本の批評「「僕は自分が見たことしか信じない」の偏屈さと諦め」「副題 自分の経験したことしか信じていない人に対して諦めたことがある人はいますか?」

どうも、武信です。(No11)

 

読解力強化サイトでもあります。難易度は5段階評価で、今回は1です。問題が一番下にあります。

 

「君はこの文章を正確に読み解くことができるか!?」(初代ガンダムのパクリです)

 

さて、本の批評「「僕は自分が見たことしか信じない」の偏屈さと諦め」というタイトルで話していきますね。

昔の記事なので内容が稚拙です。今は内容が濃い文章を書く人でも昔はこういう記事を書いていたという教訓、参考にして欲しいなぁと思い、敢えて載せます。2014年1月の記事です。

 

「僕は自分が見たことしか信じない」という人、つまり自分の経験しか信じない人がいると思うのですが、僕はそういう人の偏屈さ(ひねくれていること)に対して諦めを抱くという意味で書いています。

僕が当時、リアルに感じた体験談です。

では書いていきます。

 

1 「僕は自分が見たことしか信じない」という本のタイトルをヒントに考察。

「僕は自分が見たことしか信じない」という本があります。

内容は読んでないですがタイトルが過激です。

この本をヒントにしていろいろと考察していこうと思います。

 

さて、以下のような視点を考えたことがある人はいるでしょうか?

 

人間とは「自分側から見ている視点」によって物事を考える傾向にあります。

例えば自分がMな人間は攻撃されることが好きです。となると相手も攻撃されると嬉しいのでは?と考えてしまうのです。

Mな人間がたまに攻撃的な発言をするのはそのせいです。

 

また、Sの人間も相手を攻撃するのが好きですがSの人間は2つに分かれます

 

自分が攻撃するのが好きなのだから相手も攻撃されて嬉しいと思う人が1つ目です。

 

2つ目は自分が攻撃されるのが嫌なタイプのSの人は相手も攻撃されるのが嫌なのでは?と感じ、あまり攻撃しないタイプのSがいます。

 

次に、自分が嘘ばかりついているタイプの人間は相手も同じように行動すると思いがちです。だから執拗に疑います。

自分が嘘をつきまくるのだから相手も嘘をつくに違いないと思うのです。

 

また、自分が努力家で勉強ができるタイプは相手も同じように努力次第で勉強ができると思いがちです。ですが現実は怠惰な人もおり、誰もが努力家ではありません。

自分の基準を相手に押し付けると面倒なことになります。

 

2 マーケティングと対人交流。

ここで話題が転換してマーケティングと対人交流に移ります。ついてきてください。

 

マーケティングでは自分の価値観からいかに脱却できるか?が問われると思います。 

ユーザーの最大公約数の嗜好をいかにくみ取れるか?が売れる秘訣なのでしょう。

 

スティーブ・ジョブズはマーケティング調査をほとんどしないで自分が欲しいものを作ったらしいです。

スティーブ・ジョブズの感性が天才的なので多くのユーザーの嗜好に合致したと捉えるべきでしょう。

 

対人交流でもいかに様々な人間の価値観を知ることができるか?がより良い人間関係の維持の秘訣です。

好きな人の価値観に合わせると好かれる例は多いです(生理的嫌悪がない場合)。

 

リーダーも部下の多様な価値観を知っていれば操縦しやすいです。

 

★過去の記事なので内容が稚拙だなぁと我ながら感じますw

 

3 コミュニケーション能力が高い人は自分だけの価値観からしか見ていなくたくさんの人間の価値観を理解しようとしている。

ここで、コミュニケーンション能力が高い人の特徴を述べていきます。話題が飛び飛びです。

 

コミュニケーション能力が高い人は自分だけの価値観からしか見ているのではなく、たくさんの人間の価値観を理解しようとしている人のことです。

上に立つ人には不可欠な資質です。

 

例えば、政治家の場合、自分のキャリアだけしか信じていなかったら他人の経験を軽視するので部下などに任せることができません。

上に立てば立つほど自分の経験以上の視点が求められます。

1人で全てを経験することは不可能です。

 

自分の専門分野は持論があっていいのですが専門以外は他人に任せる必要があります。

だから自分の視点、経験だけを信じていては務まりません

 

コミュニケーション能力が低い人や地位が下の人ほど自分の視点以外はあまり見ていません

自分が絶対だと思っています。他人を理解しようとしません。

だから、対人関係でぶつかるし、上の地位に行けないのです。

 

★まぁ、当たり前のことを書いていますが、ご容赦を。。。

 

4 自分が見たことしか信じない人は世の中に多くいる。

ここでタイトルと同じテーマで、核心に迫ります。

 

しかし「自分が見たことしか信じない」という人は世の中にはたくさんいます。

僕はそのような人をこれまで説得しようとしたことがありましたが最近、無駄だと思うようになりました。

 

養老さんの言葉で言えば、「バカの壁」です。

前提知識に差がありすぎるならば理解し合うのは難しいのです。

 

ならば説明して分からない、もしくは分かろうとしない人には説得するのは諦めようと考え出しました。

「分かる人にだけ分かってもらえばいいのでは?」という発想の切り替えです。

自分視点だけでしか見れない人は説得するだけ無駄なのです。

諦めも肝心です。僕はいろいろな価値観を取り込もうとしています。

 

本をたくさん読んでいるのはそのためです。自分だけの狭い価値観、視点だけじゃなく世界を広げたいのです。

 

★この頃(当時)は、僕がいくら説得しても無駄だった経験がリアルに書かれています。

 

5 最終的には自分と同じ価値観同士で集まる。

また話題が飛びます。

 

ですが最終的に落ち着くのは自分と同じ価値観を持った人種といるときです。意志疎通が楽だからです。

コアとなる価値観・思想は人間はほぼ変わらないと思います。多様な価値観を取り入れて他者を理解しようとするのは骨が折れます。

 

コミュニケーション力が高い人は多様な価値観の取り込みが生来の気質じゃないなら無理をしていいます。

そういう人は立派ですが無理しない範囲でやればいいと思います。

 

★これも当時、リアルに直面して、僕が感じたことなのでしょう。

 

6 「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」という本からの引用・まとめ

最後に、本からの引用・まとめをします。特に、まとまりのない記事でしたね。。。

 

「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」という本からの引用・まとめを最後に書きます。

 

そのための能力構築として読書がある。人間は自分ひとりの視点から世の中を見ているがこれだけ世の中が多様化してくると自分ひとりだけの視点では物事を理解するのにどうしても限界が出る。

 

しかし、本を読めばその著者の視点から世の中を疑似的に見れる。

 

例えば、著者の本を読めば「著者の視点から世の中を見る」こと。「藤原ロールプレイ」をしているようなもの。こうした視点の転換をいかに数多くできるか。

 

もし800万通りの視点を獲得できれば八百万神(やおよろずのかみ)、つまり神様の視点でこの世界を眺めることができるとも言える。

 

本には、ひとりの人間が人生の膨大な時間をかけて獲得した独自の視点や専門性が詰まっている。

それをたかだか数時間の読書で自分のものにできるのだから読書をしない手はない。圧倒的な読書体験は自分の頭の中に教養のデータベースを築く。

 

それが充実すればするほど、物を見たり考えたりするときの深さが増していく。以上、ここまで。

 

参考になる視点ですね。

ではこの辺で。 

 

7 クイズ問題。

最後に、読解問題を出します。「この記事で正しく表現されている文章は以下のどれか?全て答えなさい。正しい答えがない場合もあります」

 

1 人間とは「自分側から見ている視点」によって他者を見ており、例えば自分がSの人は「自分が攻撃するのが好きなのだから相手も攻撃されて嬉しいと思う人」である反面、「自分が攻撃されるのが嫌なタイプのSの人は相手も攻撃されるのが嫌なのでは?と感じ、あまり攻撃しないタイプ」もいます。

2 売れる秘訣とは「ユーザーの最大公約数の嗜好をいかにくみ取れるか?」であり、マーケティングとは、他者の価値観にいかに合わせられるか?ですが、スティーブ・ジョブズは市場調査をしないで自分の欲しいものを作った。

3 上に立てば立つほど自分の経験以上の視点が求められ、なぜなら自分1人では全てを経験できないからであり、だからこそ、自分の視点、経験を信じて、自分の専門外を他者に任せる視点が必要です。

4 最終的に落ち着くのは「自分と同じ価値観を持った人種といるとき」であるが、多様な価値観を取り入れて他者を理解しようとするのも大事ですが、コミュ力の高い人ほど無理をしているので、自分のやれる範囲内でやるべきだと言っている。

 

正解は正解記事に貼ります。

https://note.mu/generalisttake/n/n8240cfb59e29

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください

参考・引用文献。

「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」

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