どうも、武信です。(No43)
才能論シリーズの記事です。(どんどん洗練されていきます)
皆さん、才能の正体について考えたことはありますか?
才能とは「生来備わっているもののことを言う」のであり、磨けるものではないという主張を本で読み、悩んでいますw
才能とは何か?興味がある人、例えば「グリット(やり抜く力)」などに興味がある人と相性が良い記事だと思います。
今回はPART4です。
1 才能論の総おさらい。
以下の記事を全部、総合した上で、才能論4を書きたいと思います。
「才能とはいったい何なのか?」
「才能とはいったい何なのか?PART2」
「才能とはいったい何なのか?PART3(暗示による劇的な効果)」
才能とは分野別(大学受験やスポーツなど多数)において、成功(一発屋ではなく持続的成功と定義)するために遺伝5割(「上達の速さとセンスの良さ」が1割、猛烈に努力ができるが4割)×環境4割×運1割の要素が求められると書きました。
そして猛烈に努力ができるとは情熱(好きであり、のめり込める素質がある)があり、「苦痛度が低い」からこそやり遂げられると書きました。
2 才能論は百花繚乱の世界。(認知特性もある)
才能に新たな要素を加えます。
またイケダハヤト氏によれば「認知特性」が才能だと言っています。僕の認知特性の記事は以下です。
「書評・レビュー「得意がわかれば自分が伸びる40問テスト」というタイトルです。
才能論は百花繚乱の世界であり、多様な主張があります。
僕の記事もそのうちの一つとして見てもらえればと思います。
3 才能論に「負けず嫌い」を加える。
さらに才能に新たな要素を加えますね。
さて才能とは僕の意見ですが「遺伝5割(「上達の速さとセンスの良さ」が1割と猛烈に努力ができるが4割)」×環境4割×運1割と書きました。よく考えたら運を才能と考えるのは変な気がしますね。
まぁ「一発屋ではなく持続的な成功を実現するため」に必要な才能論なので運が1割入ってしまうのですね。運については後で別途、述べます。
さて猛烈な努力ができるとは情熱(好きであり、のめり込める素質がある)があり「苦痛度が低い」からこそやり遂げられると書きました。
ここに今回は「負けず嫌い」という性質を追加したいと思います。
つまり猛烈な努力ができるのは負けず嫌いという性格を持っており、さらに情熱(好きであり、のめり込める素質がある)があり「苦痛度が低い」からこそやり遂げられるという風に進化させます。
まぁ猛烈な努力ができるのはもはや才能だと僕は思っています。「負けず嫌い」という性格も生来の気質でしょう。
将棋の藤井7段やTV番組(番組名は忘れた)に出ていたレスリング?のアスリートが当てはまります。負けず嫌いは特に勝負の世界(将棋やチェスやスポーツなど多数)で重要な要素です。
4 苦痛度の話。
苦痛度の話をします。
情熱があるのはいいことですし「苦痛度」が低いのは「苦痛度が高い」人に比べたら、やりすさがケタ違いに違うでしょう。
僕の事例のように強引に大量に読書して苦痛度を下げたパターンもありそうですが。
最初は「苦痛度が高い」「負荷が高い」ことでも1万時間やれば苦痛度は下がるでしょう。(僕の事例です) 慣れてしまうからですね。
しかし1万時間やっても苦痛度が高かったり1000時間やっても苦痛度が高かったのなら(1000時間は仮定の数字です)、猛烈に努力するのは厳しいかもしれません。
その場合、猛烈に努力するという才能がその分野にはなかったと言えるでしょう。
5 僕の才能の話。
僕の事例を書きます。
僕自身は正直、才能は企画やアイデア発想しかないと思っています。
数学や将棋やスポーツの才能はおそらくないでしょう。(音楽はもしかしたらあるかもしれません)
いや、もう一つだけありました。それは「猛烈に努力ができる才能」です。
いや正確には読書ができる才能ということでしょう。これがあったからビジネス書を数千冊以上読破できました。
他にも英単語だけですがWeblioで平均語彙力8000語レベルは到達できました。
僕は天才ではありません。努力型です。
正直、「努力できるのも才能のうち」という意見は自分としては違和感があるのですが世の中には努力できない体質の人もいるのだと思えばやはり才能なのかなと感じます。
でもですよ。努力を才能という一言で簡単に済ませて欲しくない思いはあります。努力している人たちは必死にやっています。それを才能と言われたら普通は怒ると思います。
6 やり抜く力についての僕の私見。
また猛烈に努力ができる力は「やり抜く力」(GRIT)とも関係していそうです。
やり抜く力は継続して努力を続け、達成することですがやり抜く力がある人とは僕の私見では「プロセスを楽しめて自制心、つまり短期的利益や誘惑に流されず、長期的利益を重視できる人」だと思います。
逆に言えばやり抜く力がない人とは「結果ばかり気にして自制心がない、つまり短期的利益ばかり考え、誘惑に流される人」と言えます。
結果は大事ですが極端な結果主義者って結果がなかなか出ない世界ではすぐに辞めそう、挫折しそうな印象があります。
7 やり抜く力の本の才能の公式。
才能とはやはり「GRITやり抜く力」の本のいうように達成を最終目標すると「達成=スキル×努力>スキル=才能×努力」という公式になるのかもしれません。
つまり達成を得るためにはスキルを磨く必要がありますが、そのスキルは「才能と努力の掛け算」であり、スキルを磨いた後は再び努力することで達成が得られるというものです。
スキルをまず磨かなくてはいけないのですがそのためには「努力×才能」が必要です。
才能とは「努力によってスキルが上達する速さ」のことだそうです。
才能がある人は他の人よりも上達が速いのです。才能とはそういう意味だと「GRITやり抜く力」には書かれていました。そしてスキルを活用し、達成を得ます。
★少し複雑な話になってきましたが、理解できましたでしょうか?
8 僕流の才能の公式。
この式を新たに僕流に変形しました。
達成はスキル活用力(スキル×努力×マインドセット)で成される>スキルは才能×努力×マインドセットによって培われる>マインドセットは価値観によって構成される。 という新たな公式です。
スキルは才能と努力だけでなくマインドセット(意志・心構え)まで含めたのです。言わば精神力です。
精神力は努力に含めようと思えばできるかもしれませんが僕は別にしました。
単に上達が速いことを指すだけでなく理解力の幅(1を聞いて10を知るや1を聞いて1を知るなど。理解力が高いと上達は速いですが)やセンスの良さ(美的、音感、企画の筋の良さや棋士なら打ち手の筋の良さなど)も含めました。
これに認知特性を加えることもできそうですね。
★かなり複雑になりました。ついてこれていますか?
次回のPART5に続きます。今回の知識を頭に入れた上で次回の記事をお読みください。
ではこの辺で。(3530文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。