2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本10 第14章 下」PART3

どうも、「ホントのメディア」~自由人のための起業・フリーランス・副業塾~運営者の武信です。(No224)

2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本10 第14章 下」PART3です。

構想約5年以上!総文字数約31万2000文字以上の執筆物です。

フィクサーだと僕が思う理由は、2014年頃(正確には2013年頃から着手)から、この本を書き始めており、それと連動して日本の教育改革も進んだことが、まず挙げられます。

また、それ以上の確固たる証拠もありますが、それは伏せることにします。(本が1冊書けるほどの情報量になります) 

 

7 連携の話のまとめ

連携の話をまとめます。

情報革命により、モノ(例えばトヨタの年間販売台数1000万台)より、情報(Facebookのユーザー数16億人)の方が拡大しています。

「集客力が大事な時代になった」ということです。

そこでは、エコシステムが鍵となります。

シリコンバレーやハードウェア製造拠点の台湾、ソフトウェア開発拠点のインド、暗号や無線通信技術の研究開発拠点のイスラエルなども、含まれるでしょう。 

もはや、一企業だけでは優位性を保てないのです。

それぞれのナンバーワンの専門分野の企業と、連携し合わないと生き残れません。

アップルは日本を素材・部品メーカーとして扱い、台湾のホンハイに製造を受注し、アプリを他人に作らせています。

一企業で孤軍奮闘していません。情報革命の時代では、エコシステムはグローバルであり、開かれています。

華僑やユダヤ人やインド人などのネットワークを使ったり、他社や他者(AppleのアプリやYoutubeのコンテンツなど)を上手く使わないと、優位性が保てない時代なのです。

連携し、エコシステムを構築するには、各企業が参加するメリットを享受できる構想が必要となります。

そして、各自企業も、構想に参加できるだけの強みを持たないといけません。

提供できる価値や強みがなければ、構想から外され、エコシステムに参加できないのです。

連携が大事ということは、要は環境が大事という話にもつながります。

起業家が生まれる条件として、「起業家を身近に知っている」「起業のチャンスが溢れていると思っている」「起業のやり方を知っている」の3点があります。  

この3条件が、シリコンバレーには揃っています。

友達に実際に起業して、大成功した人がいたら、自分でもできそうな気がするのが人間というものです。

良い勘違いが発生するのです。

8 イノベーターとイノベーションの普及について

イノベーターが続々と生まれる条件も、「イノベーターを身近に知っている」「イノベーションのチャンスが溢れていると思っている」「イノベーションの起こし方を知っている」の3点です。

進学校に入ると勉強しやすくなるのは、周りが勉強しているからです。

環境が大事なのです。

リクルートから次々と新規事業が起こるのはなぜか?といえば、周りが続々と新規事業を起こしているから、自分でも起こせそうな気がするからです。

イノベーションの起こし方は、「起業トレーニング」や「起業コンテスト」などが有効なようです。 

次に、イノベーションの普及について書きます。

ユーザーイノベーションという新語が印象的でしょう。

まず、イノベーターが最新技術に飛びつき、次の階層のアーリーアダプターが、「新しい使い方」のアイデアを生み出す構造となります。

イノベーターが、この「新しい使い方」のアイデアを取り入れると、イノベーターとアーリーアダプターの知識が融合して、大きな価値につながるイノベーションを発生させます。

また、イノベーターは情報発信力も高いから、「新しい使い方」のアイデアは幅広い層に伝わり、キャズム(溝)を超える動きとなります。

このような状況下で今、普及している商品についてのユーザー(イノベーター)の意見を聞くことが、キャズムを超える道となります。

リスクも小さいし、素早いマーケティング活動となるでしょう。

しかし、イノベーターがアーリーアダプターの声を聞かないと、アーリーアダプターからの「新しい使い方」のアイデア提案が取り込まれず、両者の知識が融合されず、大きな価値を生み出すイノベーションは、ゆっくりとした動きとなります。 

この動きの下では、企業側は不明なユーザーの突飛なアイデアを探すことになります。

フィードバックが明確ではないので、大きな価値のイノベーションへの道が見えてこず、リスクを感じる企業が多くなります。

そうなると、意思決定などが遅くなります。

または、イノベーターだけの意見を参考にすることで、マニア化し、ガラパゴス化します。

従来の日本のガラパゴス化とは、機能差別化偏重であり、イノベーターだけの意見を取りいれてきた結果なのです。

アーリーアダプターの意見を軽視しすぎたし、イノベーターが聞いてきませんでした。

イノベーターは企業側と最も近い価値観の層なので、イノベーターの言葉は理解しやすいです。

そして、イノベーターは他の層と比べて、知識は最新であり豊富です。

ですが、イノベーターは市場全体の2.5%しかいないと言われているので、想定外の使い方を提案できないし、網羅できません。

むしろ、保守的な使い方に安住してしまうケースが多いです。

想定外の使い方や、アイデアの概念の域を超えないのです。

アーリーアダプター層以降の人間の意見を、聞かないといけません。

アーリーアダプター層はイノベーター層から情報を受け継いで、その後の層に、その技術が普及するかどうかを見極める役割(ゲイトキーパー)を担っています。

さらに、アーリーアダプター層はその技術を自身のニーズに適合させることによって、社会的な意味を変化させ、イノベーションの普及を推進する役割を担います。

再翻訳するという意味で、「リ・インベンション(再発明)」とも言われています。

そして、この役割によってアーリーアダプターは、他の層のロールモデルとして尊敬され、普及を左右する影響力を持つオピニオンリーダーとしての性質を伴います。

従来、カイゼンは現場のエンジニアや職人らの、自発的な技術革新への欲求によってなされてきたと思われてきましたが、1990年代の日本の携帯電話やSUVの進化を観察すると、それだけではカイゼンという現象を説明できません。

イノベーター的ユーザーよりも、アーリーアダプター的ユーザーの方が、興味深いアイデアを生み出します。

日本ではインフルエンサー効果が弱いので、アーリーアダプターのアイデアを、カイゼンに活かすことができたのです。

ユーザーイノベーションが起きていたのです。

ユーザー不在のインパクトファクター至上主義、供給者側からの発明重視主義では、ユーザー発の大きなイノベーションへの道は見えてきません。

アメリカはインフルエンサー効果が非常に強く働くので、インパクトファクター至上主義や発明重視主義は効果的です。

ユーザーを巻き込むユーザー発のイノベーションも、考慮に入れておきたいです。

ユーザー層をイノベーター(2.5%)、アーリーアダプター(13.5%)、アーリーマジョリティ(34%)、レイトマジョリティ(34%)、ラガード(16%)と、新製品や新技術の普及段階に応じて、区分けしている概念があります。

イノベーターとアーリーアダプターの両方(16%)を合わせた段階を超えれば、キャズム(溝)を超えたということで、普及の段階に入ったと推察されます。

9 イノベーションの普及への反論と「あなたの会社にイノベーションを起こす新事業開発スタートブック」からの引用・まとめ

ちなみに、この概念について反論をしているブロガーがいて次のブログに詳しいです。

「ネットからマジョリティへの認知にはキャズム(溝)が深すぎるという講義」というタイトルです。興味がある方は一読を。

イノベーターだけのフィードバック(反応)を参考にしていたら、ガラパゴス化するという話でした。

イノベーターはその製品に詳しい反面、想定外の使い方は提案してくれないのです。

アーリーアダプター層の反応も、参考にする必要があります。

さらに、アーリーアダプター層が、その後の普及への鍵を握る門番みたいな役割を果たしています。

また、日米でユーザーイノベーションの構造は違います。

インフルエンサー(ものすごく影響を与える人)効果が、日本は弱いのです。

アーリーアダプター層が、日本ではイノベーションに貢献してきました。

日本で、企業側だけの創意工夫(イノベーション)では、限界があるということでしょう。

ユーザー側からの想定外の使い方の提案によって、イノベーションはさらに進むのです。

また、「あなたの会社にイノベーションを起こす新事業開発スタートブック」という本から、一部引用・まとめ します。P112から。

イノベーター。「オタク」。新しいものなら何でも飛びつく人。

アーリーアダプター。「必要とする人」。自分の課題を解決するために買う人。

アーリーマジョリティ。「選ぶ人」。商品を評価し選択する人。

レートマジョリティ。「普通の人」。

新事業の場合、狙うべき顧客は「必要とする人」です。

自分の問題を解決するために、あなたの新しい商品を必要とする人たちだからです。

デジカメの場合ならば、彼らは日常の写真には銀塩カメラを使っていて、とくに不満は持っていません。

しかし、ホームページ用に写真をアップするという問題を解決するには、デジカメが必要です。

彼らのニーズに応え、事業をつくっていくためには、あなたの製品が問題を解決する彼らを「発見」し、解決策を「提案」する必要があります。

それに対して、次の「選ぶ人」にとっては、あなたの商品は必要ではありません。

彼らはあくまで既存の商品と比較検討したうえで、あなたの商品を選ぶのです。

一度「選ぶ人」たちが選んでくれれば、あとはほぼ自動的に「一般の人」に顧客層を広げることができます。

しかし、この「選ぶ人」を納得させるためには、新商品全体を既存製品より、優れたものにする必要があり、新事業としては非常にハードルが高いです。

このハードルを、「キャズム(断崖)」といいます。

まずは、「必要な人」を探しあて、彼らが必要とする商品を提供することを考えましょう。

さらにこの先の「普通の人」が買ってくれるような一般市場を狙うならば、このキャズムを乗り越える必要があります。以上、ここまで。

こういうイノベーターら4つの階層の分け方の切り口もあります。非常に参考になります。

ではこの辺で。(4975文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

僕の本は参考文献からかなりアイデアを借りました。参考文献を掲載したり、引用元を示したりしたのは著者に敬意を示したためです。ちなみに引用は、多少、内容ではなく文体や形式や長さを変えていることはご承知ください。

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参考・引用文献。

「正解が見えない課題を圧倒的に解決する 超仮説思考」

「イノベーションの誤解」

ネット記事「ネットからマジョリティへの認知にはキャズム(溝)が深すぎるという講義」

「あなたの会社にイノベーションを起こす新事業開発スタートブック」

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