凡人は天才を理解できない論「すごい人ほど自分を超える人のすごさが、理解できるという話」

どうも、武信です。(No207) 

 

タイトルを見た方は「どういう意味?」と思った人もいるかもしれません。

 

すごい人ほど自分を超える人のすごさが理解できるって、つまり「秀才は天才を理解できる」という意味と思った人は正解と言っておきます。

 

しかし、このテーマについてもっと深堀りして書いています。

処世術としても使える内容となっておりますので、気になる方は続きをお読みください。

短くサクッと読める内容です。 

 

 

1 すごい人の話

 

今回は、「すごい人ほど自分を超える人のすごさが、理解できるという話」をしたいと思います。

 

世の中の人は、評価基準や世界観を皆、独自に持っています。

 

この話は以下の記事でも言及しています。「見えている人には見えている世界がある」という記事です。

理解力とは?シリーズ「理解力こそが人生を左右するスキルである」PART1

 

そして、その評価基準や世界観は人生で今まで努力してきたこと、つまり、経験や知識(本や人から得る)などにより、築きあげられてきています。

 

ここでタイトル、「すごい人ほど自分を超える人のすごさが、理解できるという話」につなげますが、すごい人(その分野で努力を積み重ねてきた人)はある程度、精度の高い評価基準を持っています。

 

つまり、その評価基準に照らして、自分よりすごい人に出逢って、その姿を目のあたりにしてしまうと、「そのすごさが理解できる」と同時に、「あいつには敵わない」などと感じ、自己評価も下がるようになっています。

 

逆に言えば、すごくない人は評価基準が定まっていないか、精度も悪い上に、人を見る目もないので、「自分よりすごい人に出逢っても、そのすごさが分からない」のです。

 

自分の専門外なら、それも仕方ないのかもしれません。

自分の専門分野なら、評価軸がある程度は築けている場合もあるでしょう。

 

自分の専門外の分野においては自分の評価基準が当てにならないので、人はよく権威」「他者が評価している人」を信じます。


この話題については以下の記事でも触れています。

「権力・権威論」9割の人は「誰が言うのか」、つまり権威のことしか聞かないという話 

「9割の人は「誰が言うのか」、つまり権威のことしか聞かないという話」

 

2 他者の評価や権威の話

 

つまり、自分の評価基準が曖昧で精度が悪く、信じられない人ほど、他者の評価権威を信じるということです。

 

女性の例で言えば、モテる男(性行為をしまくりの男)はどんどん女性が引き寄せられていくそうです。

 

これは女性の大半に評価基準がなく、単に周りの女性の評価によって、男性を選んでいるという解釈になります。

 

評価基準がない人から、いくら批判されようが、僕は大して気に留めません。

 

なぜなら、その人の評価基準は精度が悪いので、僕の言っていることなど深く理解していないと思うからです。

 

具体例で言えば、あるSKYPEで話した男子高校生が「僕のビジネス書読破歴約5000冊以上」を聞いても、「結果を出していなければ意味がない。または、あなたはバカにされるに価する人物なのです」とわざわざ、Wordなどにまとめて書いてきました。

 

まぁ高校生だから、評価基準がまったく確立されておらず、仕方ないなと僕は思いました。

 

このような評価基準がない人にいくら批判されようが、自分の自信を失わせる必要はまったくないと思います。

 

3 僕の忠告

 

僕が敢えて忠告するとしたら、「評価基準がある人」に注意をされたら、反省する必要があるということです。

 

その人の評価基準は当てになる確率が高い(精度が高い)わけですから、その点は反省し、改善しないといけません。

 

つまり、「誰の言うことを聞くべきか?」はよく考えた方が良いのです。

 

恋愛の相談でも、女性はよく知人の女性に相談するケースがありますが、その知人の女性のアドバイスは果たして参考になるのでしょうか? 

 

単に、嫉妬や大して深い理由もなく、「あの男はやめておいた方がいいよ」とか言うかもしれません。

 

この場合に、聞くべきは「恋愛コンサルタントなどの恋愛に豊富な知識や経験を持つアドバイザー」でしょう。

 

知人の女性(その知人が恋愛アドバイザー並ならともかく)よりは、きちんとしたアドバイスが受けられると思います。

 

タイトルから多少、話がずれましたが、すごい人は評価基準がある程度、確立しており、それゆえに「自分よりすごい人のすごさ」がわかります。

 

「すごい人の価値がわかる」というだけで、その人はやはり「ある程度のすごい人」です。

 

大半の人は「すごい人の価値が分からない」からです。(単に世間でもてはやされている人、つまり権威を信じているだけで、自分の評価基準で判断しているわけではないのです)

 

評価基準の話は、以下の記事でも書いたので参考にしてもらえれば幸いです。

 

「哲学、評価基準などを確立しよう!」というタイトル記事です

「哲学、評価基準などを確立しよう!」「人事の採用ポイント」がわかるなど良いことづくめ

 

ではこの辺で。(2415文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

最新情報をチェックしよう!