「エニアグラムのテストをしよう!人間の動機付けは人それぞれだ」PART2

どうも、武信です。(No40)

 

前回の記事は以下です。

 

エニアグラムについてわからない方は前回の記事からお読みください。

 

今回、タイトルはエニアグラムが含まれており、PART2となっていますが記事の内容はエニアグラムの動機付けではありません。(注意)

 

続きという意味でよろしくお願いします。

 

1 前回のおさらい。 

前回の記事でエニアグラムによる動機付けを紹介しました。「人間の動機付けは人それぞれだ」というタイトルです。

 

これは本能による動機付けだと思われるので正直に生きたなら、この動機付けで動くと思われます。

 

ストイックに生きたい人はそう生きるし、楽しいことだけをしたい人はそう生きるし、個性的に生きたい人はそう生きるということです。(本能のまま生きたならという想定です)

 

しかし本能のまま生きることが世の中で常に通用するとは限りません。仕事、勉強などでは本能を抑えないといけない場面も多々あるでしょう。

そういう場合どうすればいいか?は前回の記事では追い込むことと書きました。これも一理あると思います。

 

2 各タイプの勉強面での動機付けはどうか?

ですが今回は違う視点から書いていきたいと思います。

 

まず勉強面でいえば本能のままで行けば「タイプ1の完全体になりたい」や「タイプ5の知的に賢く見られたい」や「タイプ3の成果を上げたい」は勉強の動機付けとしては強い方だと思います。

 

対して「タイプ2の人のために役立ちたい」や「タイプ4の個性的になりたい」や「タイプ6の安全でいたい」や「タイプ7の楽しいことをやりたい」や「タイプ8の勝ちたい」や「タイプ9の調和していたい」だと、勉強の動機付けとしてはもろいと感じます。

 

タイプ8の場合、ファイターなので思考力系では弱いかもしれません。(一般論です。将棋の羽生さんや数学者などは思考力勝負であり、特に肉体的なファイターや戦闘力はあまり感じませんよね?)

 

3 動機付けがもろい場合、追い込む以外の手段とは?

では動機付けがもろい場合、追い込む以外に何か手はあるでしょうか?

 

その解決策として「仕組み作り」が挙げられます。それは「環境の整備、習慣化、作業興奮を利用する」などです。

 

環境の整備とは家で勉強できないのなら図書館や喫茶店を活用するなどです。

習慣化はとにかく定着し習慣となるまで無理やりにでも続けることです。習慣化の際は「いきなり1日10時間などの目標は掲げず、1時間でもいいから、少しずつ慣れさせていくのがコツ」です。

 

歯磨きと一緒でやらないと気持ち悪いという感覚ができればしめたものです。

 

また完全に習慣化してない場合、一定の時間やらないでいると元のなにもしない状態に戻ります

 

そのやらない期間が長くなればなるほど習慣化からは遠ざかります。なので習慣化の際はたとえ1日さぼるときがあったとしたら、すぐに復活させてやることです。

 

間を開けてはいけません。長期離脱は習慣化をできなくさせます。習慣化してしまえば苦痛度が減り、持続できます。

 

そして作業興奮を利用するというのは勉強をとりあえずやっているうちにだんだんとのめり込んでいくということを指します。

 

腰が重くてなかなか着手できない人も「とりあえず、形式的にでも机にかじりつくとか教科書を読んでみるとか行動をする」といいです。そのうちに 作業興奮の効果でやる気も出てくるでしょう。

 

4 実行力に欠ける人の特徴。

だいたい、やる気を出そうとか気合とか大きな目標とか、そういうものを気にする人ほど実行力に欠けます。

 

計画も立てすぎはやめるべきです。1日10時間の計画を立てて、達成できないと途端にやる気をなくす人がいます。1日10時間できないなら0時間でもいいという人すらいます。

 

白か黒の思考の人であり、極端であり、グレーゾーンがないのです。

そういう人ほど習慣化とは程遠いので結局、継続的に勉強しないのです。

 

それよりも1日に1時間でもいい、グレーゾーンでもやらないよりはマシ、コツコツやるという人の方が習慣化もされやすいですし、勉強も実際にやっています。

 

気合や根性で実行しよう、勉強しようというのはやめた方がいいです。「仕組みづくりや習慣化、作業興奮を利用する」のがベストです。

 

5 仕事の場合。

仕事の場合、勉強と違って仕組みは作りやすいです。フリーランスや自営業は別でしょうが会社員の場合、「勤務時間と勤務場所」があります。

 

あとは「どういうスキルを培うか?」です。

会社では営業の場合、ノルマがあり、追い込むということをブラック企業ほどよくします。勉強より仕事の方が追い込まれる環境と言えるでしょう。

 

クリエイティブな仕事の場合、追い込むことは逆効果かもしれません。

クリエイティブな仕事ははかどるときははかどりますし、はかどらないときははかどらないからです。

 

また疲れ具合によってもクリエイティビティは変わります。

 

頭か活発で仕事がはかどる時間帯を意識するのがクリエイティブな仕事では特に重要ですし、普通の仕事でも大事な点でしょう。こんなことは仕事をしている人なら承知しているでしょうが。

 

今回は本能的な人生を生きる上でのエニアグラム的動機付けから外れて、一般的な勉強や仕事での動機付けの工夫に関して述べました。

 

6 まとめ。

1 勉強面の各タイプの本能行動。

「タイプ1の完全体になりたい」や「タイプ5の知的に賢く見られたい」「タイプ3の成果を上げたい」は勉強の動機付けとしては強い方。

 

対して「タイプ2の人のために役立ちたい」「タイプ4の個性的になりたい」「タイプ6の安全でいたい」「タイプ7の楽しいことをやりたい」「タイプ8の勝ちたい」「タイプ9の調和していたい」だと、勉強の動機付けとしてはもろい。

 

2 動機付けがもろい場合、追い込む以外の手段として「仕組み作り」があり、具体例として「環境の整備、習慣化、作業興奮を利用する」がある。

 

3 実行力が欠ける人は白か黒の思考の人である。10時間勉強するか、まったく勉強しないなど極端なのだ。

 

4 仕事の場合、勉強と違って仕組みは作りやすい。なぜなら「勤務時間と勤務場所」で縛られるから。フリーランスや自営業は別。

 

5 クリエイティブな仕事の場合、追い込むことは逆効果かもしれない。

 

ではこの辺で。(2971文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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