書評・レビュー「AI時代の「天才」の育て方」

どうも、「ホントのメディア」~自由人のための起業・フリーランス・副業塾~運営者の武信です。(No165)

「AI時代の「天才」の育て方」」の書評・レビュー記事です。

AI時代において、天才を育てるやり方を著者なりの体験などから、考察している本です。

僕個人としてはかなり参考になった視点でした。

まずは僕の短文書評を書いて、その後に軽く要約し、その後に本の紹介文を書きます。

3点以上が買い推奨であり、この本は3点なので、買って損はない本です。

1 短文書評。

短文書評を書きます。

amzn.to/2QxcrVW 「AI時代の「天才」の育て方」3点。過去の教育と未来のAI教育を比較して、伸び伸びと個性を発揮して教育し、天才を生み出す方法を紹介している本。 これからは時代が変わるんだなぁとひしひしと感じるし、教育現場こそ遅れていると実感する。親御さんには特に読んで欲しい。以上、ここまで。

2 本の要約。

次に、本の要約をしますね。

過去、天才だった徳川家康やアドルフ・ヒトラー (大衆扇動という意味)が、現代において同じく天才になれるかというと、怪しいでしょう。

現代社会は多様化し、ニーズは細分化し、ニッチなコミュニティも続々生まれ、個の時代となりました。

個人が双方向でつながるメディア(ブログ、Twitter、Facebook、インスタグラム、Youtubeやオンラインサロンなど多数)が増え、ニッチな嗜好を持った人同士で集まり、ビジネスにもなっています。

つまり、昔のようにヒエラルキー型の社会(大企業優位や官僚系やTV局などのメディア集中など)とは変わってきており、権力が分散されたのです。

企業の形も変わり、「過去の天才企業」は多くの人を雇用し、多くの質の高い製品を生みだす形態でしたが、レガシーコスト(過去のしがらみから生じる負の遺産)で、衰退していきました。

現在の流れは、いかに労働者を減らして、効率のいい経営ができるか?に変わっています。

「現代の天才企業」は「売れる製品を生み出せる企業」であり、そこには企業の規模や資金力は関係なくなってきました。

労働者の数やインフラが整っていなくても、アイデアさえあれば、小さな企業でも大企業より「売れる製品」を生み出せるのです。

資金がなくても、クラウドファンディングで個人が数百万〜数千万というお金を調達することも可能です。

著者が思わず、クラウドファンディングに支援した製品は「家庭向けのIoTシーリングプロジェクター「PopIn Aladdin(ポップインアラジン)」ですが、詳しくは本で。

これまでは詰め込み型の学校教育で、序列に従った仕事に象徴されるように、組織に属しながら、いかに多くのことを覚え、過去のたくさんの情報から早く正確に答えを導き出すことができるかという力が重要視されてきました。

しかし、ITが発達し、AIが多くの仕事をこなす現代においては、過去の膨大な情報を記憶する必要性が薄れ、わざわざ人間が考えて答えを導き出すこともほぼなくなります。

正解がある問題についてはAIが、瞬時に正確な答えを出してしまうからです。

つまり、これからの時代には、これまで重要視されていた記憶力と情報処理能力がそれほど必要なくなり、創造力、遊ぶ力、はみ出し力が重要になってくると言えます。

整理すると、以下になります。

1 過去の天才 記憶力+情報処理力+特定の正解を導く力。→過去の情報をうまく活用する人たち。

2 AI時代の天才。創造力+遊ぶ力+はみ出し力。→未知なる未来を生み出す人たち。

ただし、記憶力自体は問われなくなりますが、記憶力自体は磨いた方がよく、理由として調べればわかるけど、調べなくてもわかっていた方が時間を有効活用できるからだといいます。(僕もこの意見に同意です)

しかも、これからは社長の行う経営判断でさえもAI化できないか、研究されています。

「これからの子どもの65%は現在はない仕事に就く」という言葉もあります。

IT化が進むと、世界中の人がクラウド上に知識や技術を出し合い、協力して仕事をするようになる、つまり、「一つの会社や一つの部署が一つの仕事を完遂させる働き方」は減少し、「会社の枠を超えたチームごとにプロジェクト単位で動くような進め方に変化する」ということです。

ここ数年だけで、Youtuber、インスタグラマー、プロゲーマー、UberEatsの配達員、ドローン操縦士、VR・AR技術者、カーシェアリングやAirbnbなどのタイムシェア業と、新しい職業やサービスが生まれています。

しかし、これだけ時代が変わったのに、学校教育はほとんど変化していません。

未だに、詰め込みの暗記テストが主流ですが、今の時代、そんなものはネットで検索すれば誰でも答えを得られます。

大量に覚えて難関大学に入っても、ウィキペディアの情報量にはまったく勝てません。

本当に役立つ学力を子どもたちに教えるべきなのです。

これからの時代は「職業に就こう」と思うことすら危険だと言います。

「職業を創り出そう」ぐらいの意気込みが必要ということです。

また、「遊びが仕事になる時代」にもなりそうであり、自分の得意なこと(スキルなど)で、相手から金を受け取ったり、お互いにスキルをシェアし合う時代が来るかもしれません。

これからの時代に必要なのは、「学び方を学ぶ」ことです。

「これさえ知っておけば」という認識は時代遅れになり、情報を手に入れる手法をどれだけ知っているか?の勝負になります。

次に、自分が好きなことや得意なことで価値を追求していくことです。

ニッチな分野でも追求していけば、個の時代ですから、金になるかもしれません。

以上、P67までのだいたいの要約でした。

3 本の紹介。

ここからは、AI時代、親として大切にしなければならないことが、Chapter2で書かれています。

親としてやってはいけないこと3つのことも書かれています。「型にはめない、しつけない、イライラしない」ですが、詳しくは本で。

日本の子どもたちの自己肯定感が低い理由も分析されています。

Chapter3では、「小学生でも、ビジネスはできる!」です。

Chapter4では、未来の「お金の教育」について語ろう、となっています。

Chapter5では、「本当にやりたいことだけをやらせる方法」が載っています。

LastChapterでは、「人生ゲーム」の創造主として生きる、がタイトルです。

全体的に、枠にはまらない、個性を重要視し、伸び伸びと育て、天才を育成する教育論が語られていたように思います。

従来の教育手法とはかなり変わっていますが、これからのAI時代を生きるうえでは非常に参考になる視点だと思います。

学校教育は古く、もはや学校だけに頼らないで、親の意識・認識が重要な時代になったと思います。

文章量自体は、この本はP173なので短いほうですが、文章の密度は濃いほうなので、意外と読み応えがあるかもしれません。

1、2時間あれば読めると思います。

ぜひ、AI時代に天才を育てたいと思った親御さん、教育関係者はこの本を参考にしてみてはいかがでしょうか?

ではこの辺で。(3160文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

参考・引用文献。

「AI時代の「天才」の育て方」

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