才能論「才能とはいったい何なのか?」特別編

どうも、武信です。(No45)

 

才能論シリーズの特別編です。

 

皆さん、才能の正体について考えたことはありますか?

才能とは「生来備わっているもののことを言う」のであり、磨けるものではないという主張を本で読み、悩んでいますw

  

才能とは何か?興味がある人、例えば「グリット(やり抜く力)」などに興味がある人と相性が良い記事だと思います。

今までの才能論シリーズの記事とは違った角度から考察しています。「アプリ制作者」や「Webサイト開発者」には特に役立つ記事だと思います。

 

1 企画とプログラミングに焦点を当て、集中力という才能を考察する。

才能について今まで散々、主張してきましたが今回は焦点を絞りたいと思います。

 

まず目的別、分野別に求められる才能は違うでしょう。

 

ここでは大雑把に分けて、企画プログラミングに限定します。(本当は起業やサラリーマンや営業マンなどいろいろな職業があります)

 

普遍的な才能などないのかもしれません。

 

企画で求められる才能とは創造力、発想力、拡散的思考、モチベーションの高さなど多数あるでしょう。

 

ここでは特に、集中力に焦点を当てたいと思います。

 

集中力には「長さ、深さ、速さ」があります。

長さは「どれくらい集中力が続くか」であり、深さは「どれくらい集中しているか」、速さは「集中ゾーンに入れるまでの時間」だといいます。

 

では集中できる背景にはどんな要因が隠れているでしょうか?

まず好き嫌い(好奇心の強さ)はあるでしょう。

 

好きなことなら集中できて、嫌いなことだと集中できない人は多いからです。

 

次に、モチベーションの高さ(勝ってやる、受かってやるなど多数)や期限(時間制限あると集中しやすい)や目的意識(受験など明確な目標)や体調(体調が悪いと集中しにくい)や脳内ホルモン(ドーパミンが出ると集中するとか)があるでしょう。

 

これらの複合的な要因が背景にあって、集中できていると言えます。

しかし持って生まれた集中力の高さがあるかもしれず、それはこれらの背景が揃わないと持って生まれた集中力が発揮できないとも言えるかもしれません。

 

2 忍耐力の話

ここで話が飛びます。

 

集中力はここまでにしますが、プログラミングで成功するにはこれらの複合要因が背景にあった上で持って生まれた集中力が発揮されることでしょう。

ですがこれだけでは足りないといえます。

 

次にどんなに好きでもある程度の嫌いな要素が残ります。

これらをこなすには忍耐力が必要です。

 

忍耐力も才能なのではないでしょうか?

いくら集中できても、好きなことだけでは限界があります。

 

苦手なことや好きじゃないことでもこなさないといけないのですが、そのためには忍耐力が必須です。

これらの両輪(集中力忍耐力)があってこそ、プログラミングのスキルが上がると言えるでしょう。

 

3 企画の話。

ここで再度、話が飛びますがついてきてください。

 

ですが、企画だとまた異なります。

企画だと、両輪(集中力忍耐力)に加えて、発想力創造力拡散的思考などが必要になります。

 

拡散させた思考は後で収束させて現実的な案にします。

この発想力や創造力や拡散的思考も才能なのではないでしょうか?

 

4 企画(コンテンツ側)とプログラミング(技術側)の違い。

ここで話を戻しますね。

 

しかし、企画(コンテンツ側)とプログラミング(技術側)はいろいろと異なる点があります。

企画はその案を出すまでには膨大な知識があった上に発想するわけですが、その成果物自体はパクろうと思えばパクれます

 

対して、プログラミングは「スキルの積み重ね」という点では企画と同じですが、パクれないのです

 

プログラマーはそういう意味では辞めてもらいたくない人材であり、会社側は引き止めがちです。(保守業務も考えるとそのプログラマーが辞めると引き継ぎもできなくなるかです)

 

アプリ開発などは企画(方向性)で8割成否が決まると思いますが、企画自体は誰かから奪おうと思えば簡単に奪えます。

この性質が決定的に異なる点であり、プログラミングの優位性です。

 

企画(コンテンツ側)もプログラミング(技術側)も一流になるまでに費やす労力は同じぐらいかもしれませんが、技術側は盗まれません。

しかし、コンテンツ側は重要要素であり、この人達も貴重なのです。(成否の8割を握っており、方向性が間違ったら、技術も報われません)

 

5 好きだから、集中できて成果が出せるだけが才能じゃない

また、話を戻します。もうすぐ読了になります。お疲れ様です。

 

考えなければならないのは、好きだから(好奇心があるから)、集中できて成果が出せるだけが才能じゃないという点です。

例えば林修氏は「予備校講師の仕事が好きじゃない」と言います。

 

しかし強みでいえば、林修氏のプレゼン力は非常に高いです。(もしかしたらプレゼン自体は好きであり、その他の予備校講師業務が好きじゃないのかもしれません)

 

僕の場合でいえば世界史が得意でした。ですが好きじゃありません。忍耐力がずば抜けて高いので我慢して膨大に記憶しただけです。

好きじゃなくても得意とか強みになるのです

 

ということは複合要因(好きも入る)の背景があって、集中力があることが才能という主張も完全に正しいかは微妙になります。

 

そこまで好きじゃなくても成果が出るのであればそれは才能であり、その要素は「忍耐力」か、「持って生まれたプレゼン力」になるのかもしれません。

 

なんともややこしい話です。

まだこの話は深堀りできるかもしれませんが、ここまでにしておきます。

 

6 まとめ。

最後に、まとめをします。

1 目的別、分野別に求められる才能は違い、普遍的な才能などないかもしれない。そのうえで今回は企画とプログラミングの才能に限定する。特に、集中力に限定する。

2 集中力には「長さ、深さ、速さ」があり、長さは「どれくらい集中力が続くか」であり、深さは「どれくらい集中しているか」、速さは「集中ゾーンに入れるまでの時間」である。

3 集中できる背景には、好き嫌い(好奇心の強さ)、モチベーションの高さ(勝ってやる、受かってやるなど多数)や期限(時間制限あると集中しやすい)や目的意識(受験など明確な目標)や体調(体調が悪いと集中しにくい)や脳内ホルモン(ドーパミンが出ると集中するとか)がある。

4 プログラミングで成功するには集中力と忍耐力が必要である。

5 企画は、両輪(集中力忍耐力)に加えて、発想力創造力拡散的思考などが必要になる。

6 企画(コンテンツ側)とプログラミング(技術側)は異なる点があり、それは企画案はパクろうと思えばパクれるのに対し、プログラミングの技術はパクれないこと。どちらも同じぐらい積み重ねて磨いたスキルなのに。

7 好きだから(好奇心があるから)、集中できて成果が出せるだけが才能じゃなく、好きじゃなくても得意とか強みになる。

 

企画でアプリの成否の8割は決まるので重要要素であるが、企画はパクられやすく、プログラミングは企画を作り上げるのに必要な要素であり、必須です。

 

どちらも車の両輪のように大事ですが、それぞれ異なる要素があると知ってお互いに協力したり、仕事選びをしましょうという啓発です。

 

また、企画やプログラミングに必要な才能は集中力や忍耐力やその他であることを知って、自分にその才能があるかどうか見極めてください。

 

ではこの辺で。(3336文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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