「統治論」国民や社員の不満をどのようにしたら為政者はそらせるのか?

  • 2019年12月1日
  • 2020年12月8日
  • 有料系
  • 30view

どうも、武信です。(No200) 

 

2015年頃の記事です。正直、有料レベルの記事だと思います。(2019年現在、少し記事を追加してます)

 

政治家や権力者や経営者向けの記事ですが、一般人が読んだら権力者の統治方法を知ることができ、「そかぁ、権力者はこうやって統治しているのかぁ」と理解できると思います。

 

いわゆるあまり知られていない極秘情報であり、裏知識です。

続きが気になる方は以下、お読みください。

 

 

1 国民や社員の不満をそらす4つの手法。

 

国民や社員の不満をどのようにしたら為政者はそらせるのか?そして国民や社員が不満を募らせるときとはどのようなときか?分析します。

 

国民や社員の不満をそらすには4種類のやり方があります。

 

1つ目は、理不尽な人(努力の割に実らない人)を挙げて、「あなたより理不尽な目に遭っている人がいるんだよ」といい、不満をそらす手口です。

 

この点に関しては、以下の記事で詳しく書いています。「芸能人で叩かれる人には理由があった!?」というタイトルです。

芸能人バッシングについて。「芸能人で叩かれる人には理由があった!?」「副題 どうして同じ芸能人でも叩かれる人とそこまで叩かれない人がいるのでしょうか?皆さん、分かりますか?」

 

2つ目は、外に敵を作る手口(反日など)です。

 

韓国や中国がやっていましたね。他にも、企業が一致団結するために、外部の企業を敵視か、ライバル視することが挙げられます。

 

3つ目は、3S政策(さんエスせいさく)です。

これは、Screen(スクリーン=映画)、Sport(スポーツ=プロスポーツ)、Sex(セックス=性産業)を用いて、大衆の関心を政治に向かわせないにする愚民政策のことです。

 

4つ目は、メディアによる操縦です。

何かスキャンダルが起きても、次の大きな話題を出すことにより、矛先をそらすのです。

最近では、ベッキー騒動やSMAP解散騒動などがありました。

 

この背後には、政治的にマズイ事件もあったかと思います。

日韓合意などももう忘れ去られているでしょう。

 

このように、批判の矛先を違う話題を注目させることで、そらすのです。

 

僕がこの文章を書いたのは2015年ですが、2019年の今になって、陰謀説が話題になりました。

 

以下の記事に詳しいです。

https://diamond.jp/articles/amp/221184?display=b

「「沢尻エリカ逮捕は政権の指図」元首相も認めた陰謀論は本当か」というタイトルです。

 

沢尻エリカさんが薬物所持で逮捕され、この背景には「桜を見る会」があり、話題そらしだという陰謀説がTwitter上で流れました。

しかし、大半のメディアや有名人は陰謀説は嘘だと、騒いでいます。

 

これが僕には逆に怪しいとしか思えないのですけどね。

 

なぜなら、過去に、ASKAさんが盗聴騒ぎを起こしたときも、盛んにメディアは「病気だ、妄想だ、統合失調症だ」と騒ぎ立て、結局、ASKAさんは統合失調症じゃなかったようなのに、メディアらは何の謝罪もしません。

 

前例があるので、このようにメディアが極端に否定論を打ち出せば打ち出すほど、怪しいと僕は感じます。

 

陰謀論は頭がいい人なら、「どっちでもない」という中立の立場を取るのが普通なのに、「陰謀じゃない!」と強く言う人は知性がないか、または逆に権力側なのか?と疑います。

 

このような手口によって、国民や社員の不満をそらし、大半の不満分子を黙らせるのです。

 

2 人はどのようなときに不満を募らせるのか?

 

では、人はどのようなときに不満を募らせるのでしょうか?

 

1つ目は、周りからの扱いが悪いときです。

自身が誰も助けてくれない逆境で育つと、恵まれている他人が羨ましくなり、「人生甘くないんだよ」と考えるようになります。

 

それに対して、大勢に助けられ、安易に成功した者は、「他人の成功も簡単に応援できる」ようになります。

 

人間はこのように、周りからされたことをまた周りにしてしまうのです。

 

連鎖です。虐待された子供は親になっても、虐待する傾向があることからもいえます。

 

美人でちやほやされた人は、他人にもやさしくなれる傾向があります。

自分がされた、扱われたように、他人にすることが基本なのです。

 

この連鎖を止めるには、思考・意識の改革が必要です。

修正しないと、自分がされたことを他人に行うのはほぼ確かです

 

ところで、企業などで、社長などや重役の後継者を選ぶときは、慎重に人を見極める必要があります。

 

大体において、人間は自分よりできない部下を後継者に選びがちです。

 

なぜかというと、自分よりできる人間が後継者になると、自らの地位が危うくなるからです。

 

理由として、現役時代にその人が実績を上げられなかった場合、後継者が実績を上げると自らの評価は散々になります。

 

また、自分よりできる人ほど反抗的で従順じゃないのに加え、自分の地位を守ってくれないと思い、出世させたくなくなるのです。

 

自分がされた、扱われたことをやるのが人間の基本だと述べました。

 

上司がなかなか出世させてくれなかった場合、自らも部下をなかなか出世させなくなります

 

本当の実力者だけを出世させるので、良いことだと思われます。

 

逆に、実力もないのに簡単に引き上げた場合、その人も簡単に引き上げるので、組織は崩壊します

 

自分よりできない部下を出世させ続けたら、企業はできない人だらけになりますよね? 

 

そうした企業は崩壊していくのです。

 

自分よりできる人を自らの本能を抑えて出世させ続ければ、その企業は最強になります。

 

重役の地位の人たちが、「自分を超えてみろ」と訴え続けて、人を評価するのですから、当然ですね。

 

ただし、その重役の人が、稀代の人であり、歴史的に天才であった場合、後継者は重役を超えることができないと思われます。

 

その場合は仕方なく、自分よりできない人から、より良い人物を選ぶしかありません。

 

自分よりできる人間を出世させ続ける構図は、このように限界がありますから、どこかで自分よりできない人を出世させるターンが来て、重役の実力は適正化されていると思われます。

 

天才ばかりが現れるとは限らないからです。

 

以上、不満のそらし方と、不満の募らせ方、さらに企業の出世のさせ方の話をしました。

 

参考にしてもらえれば幸いです。

 

ではこの辺で。(2826文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

最新情報をチェックしよう!