで売られている通訳専用機にとっては脅威となりそうだ。

 

グーグルが米東部時間12日午前10時(日本時間13日午前0時)から機能を追加したのは、会話型AIシステム「グーグルアシスタント」上の音声通訳機能だ。

 

例えば、アプリを立ち上げて「日本語と英語の通訳になって」とスマホに話しかけると、自分が話した日本語は英語の音声に、相手が話した英語は日本語に変換される。

 

新機能は、グーグルアシスタントに対応したアンドロイド端末だけでなく、米アップルのiPhoneでも、アプリを導入すれば利用できる。以上、ここまで。

 

ものすごくないですか?このサービス。

 

以下、この通訳機について、考察していきます。

 

興味がある人は続きをお読みください。

 

 

1 僕の記事からの引用。

僕の記事は以下です。

英語を翻訳する技術「通訳機や翻訳機は具体的にどういうものか」

 

「英語を翻訳する技術「通訳機や翻訳機は具体的にどういうものか」」というタイトルです。

 

以下、一部、引用します。

 

人間とのコミュニケーションは、双方向です。

お互いに言語をやり取りし、意思疎通を図ります。

 

ここで具体例を出しますね。

 

「Aさんという日本人」と「Bさんというアメリカ人」がいるとしましょう。

 

「Aさん」が「Bさん」に通訳機を使って会話をするとしたら、以下のようになります。

 

Aさん。「こんにちは」という言葉を、通訳機に投げかけて、通訳機が英語で表現します。

 

Bさん。「英語で話されたから、「こんにちは」が理解できたぞ。では、こちらも「こんにちは」を返そう。相手は日本人だから「日本語に変換した方が親切だろう」となって、Bさんも英語で、通訳機に言葉を投げかけて日本語で表現します」

 

または、Bさんは「Aさんは通訳機を持っているから、英語で話してもOKだな」と感じるかもしれません。(Bさんが通訳機を持っている前提で話しましたが、持っていない場合はBさんは英語オンリーしか使えません)

 

ここからはBさんが、通訳機を持っていないバージョンにします。

 

Bさんは英語で、「こんにちは」と言い、その後いろいろと会話を始めました。

 

Aさんはその度に、通訳機でBさんの会話を日本語に訳します。

 

日本語で訳されるからこそ、AさんはBさんの会話が理解できるのです。 

 

Aさんは日本人であり、英語ができませんからね。 

 

そしてこの際、翻訳がしっかりしてないと、意思疎通で誤解が生じてしまいます。

 

だからこそ、通訳機の完成はコンピュータが言語の意味を精度高く理解できるか、にかかっていると書いたのです。 

 

AさんはBさんの英語を訳しながら、通訳機を使って(日本語から英語に変換し)、英語でBさんに話しかけます。

 

このとき、アウトプットとしての日本語から英語に変換の場合、あまり変な言葉にはなりにくいかもしれません。

 

しかし、ここでも問題事が起こります。 

 

Bさんの英語力がネイティブなのに、低かった場合、通訳機の英語での表現を理解できない可能性が残るのです。

 

英語ができる人なら、もっと簡単な英語で言い替えたりして意思疎通できますが、そのパターンを通訳機がこなせるかどうかですね。 

 

これが専門的な話だったり、数字や単位などが絡むと(契約や法律も含む)誤訳は非常にマズイです。

 

専門的だったり、数字や単位などの英語になると、ネイティブのアメリカ人でも理解できない話になるかもしれません。 

 

または、日本人でも専門知識じゃなかったり、教養や知識レベルが低い人だと、相手のアメリカ人の教養や知識が深い英語を、日本語に訳しても理解できない場合が残ります。(アメリカの歴史や都市の話など、されても意味不明でしょう)

 

このように、通訳機は正確に訳すことにまず第一の壁があり、第二に相手のボキャブラリーなどのレベルによって、英語表現のパターン(言い替え)を幅広く用意できるかであり、第三にそもそもの教養や知識レベルが噛み合わない相手とは日本人同士でも噛み合わないように、アメリカ人とも噛み合わないということになります。 

 

また、通訳機を介すと、会話に時間がかかるという欠点があります。

 

相手の英語を日本語訳にして理解し、それを素に返事を返すので、「日本語を日本語のままや英語を英語のまま」の人たちとの会話と比べたら、操作時間で時間を取られます。

 

こう考えると、通訳機が決して万能なわけじゃなく、英語を勉強して英語を英語のまま理解できて、間違った解釈にならないように修正できるくらいの英語知識があったほうが、有利になるのではないでしょうか。 

 

英語を勉強しなくていい、通訳機が全て将来やってくれると期待する人には、残念な未来図かもしれませんが、僕の予測や想像ではこうなっています。

 

または、頭に取り付けるマシーンみたいなのができて、頭で思い浮かべるだけで、会話のやり取りができるようなモノができたら話は変わってくるかもしれませんね。以上、ここまで。

 

2 実際のやり取りを動画で理解しよう!

 

以下の動画を見てもらえたら、実際にどうやって、通訳機を介して、やり取りされているのか?が分かります。

 

記事に飛んで、見てみてください。

 

どうでしたか? こういう場面を僕は想像したのです。

 

しかし、日本語をちゃんと発音し、しかもわかりやすい、訳しやすい日本語を投げかけないと、誤訳が生まれ、翻訳が上手くいかず、相手に変な英語表現が届く可能性があります。

 

逆もしかりです。

 

また、そもそもの問題点として、通訳機は「単なる言葉の変換器」ですから、お互いの教養や知識レベルが噛み合わなければ、仲良くなったり、交渉には使えません。(専門的な用語やマニアックな用語はお互いの知識があってこそ、通じます)

 

しかも、この通訳機を使いまくって、会話をすると、相当な時間的なロスが生まれます。

 

しかし、まったくの言語交換が難しい相手とコミュニケーションする際は、補助としてかなり有用だと感じます。

 

3 記事からの引用。

 

以下の記事を貼ります。

https://diamond.jp/articles/-/222448

「なぜAI通訳機ポケトークは、スマホアプリでなく専用端末にこだわったのか?」というタイトルです。

 

引用・まとめをします。

 

ポケトークという翻訳・通訳機は、語学学習に最適なデバイスのです。

 

翻訳した音声が出るのと同時に、翻訳テキストが原文テキストとともにディスプレイに表示され、自分の勉強に使えるからです。

 

翻訳履歴も残るので、何度でもテキストと音声を復習できます。

 

フレーズの確認やリスニングの練習に使えます。

 

さらに、自分で英語を吹き込んで、正しく認識されるかをスピーキングの練習にも使えるのです。

 

あるいは、表示されるテキストは辞書代わりにもなります。

 

加えて、翻訳できる言語は英語だけでなく、中国語、イタリア語、フランス語など、75言語の語学学習に使えます。

 

さらに、複雑な文章でも翻訳できるのが最大の特徴です。

 

過去、「○○って、英語で何て言えばいいの?」という疑問には、バイリンガルの人に聞くしかなかったのですし、加えて、まとまった文章をデバイスに向かって話しかけて、正しい翻訳文が戻ってくるデバイスは過去にありませんでした。

 

勉強法として、英語を話すステップとして、基本的な段階が2つあります。

 

第一に、数多くの構文やフレーズを覚えること。

第二に、覚えた構文に単語を適宜当てはめていくことです。

 

略。

 

今なら、自分が話したいことを前もって「ポケトーク」に向かって話すだけで、手軽にその喜びを味わうことができます。

 

たとえば、「大阪に来たのは3カ月ぶりです」と言いたいとき、「~ぶり」と表現する英語がすぐには出てきづらいのではないでしょうか。

 

「ポケトーク」なら「I came to Osaka for the first time in three months.」と瞬時に音声とテキストが返ってきます。

 

「ああ、英語ではこう言えばいいんだ」とわかります。

 

東京に来たのが久しぶりであればOsakaをTokyoに替えるだけでいいし、5年ぶりならthree monthsをfive yearsに替えればいい。

 

こうした英会話の成功体験を作るには「ポケトーク」は最高のデバイスなのです。

 

アプリではなく専用機にこだわった理由は、マイクの性能がスマホは悪かったからです。

 

入力音声をちゃんとしないと、翻訳の精度が悪くなりますが、スマホはマイクの性能が悪いのです。(雑音の中では聞き取りません)

 

そして、ポケトークは、マイクの性能にこだわりました。

 

スピーカーの性能も重要要素ですが、スマホは性能は低いのです。

 

スマートフォンとの差別化はここです。

 

アマゾンのKindleも読書専用端末として、読むことに特化し、「目は疲れない」「明るいところでも暗いところでも読める」とこだわり、差別化しています。(他の性能面も差別化しています。辞書機能、マーカーやメモ機能、電池の持ちがいいなど) 

 

以上、ここまで。

 

僕がポケトークと、今回のGoogleアシスタントの差別化ポイントとして感じた点は、「マイクやスピーカーの性能」もそうでしょうが、ネットにつなげて使うタイプがGoogeアシスタントだと思うので、スマホの「ネット回線を使いすぎる点」と、「電池の減りが早い点」かなと思います。

 

ポケトークが完全に消滅するとしたら、最近、話題になったスマホの電池の持ちがかなり良くなるという電池開発の話が現実化した時と、スマホのネット回線が使い放題になった時、さらにスマートフォンのマイクやスピーカーの性能が上がった時かなと思います。

 

ポケトークはKindle路線を踏襲したようですが、正しい戦略だと思います。

 

また、英会話の勉強教材として、Googeアシスタントもポケトークも最強だと僕は予測します。(これを機に、Googleアシスタントで英会話を勉強しようと思ったほどです)

 

しかし、それでも、今回のgoogleアシスタントはかなりの脅威ではあります。

 

または、逆に、通訳機の利便性が再認識されて、ポケトークの認知度も高めて、売れる可能性も残るかもしれないと思います。

 

今までは、通訳機の良さ・便利さを認識している客はあまりいなかったですからね。

 

ただし、Googleアシスタントでかなり事足りると分かったら、ポケトークの購入には至らないでしょう。

 

しかし、Amazonのポケトークのレビューでは酷評されているようです。

 

今後、どうなるか?要チェックかなと思います。

 

ではこの辺で。(4938文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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