政治家の仕事「政治家はどうあるべきか?」

どうも、武信です。(No22)

 

「政治家はどうあるべきか?」について皆さんは考えたことありますか?

 

考えてみください。政治家ってどうあるべきか?どんな役割を果たすべきなのか?政治家がやるべきこととは何か?なにか思いつきましたか?

その答え探しとして、僕の記事を読んでみてください。

 

同じ答えだったら、同士?ですね。違ったとしても、思考実験として皆さんの頭脳は鍛えられたでしょう。

この日本という国に住んでいる者として、一度は「政治家ってどうあるべきか?」考えてみて欲しいですし、一意見は持っているとカッコいいのでは?と思います。

 

1 政治家がやるべきこと。

では、政治家がやるべきことについて書いていきます。

 

政治家はどのような役割を担うべきなのでしょうか?

 

まず、考えられるのが「政治の目の前の仕事の遂行」です。 

「外交、次々に出現する課題(テロや地震などの災害など多数)、政策や国会での審議、さらには選挙で有利になるための地方回り」などです。

 

こういう目の前の課題をこなすことはもちろん大事ですがそれらは官僚がやればいいという意見ももちろんあるでしょう。

ですが、官僚も省益を理由とした防衛本能を持っており、官僚が政治家をたぶらかすことはよくあります。

 

過去の民主党は脱官僚を唱えました。ですが失敗し、現在の自民党は官僚寄りになりました。(今、安倍首相は官僚の天下りは禁止しようとしていますが)

 

★ここまでは皆さんも思いつきましたか?

 

2 政治家の本来の役割。

ではもっと、深い視点で捉えてみましょう。

 

では、政治家の本来の役割とは何なのでしょうか?

 

脳機能学者の苫米地氏によると「グランドピクチャーを描く人」という定義のようです。雑務は官僚の仕事だと主張しています。

 

グランドピクチャーとは50年先を見据える国家戦略、または50年後、果ては100年後にこの日本をどうしたいのか?方向性を大まかに描くことだと言えます。

官僚については前に述べた通り、政治家をたぶらかすこともあるので対応が必要です。なので官僚に丸投げではいけません。

 

★僕の意見ではなく苫米地英人氏の主張からの借用でしたw

 

3 グランドピクチャーは今の政治家には難しい。

ここからは僕の意見です。

 

グランドピクチャーを描くことは政治家の役割なのか?と思いましたがこういう壮大な仕事は実は今の政治家には難しいと感じます。

 

理由は意外と「政治家は雑務が多いこと」、次に「その能力もないこと」が考えられます。

 

グランドピクチャーとは「センスのある人が膨大な時間をつぎ込んでようやく出来上がる」と言えます。

 

そういう役割はどこかの研究所がやっているでしょう。または学者やライターなどが自分の研究領域や仕事領域とかぶせて、片手間にやっている可能性があります。

 

ちなみに僕の教育本「フィクサーによる日本の教育改革本」も教育分野におけるグランドピクチャーであると自負しています。

 

★苫米地氏の意見に僕が付け足しをしました。

 

4 政治家は実務・実践系&研究と実務・実践系の例。

続きを書きます。

 

そう考えると政治家は案外、地味な仕事だなと感じます。または研究系ではなく「実務・実践系」だと思います。

 

この概念(研究と実務・実践系)は企業にも言えます。

 

いきなり企業に話が飛びましたが、ついてきてください。

 

企業も生き残るためにはそれこそグランドピクチャーを描かなければならないでしょう。

将来・未来予測をきちんとしながら、柔軟に時代に応じて変化するのがビジネスの世界で生き残るためには必須です。

 

企業内部では社長または側近などがグランドピクチャーは作っていると思います。もしくは企業では社長自らはグランドピクチャー造りには関わっていない可能性もあります。

やはり社長は実務・実践系であり、研究は他のセンスある人に任せているのです。

 

5 政治家の役割はグランドピクチャーを描くことではない?

以上のことを踏まえて、1人議論を展開していきます。

 

以上のことを考慮すると政治家の役割は必ずしもグランドピクチャーを描くことではないとも言えそうです。

グランドピクチャーは他の人に作成させれば良いのです。それをきちんと理解し、マニフェストに盛り込むのです。

 

とはいえ、最近のマニフェストはグランドピクチャーほど壮大ではなく3~5年先レベルの話が多いですが。

 

研究と実務・実践系はベクトルが違います。橋下元市長は学者をバカにし、「政治とは実務・実践だ」とガンガン主張していますが偏りすぎでしょう。

 

学者や他の研究所などの研究系の人の「グランドピクチャー作成」を活用しなければならなかったのです。

研究をバカにするということはグランドピクチャーをバカにしているのと同義だと感じます。ですが実務・実践系の大事さも分かります。

 

両者がお互いの役割を自覚し、手を取り合い、協力するのが最強ということになります。

橋下元市長は学者や研究系をバカにしすぎである点が玉に瑕です。

 

研究系の人は実務・実践系をおざなりにしがちですがそれは向いてないので仕方ありません。どちらも重要な役割があるのですから、手を取り合うべきです。

 

★グランドピクチャーは外注してもいいという僕の主張ですね。苫米地氏は政治家の仕事だと言ってましたが。。。

 

6 結論。

最後に結論に入ります。

 

政治家はどうあるべきか?の答えは研究系のグランドピクチャーを活用し、それを実務に落とし込み、確実に遂行する実践系の仕事であると言えそうです

 

政治家は実務・実践系の人が基本であり、研究系はあまり得意ではないので専門家に任せるのです。

 

よって、橋下元市長は実務・実践系なので政治家には適任なのですが研究系の学者をバカにしすぎであり、活用してないと考えられるので損をしていると思います。

 

政治家の人たちは研究系(学者など)を活用し、実践で成果を出すことを意識してもらいたいものです。

 

★こういう意見を知っておくと、政治家は実践の人であり、研究系とは相性が悪いといえるかもしれません。

研究系でグランドピクチャー系はそれが得意な人に任せればいいのです。

 

7 まとめ。

最後に、まとめをします。

1 政治家が担う役割として「政治の目の前の仕事の遂行」という側面はあり、具体的には「外交、次々に出現する課題(テロや地震などの災害など多数)、政策や国会での審議、さらには選挙で有利になるための地方回り」です。

2 苫米地氏によると、政治家の本来の役割は「グランドピクチャーを描く人」ということでわり、雑務は官僚の仕事と言っています。

3 僕の主張としては、グランドピクチャーを描くことは今の政治家には難しく、理由として「政治家は雑務が多いこと」、次に「その能力もないこと」を挙げ、グランドピクチャーとは「センスのある人が膨大な時間をつぎ込んでようやく出来上がる」ものであり、研究所や学者やどこかのライター(僕のようなや本の著者)が作っていると言っています。

4 政治家は研究系ではなく「実務・実践系」であり、「グランドピクチャー作成」は外注するのもありで、グランドピクチャーを作る学者や研究系を馬鹿にしていた橋下元市長は損をしていたと僕は主張しました。(橋下市長は実行が大事だと主張しすぎであり、グランドピクチャーを作る人を軽視しすぎだった)

ではこの辺で。(3293文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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